ニンニク ニキビへの効果
ニンニク ニキビへの効果
ニキビといえば、思春期の象徴ともいえるものですが、
実際は大人になってからも悩まされる方が多いものです。
いくつになっても、たった1つのニキビがとても気になるものです。
ニキビを早く治せる方法があると、噂になっているものがあります。
それが食欲増進や滋養強壮に効くとされる、
ニンニクを使った方法というのですから驚きです。
ニンニクを使った方法で、本当にニキビは治るのでしょうか。
にんにく卵黄 効果
にんにく卵黄のサプリメントなどのCMがよく放送されているため、
存在自体を知っている人はたくさんいるでしょう
けれど、実際ににんにく卵黄を飲んだ時、
どのような効果が得られるのか分からないという人は、意外といます。
ニンニクも卵黄も、どちらも体に良いものということは有名です。
では、ニンニクと卵黄の両方を合わせたにんにく卵黄には、
どのような効果があるのでしょうか。
[にんにく卵黄 効果]
■ニンニクの効果
ニンニクを食べることで得られる効果といえば、
滋養強壮や疲労回復がまず頭に浮かびます。
少し疲れている時にニンニクを食べると、元気が回復します。
他にも、ニンニクには殺菌作用やアンチエイジング効果もありますし、
体力を回復し体内の糖を代謝して、ダイエットにも役立つという効果もあります。
最近ではガン予防にも効果があるとして、とても注目されています。
これほど効果のあるニンニクですから、やはり積極的に摂取したいですよね。
ところが、効果が高いニンニクも気になるのが臭いです。
食べる時はその独特の香りが食欲をそそりますが、
食べた後は体臭や口臭として残るため、とても気になります。
けれどニンニク特有の臭いも、しっかりと加熱している、
にんにく卵黄であれば、ほとんど気になりません。
■卵黄の効果
卵は完全な食品として、今も昔もよく食べられています。
卵黄にはレシチンやコリン、アミノ酸といったたくさんの成分を含んでいます。
レシチンは、コレステロールや脂肪を排出するのを助けてくれる効果があるため、
ダイエットや生活習慣病予防に役立ちます。
コリンは、認知症予防の効果が期待できるとされています。
アミノ酸は、様々な食物に含まれている成分です。
体内でも生成することができるのですが、
アミノ酸によっては体内で作ることができないものもあります。
人が生きていく上で必要で、かつ体内で作ることができない、
アミノ酸が、卵黄にはすべて含まれています。
ニンニクに卵黄が加わると?
■ニンニク+卵黄の効果
ニンニクも卵黄も、単体であっても素晴らしい効果があります。
けれどこの2つを組み合わせることで、さらにすごい効果が期待できるのです。
・滋養強壮
・老化防止
・血流促進
・生活習慣病予防
・ガン予防
・美肌効果
・血管を健康に保つ
・殺菌、抗菌作用
・疲労回復
・風邪予防
この他にも、様々な効果が期待できます。
どれをとっても嬉しい効果ばかりですし、
長い人生を健康に生きていく上で、どれも大切なことばかりです。
■効果を感じない人は?
にんにく卵黄は薬ではありません。
どちらかというと、健康維持のために摂取するサプリメントといった位置づけです。
体質や健康状態によって、にんにく卵黄を飲んだ時に、
効果が出やすい人と、出にくい人がいます。
にんにく卵黄を飲むことで得られる効果は、
西洋医学による薬を飲んだ時に得られる効果とは、まったく異なります。
人の体に作用する強さが緩やかで、効果が出るスピードも人それぞれです。
にんにく卵黄は、特定の病気にかかっていたり、
重篤な状態になった体を戻すためのものではありません。
年齢とともに疲れやすくなったり、病気ではないけれど体がだるいなど、
東洋医学でいう「未病」の症状を回復し予防するためのものと考えましょう。
そんなにんにく卵黄を摂取してみたけれど、
効果が出ているか分からないという人がいます。
実際に効果が出ない人というのも存在するとは思いますが、
効果を感じない人の中には、もともと健康であったということもあると思います。
すでに100%元気な人がにんにく卵黄を摂取しても、それ以上元気になれません。
疲れている、調子が悪いと感じているからこそ、
摂取した時の効果を感じることができるのです。
100%元気な人も、疲労などを予防し、健康な状態を保つために
にんにく卵黄を摂取するということも、もちろん効果的です。
■参考
・にんにく卵黄とは?
黒ニンニクの力と効果
黒ニンニクの外皮は濃いベージュ色をしていて、
いざ皮をむいてみると、中から真っ黒なニンニクが出てくるのです。
一見すると少し怖い黒ニンニクですが、
そこには秘められた効果が詰まっています。
[黒ニンニクの力と効果]
■黒ニンニクとは?
近日、注目を浴びている黒ニンニクとは、何でしょうか?
ホワイト六片などの普通のニンニクを、
1か月ほど発酵熟成させたもののことです。
ニンニクは最初は白いですが、発酵熟成させていく過程で、
だんだんと色が濃くなり、最終的には真っ黒になります。
黒ニンニクを初めて見た時は外見に驚きます。
しかし熟成させる前のニンニクに比べると、
ニンニク特有の香りがほとんどなくなっています。
さらに食べてみると甘みと少しの酸味があるため、
プルーンのようなドライフルーツを食べている感じがするのです。
パワーが強そうな色と形です
■黒ニンニク 無臭の秘密
ニンニク特有のあの香りの原因は、
ニンニクに含まれているアリシンという物質です。
ところが、発酵熟成させることにより、
このアリシンがS-アリルシステインとう物質に変化するのです。
アリシンはS-アリルシステインに変化することで、
あの特有の臭いがほぼなくなってしまいます。
臭いが強いニンニクも、黒ニンニクとなった時には、
ほぼ無臭となっていて、効果は残ったままなのが驚きです。
ニンニクを食べると、翌日の口臭や体臭が気になっていた人でも、
ニンニクの香りが苦手という人にも、
香りを気にすることなく食べられるのが黒ニンニクなのです。
■黒ニンニクの効果
ニンニクを発酵熟成させて黒ニンニクにすることで、
本来の成分が変化し、普通のニンニクよりもさらに効果が強まります。
では、いったいどのような効果がより強くなるのでしょうか。
・滋養強壮
ニンニクを食べることで得られる、言わずと知れた効果ですが、
黒ニンニクになるとさらにパワーアップします。
疲労回復にも効くため、朝の目覚めがよくなったりします。
・ウィルス撃退
風邪のウィルスだけでなく、
インフルエンザやノロなどのウィルスに強くなります。
これは免疫力を高める作用があるためで、
黒ニンニクを食べることで病気知らずも夢ではありません。
・アンチエイジング
抗酸化作用が強くなるため、活性酸素を除去し、
アンチエイジングに一役買ってくれます。
血流をよくする効果もあるため、
冷え性や低体温による不調にも効き目があります。
・抗がん作用
発酵させていないニンニクにも抗がん作用はありますが、
黒ニンニクに含まれるS-アリルシステインにより、
さらにその効果が強まるとされています。
ガン細胞を攻撃するNK細胞が注目を集めていますが、
S-アリルシステインにはNK細胞を活性化させる力があります。
発酵熟成期間が大切な黒ニンニク
■黒ニンニクの作り方は?
黒ニンニクを自作することは、もちろん可能です。
ただし、発酵熟成させている間、同じ温度に保つ必要があります。
完成までに1か月ほどかかることもあり、
恒温器のようなものを持っていなければ、
同じ温度を保つのはなかなか難しいものがあります。
そして最も大変なのが、臭いです。
発酵させている間、かなり強烈な臭いを発します。
部屋が臭うのも、完成までの1か月を待つこともできないという時は、
市販されている黒ニンニクをおすすめします。
ネットでも、品質の良い黒ニンニクを容易に入手できます。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培