ニンニクとハーブのオイル漬け
ニンニクとハーブの香りが移ったオイルは絶品で料理に活躍!
■ニンニクとハーブのオイル漬け
ニンニクとハーブをオリーブオイルに漬け込むと、香りがオイルに移ります。
この香りの移ったオイルは、サラダのドレッシングやマリネにそのまま使え、
しかもニンニクとハーブの香りを含んでいるので、
普通のオイルを使ったのとは一味違うおいしさが生まれます。
パスタを作る時など、オイルとニンニク、ハーブを一緒に火にかけて、
香りを移す方法はありますが、
この方法だとオイルが酸化しやすく、長い期間置いておけません。
その点、火にかけずに作るオイル漬けであれば、
火を使って香りを移すよりも日持ちがします。
オイル漬けに使ったニンニクは、
香りが移った後取り出して別の料理に使えるので便利です。
●材料
ニンニク……2かけ
お好みのハーブ……適量
エクストラバージンオリーブオイル……100cc~150cc
●作り方
1.ニンニクは皮を剥き、尖っているのと反対の部分を切り落としてから、
潰すかスライスしておきます。
お好みのハーブは水で洗い、水気をきちんとふき取っておきます。
2.清潔な小瓶にニンニクとハーブを入れ、オリーブオイルを注ぎます。
3日~4日ほど経ったら、オイルに香りが移っているので使えるようになります。
●ポイント
ハーブはお好みのもので構いません。
ローズマリー、タイム、バジル、オレガノ、レモングラス、レモンバームなど、
ニンニクと相性の良いものなら何でも使えます。
ただし、ハーブにはローズマリーやタイムのように、枝が木質化するタイプと、
バジルやレモングラスのように、柔らかい葉の状態で使用するものとがあります。
木化質するタイプは、香りが移るのに時間がかかるので、
数日経っても香りが弱い場合は、もう少し置いてから使います。
反対に柔らかいタイプのハーブは、水分を多く含んでいるので、
香りが移った後は取り出しておいた方が日持ちします。
ニンニクは、ハーブのタイプによって切り方を変えるのがお勧めです。
木質化するタイプは、香りが移るのに時間がかかるため、
ニンニクも潰す程度でも十分です。
柔らかい葉のハーブの場合は、スライスしておくと香りが移りやすくなります。
使用するハーブは、使用する前に必ず水で洗います。
洗った後は、キッチンペーパーなどを使って水分をきっちりふき取っておきます。
ふき取った後、1時間ほど乾燥させておくのもお勧めです。
オイルに水分が入ると傷みやすくなるので、注意しましょう。
オリーブオイルを注ぐ時は、
必ずハーブやニンニクの頭が出ないくらいまで注ぎます。
オイルから出ていると、空気に触れてしまい傷む原因となります。
■こちらもお勧めニンニクレシピ
・ニンニクの醤油漬け
・たこのアヒージョ
・ニンニクと海苔のスープ
・ニンニクのトースター焼き
・ニンニク味噌
・ニンニクと海苔の炊き込みご飯
・レンコンのアリオリサラダ
・叩きキュウリ ニンニク風味
・ガーリックハーブバター
・長芋とコーンのガリバタ醤油
・中華風ドレッシング|ニンニク風味
・こんにゃくのガーリックステーキ
・ニンニク入り豚汁