ニンニク 変形球
ニンニク変形球
ニンニクは、植え付けから収穫までにかかる時間が長いです。
秋に植え付けをして、収穫は翌年の初夏頃になる上、
収穫目的のニンニクの球は、地下に育ちます。
栽培期間中は地下がどのようになっているのか見えないため、
収穫するその時まで、ドキドキします。
ところが、いざ収穫してみると、思ったような球に生長していない時があります。
本来の姿ではなく、どこか形がおかしい「変形球」になっていることがあるのです。
ニンニクの変形球は、なぜ起こるのでしょうか。
ニンニクの病気
病気にならないように水はけの良い、連作してない用土で育てます
ニンニクは病気にかかりにくく育てやすいのですが、
まったく病気にならないわけではありません。
ニンニクが病気にかかったときに、
ニンニクの病気の予備知識があるとより良い対応ができます。
ニンニクの病気の症状と対策について、わかりやすくご紹介していきます。
ニンニク 葉枯病
葉枯病、ニンニクがかかりやすい病気の一つです
葉枯病は、症状が一つとは限らないため、何か異変を見つけたら、
原因が何かを突き止めるようにします。
この病気は、初期の頃であれば完治の可能性が高いですし、
症状が進んでいる状態でも、薬剤の使用によって軽減することもできます。
できるだけ早期に発見し、すぐに対処することが大切です。
症状を覚えておき、見つけた時には、即対応できるようにしておきましょう。
ニンニク 黒腐菌核病
酸性土壌で調子が悪いニンニク
ニンニクの黒腐菌核病(くろぐされきんかくびょう)は、
発病すると枯死する確率が高く、治療が難しい病気です。
黒腐菌核病は、発病してから対処するのではなく、
植え付け前の予防が中心となります。
ニンニク 白色疫病
自然な葉の枯れこみ
ニンニクの葉先が冬のうちに枯れたようになることがあります。
たいていは栄養素の不足や、寒さによる葉先の枯れであることが多いのですが、
病気の症状の1つである可能性があります。
ニンニクがかかる病気の中に、白色疫病というものがあります。
栄養素の不足などで起こる葉先枯れと似たような症状が出ることがあるので、
白色疫病に感染した時に出る他の症状や、予防法を知っておきましょう。