最高級ニンニク
ブタペストの市場
ニンニクをスーパーで見ると、
産地や銘柄によって値段にかなりの差があることに気づきます。
輸入されたニンニクよりも、国産のニンニクの方が値段が高く高級です。
高級な国産ニンニクの中でも、最高級のニンニクとは、どのようなものでしょうか。
[最高級ニンニク]
■輸入ニンニクと国産ニンニク
海外から輸入されたニンニクの場合、1玉100円ほどすることもありますが、
中国産であれば100円で3玉以上買えることもあるほど低価格です。
ということは、輸入ニンニクよりも国産ニンニクの方が高級なのです。
国産のニンニクと一口に言っても、実は様々な品種が存在します。
最も有名なニンニクの産地といえば、青森県です。
この青森県で一番多く栽培されているのが、ホワイト六片という品種です。
生産量が多いため、スーパーでもみかける機会が多いです。
実はこの他にも、国産のニンニク品種は存在します。
北海道の固定種である北海道在来、
静岡県で栽培されている遠州早生、
長崎県で育てられることの多い壱州早生、
香川県で栽培されている上海早生などです。
北海道在来は、ホワイト六片と同じ寒地系のニンニクで、寒い地域で栽培されます。
それ以外の遠州早生や壱州早生、上海早生は、暖地系のニンニクと呼ばれ、
寒地では育てにくいため、中間地～暖地で育てられることが多い品種です。
沖縄を代表するニンニク品種である島ニンニクも、暖地系のニンニク品種です。
これらのニンニク品種は、あまりスーパーでは見かけませんが、
地元のスーパーや直売所などであれば、販売されていることもあります。
値段は販売しているお店によって差がありますが、
だいたい1玉あたり100円～300円くらいで買えます。
青森県産のホワイト六片の種球
締まりがあって、鱗片が大きい
■最高級にんにくの値段
輸入ニンニクよりも国産ニンニクの方が高いですが、
その国産ニンニクの中でも高いのは、やはり青森県産のホワイト六片です。
栽培されている量が多く、希少性はそれほど高くないように感じますが、
スーパーで売られているホワイト六片は、1玉が300円以上することもあります。
1玉100円で買えることは、ほぼないといっても過言ではありません。
青森県産のホワイト六片が、これほどまでに高級なのは、
やはり食味の良さや粒の大きさ、取り扱いやすさにあると思われます。
鱗片が大きいので、料理にもとても便利です
ニンニクは鱗片ごとにバラすと、1粒が小さいです。
鱗片1つが小さいと、皮が剥きにくく、調理する時にはかなり手間がかかります。
ところが、ホワイト六片は鱗片が大きいため、調理がしやすいのが特徴です。
また、火を通した時の甘みやほくほくとした食感も、他品種にはない特徴です。
そんなホワイト六片ですが、
ネット通販でまとめ買いをすることで、お得に購入することができます。
こういったお店でまとめ買いをすれば、
最上級の2Lサイズが1ｋｇ（10玉前後）入って4000円ほどで購入できます。
スーパーや百貨店などでは、1玉500円～600円することもあるので、かなりお得です。
他にもネット通販を行っているお店や農家があるので、ぜひチェックしてみてください。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培
