ニンニク栽培 春植え
ニンニク栽培は、一般に秋に鱗片を植え付けて初夏に収穫します
秋と春とでは気温帯が似ているので、同じ気温なら春でも育つような気もします。
実際に春に植え付けるとどうなるのでしょうか。
また、秋に植え付けるのと春の植え付けるのとでは、
なにか違いがあるのでしょうか。
ニンニク栽培の今後
ジャンボニンニクの地植え栽培
ニンニク栽培といえば、今までは球ニンニク栽培が基本でした。
管理人が子供の頃は、ニンニクといえば焼肉の時などに食べるくらいで、
常食はしていなかったように思います。
ところが、最近ではイタリアやタイ、インドなどの、
ニンニクをよく使う国の料理も、定着してきました。
紫々丸(ししまる)
紫々丸、なんともかわいらしい名前ですが、聞いたことがありますか?
暖地に住んでいて、ニンニク栽培のするために、
種球を探したことのある方は、ご存じかもしれません。
スーパーなどで並ぶことはあまりありませんが、
栽培品種としては、たいへん人気のある品種です。
紫々丸 プランター 1回目の追肥
■紫々丸 プランター 1回目の追肥
こんにちは、Senaです。
プランターで育てている紫々丸に追肥をしました。
1回目の追肥です!
紫々丸を植えたのは9月17日で、
1回目の追肥をするのは約一ヶ月後の10月17日近辺が目安です。
同時に育てている茎ニンニクより生育が良いので、
無事に追肥をすることができました。
10月10日時点の紫々丸はこうなっていました。
やっと不安にならないくらい育ってくれました。
葉は立性で、草姿は美しいです。
手前のプランターは生育も良いのです。
奥のプランターの紫々丸はあまり良くないですね。
この日に追肥をしました。
追肥に使ったのは、化成肥料です。
プランターの中央あたりに溝を作り、
その溝にパラパラと肥料を入れ、軽く混ぜてから土を被せました。
ニンニクなどに使う専用肥料があれば良かったのですが、
家には置いておらず、畑に置いてあったので使いませんでした。
畑のニンニクは、専用肥料を使いましたよ!
とりあえず、追肥が出来て一安心しました。
追肥はタイミングが難しいです。
植え付けて一ヶ月後が1回目の追肥の目安だそうで、
今後はそれを目安に追肥が出来るようにしたいです。
追肥は終わったので、あとは乾燥しないように管理するだけです。
冬になり、休眠してからはあまりすることがないと思います。
休眠するとどうなるか、楽しく観察したいです。
もしかしたら、冬になる前に冬枯れの状態になるかもしれません。
過去に栽培してきて、冬になると枯れてきたので、
今年も冬枯れの状態になると思っています。
雪が降ってくると、水やりも不要になりそうです。
今年の天候は読みにくく、雪がどのくらい降るかも分かりません。
ニンニクは耐寒性が強いので、多少の雪くらいなら平気でしょうね。
雪も降らなくなって、越冬したらまた追肥の時期になります。
ニンニクは、2回~3回、追肥を行うそうですね。
忘れないように今からメモを取っておこうと思います。
*こちらの栽培記事は、菜園仲間のsenaさんが担当しています。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培
高知ニンニク
鰹といえば、高知ニンニク!
高知県にも在来種のニンニクがあります。
高知、土佐といえば鰹です。
高知の人は、昔から鰹とニンニクを一緒に食べる習慣があるため、
鰹といえば土佐ニンニクなのだそうです。
高知のニンニクは、鰹の風味にもよく合うニンニクです。
[高知ニンニク]
■高知ニンニクの特徴
・色・形
高知の在来種であるニンニクは2系統あり、
どちらも鱗片の粒が大きく、皮が赤紫がかっているのが特徴です。
通常の在来種は、白い皮に赤紫が少し入る程度ですが、
赤玉種は皮全体が赤紫色をしています。
暖地向きの品種ながらも、球が大きめに育ち、鱗片数が少ないため立派です。
・香りと味
鰹との相性が抜群ですが、香りも味も強すぎるというわけではありません。
色が薄い方の在来種は、辛みが強く鰹の生臭さを消す効果が高いといえます。
反対に赤玉種は、風味がややあっさりしているため、
初鰹のようにややあっさりしたものと相性が良いようです。
生で薬味として食べる以外にも、
一般的なニンニクのように、料理の風味づけに使うこともできます。
鱗片が大きいので、蒸したり焼いたり揚げたりして、
ニンニク単体で食べるのもお勧めです。
■高知ニンニクの栽培のコツ
高知ニンニクの育て方は基本通りです。
ただ、高知の在来種はどちらも早生の性質を持っているため、
年が明けてからの追肥は早めにしておいた方が良いでしょう。
特に赤玉種の方は、5月上旬に収穫できるため、追肥が遅れると味に影響します。
鱗片が大きく、風味も良いので球ニンニクとして育てますが、
葉ニンニクや茎ニンニク(ニンニクの芽)としても育てることができます。
赤玉種の方は葉ニンニクとして育てられることも多いようです。
どちらの品種も花茎が伸びるので、茎ニンニクとして栽培できますが、
スーパーで売られている輸入ものの茎ニンニクのように、まっすぐは伸びません。
球ニンニク、葉ニンニク、茎ニンニクと、
どの部位を収穫するにも適しているオールラウンダーです。
高知で育てられている品種のため、暖地向きの品種となります。
また、種球はほとんど流通していないため、
栽培している人にゆずってもらうか、
発芽抑制処理をしていないものを購入し種球にする必要があります。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・ニンニクの芽 栽培
・行者ニンニク 栽培