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行者ニンニク 肥料
我が家の行者ニンニク、4鉢あり、けっこう楽しめます
行者ニンニクは、滋養強壮にも効く山菜として、注目されています。
家庭菜園で育てる方も増えています。
自然下では、山の中にはえていることの多い行者ニンニクですが、
自分で育てるとなると、肥料をどうしようか悩みます。
行者ニンニクは生長が遅く、効率良く増やすためには肥料が欠かせません。
どのような肥料をいつ施せば良いのかをご紹介します。
[行者ニンニク 肥料]
■有機肥料が効く
行者ニンニクは、肥沃で水はけの良い土を好みます。
そのため、土作りも、堆肥や鶏ふんなどの有機質な肥料が適しています。
また、土質を改善し、ふかふかで水はけの良い土にするために、
肥料を施すと同時に、腐葉土をたっぷり入れておくのも効果的です。
春に芽が出て秋に地上部が枯れるまでの間、肥料効果が続いているのが理想的です。
有機質の肥料であれば、効き目は緩やかで長期間肥効が続きます。
その点からも、行者ニンニクには堆肥などの有機肥料が合っています。
春を告げる行者ニンニク
■根に合わせて20cmの施肥を
行者ニンニクの根は案外浅いため、肥料を土に混ぜる時は、
あまり深くまで混ぜない方が効果的です。
地表から約20cmくらいの深さまでに混ぜ込めば、
行者ニンニクの根が肥料分を吸収することができます。
植え付け前には、一度は必ず土を耕します。
最初に耕す時は、30cm~40cmくらいまで掘って、
石などの不要なものを取り除いておきます。
その後、土を埋め戻したら、1㎡あたり10kgの堆肥を混ぜ込みます。
この堆肥を混ぜる時は、深くまで混ぜ込む必要はなく、
表層の20cmをクワなどを使って混ぜ込むようにします。
■肥料のタイミング
行者ニンニクに肥料を与えるのは、元肥と追肥です。
植え付けを行う時に、土作りの段階で元肥を施しておきます。
有機質が中心の肥料であれば、長期間効果が続くので、その年は追肥は不要です。
プランターで行者ニンニクを育てる場合は、有機質を含んだ培養土を使うと良いです。
行者ニンニクは7月頃に地上部が黄色く変色し、枯れていきます。
地上部が枯れ始めた後、秋になったら追肥を行います。
株元に堆肥や腐葉土などをかぶせることで、防寒代わりにもなりますし、
冬の間にゆっくりと分解された養分が、春以降にまた効き始めます。
地植えの場合は、植え付け時の元肥と、年に1回の追肥で大丈夫です。
プランターなどで育てている場合であっても、
基本的には植え付け時の元肥と、年に1回の追肥だけです。
ただ、プランターの場合は、水やりで余分な水と一緒に肥料成分が流れるため、
地植えよりも肥料成分が留まりにくくなります。
そのため、栽培中に葉色が悪くなるなど、
肥料が足りていないなと感じた時は、追肥が必要となります。
また、プランター栽培の場合、植え替えを行う予定の年は、
植え替え時に元肥を入れることとなるので、秋の追肥は不要です。
春には、美味しい山菜です♪
■葉色が悪くなった時は?
年に1回の追肥をしていても、どうしても肥料が足りなくなることがあります。
葉の色が薄くなったりしたら、肥料切れのサインです。
緊急の場合の追肥は、堆肥などを与えても肥効の時間がかかるため、向きません。
即効性のある液体肥料がお勧めです。
液体肥料の中にも、有機質でできたものと、化学肥料でできたものとがあります。
基本的にはどちらでも構いませんが、有機質で育てているのであれば、
液体肥料も有機質からできたものの方がお勧めです。
液体肥料は、規定通りに薄めるか、少し薄めに作り、水の代わりに与えるようにします。
液体肥料を与えたら、1週間~2週間ほど様子を見ましょう。
それでもまだ葉色が戻らなければ、もう1度液体肥料を与えて様子を見ます。
何度肥料を与えても状態が変わらない場合は、
日当たりや病害虫が原因で葉色が悪くなっている可能性があります。
原因をすぐに突き止め、改善してあげましょう。
■参考
・行者ニンニク 栽培
・行者ニンニク 通販
・行者ニンニク 保存
・行者ニンニク採取
・行者ニンニクの食べ方
ニンニクの旬は?
ニンニクは一年中スーパーに並んでいる野菜の1つですが、
実は旬があることをご存知でしょうか。
しかも旬の時期にしか味わえないニンニクがあるのです。
ニンニクの旬を知り、極上美味のニンニクをいただきましょう♪
赤ちゃん ニンニク
赤ちゃん、いつからニンニクを食べられるのでしょう?
ニンニクは色々な料理に使うことができて便利ですし、
食欲をそそる香りもたまりません。
大人になってから、ニンニクの魅力に気づいたという方も多いでしょう。
けれど思い返してみると、自分がいつからニンニクを食べていたのか、
覚えている人は少ないと思います。
小さな赤ちゃんのうちは、ニンニクを食べても良いのでしょうか。
[赤ちゃん ニンニク]
■赤ちゃんとニンニク
赤ちゃんが食べ物を食べるようになるのは、離乳食が始まってからです。
では、離乳食が始まれば、すぐにニンニクを食べさせても良いかというと、
それは絶対にいけません。
大人にとってのニンニクは、食欲をそそる香りや、
滋養強壮など健康に良い食品としてのメリットがあります。
ところが、赤ちゃんにとってのニンニクは、刺激が強く、内臓に負担をかけたり、
アレルギーや下痢の原因となることがある食品なのです。
そもそも赤ちゃんの内臓は、大人にくらべるとまだまだ未熟です。
ニンニクはとても刺激が強く、大人ても食べすぎるとお腹を壊すことがあります。
ほんの少しであっても、赤ちゃんにとってはかなりの負担となるため、
早くから与えるべきではありません。
ニンニクは健康に良いとされる食品の1つではありますが、
わざわざ赤ちゃんが食べなければいけないということはありません。
ある程度成長するまでは、無理に与える必要はありません。
ただ、大人と同じ食事に慣れさせる過程で、
できるだけ早いうちから慣れさせたいという場合は、
1歳(12ヶ月)を過ぎてから与えるようにします。
1歳からだんだんと食べると良いようです
◎ニンニクを与える時の注意点
1歳を過ぎていても、ニンニクを初めて与える時は、
ごく少量からチャレンジするようにします。
ニンニクは臭いが強いので、その臭いを嫌って、食事を口にしないこともあります。
ニンニク特有の臭いがしないくらいの量から始めると良いでしょう。
また、ニンニクは生の状態の方が刺激が強いので、
必ず火を通したものを与えるようにします。
生の状態だと、少量でも香りが強くなりますし、
刺激が強いために下痢の原因となります。
慣れさせるためであっても、毎日与えるのも避けるようにします。
最初は少量から、時々食べさせて、成長に合わせて頻度や量を増やしましょう。
ニンニクを与える時に最も注意したいのが、食べた後の子どもの反応です。
子ども自身がおいしい顔をしているかどうかも大切ですが、
アレルギーの反応がないかをチェックしておきましょう。
食後~数日後までの間に、口の周りに赤いぽつぽつができていたり、
下痢、くしゃみや鼻水、目の痒みなどの症状が出たら、
ニンニクが刺激となっている可能性があります。
アレルギーはすぐに症状が出る場合と、遅れて症状が出る場合があり、
特に遅れて症状が出た場合は、原因が何か分かりにくいので注意が必要です。
すぐに症状が出てしまった時のことを考え、初めてニンニクに挑戦する時は、
かかりつけ病院が開いている、平日の昼間がお勧めです。
■母乳とニンニク
ニンニクは赤ちゃんの口に入らなければ、特に問題ないだろうと思いがちですが、
母乳にも影響が出ることがあります。
母乳に影響が出れば、それを飲む赤ちゃんにも影響が出やすくなります。
母乳にニンニクの影響が出る場合、母乳にニンニクの成分が混ざるというよりは、
母乳自体にニンニクの臭いが移り、赤ちゃんがそれを嫌がることが考えられます。
妊娠中でも、妊婦がニンニクを食べるのは、特に禁止されていません。
もちろん、授乳期間中のニンニクも禁止はされていません。
むしろ妊婦さんが体力をつける必要があるため、
健康食品として摂取することは悪くありません。
どちらの場合も、母体の内臓で消化・吸収されるため、
赤ちゃんの内臓に負担がかかることはありません。
ただ、妊娠中は胎盤という最強のフィルターを通しているため、
赤ちゃんに臭いが届くことが少ないのですが、
母乳の場合はフィルター機能が弱いため、臭いが母乳に移ってしまいます。
ニンニクの臭いは、大人が嗅いでも強いと感じることが多い臭いです。
まだ感覚が敏感な赤ちゃんは、母乳の変化にも敏感です。
ニンニクの臭いがすることで、母乳を嫌がることもあるので、
くれぐれも食べすぎには注意しましょう。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・ニンニクの芽 栽培
・行者ニンニク 栽培