ニンニク 大量消費
ニンニク 大量消費
ニンニクは常備しておくととても重宝しますが、
一度に大量に手に入った時は、どうして良いか困る時があります。
ニンニクは様々な料理に使えるため、レパートリーに困りませんが、
問題は食べられる量です。
ニンニクは食べた後の口臭や体臭も気になりますし、
一度に食べられる量もそれほど多くはありません。
毎日食べるのも難しいことがあるため、大量にニンニクがある場合は、
なかなか消費できないまま、芽が出てしまうこともあります。
大量にニンニクを消費するためには、どうすれば良いのでしょうか。
[ニンニク 大量消費]
■上手に保存して使い切る
ニンニクを買っても、すぐに芽が出てしまうという経験、ありませんか?
これはニンニクの生態を少し知っておくと、防ぐことができます。
日本でニンニクを栽培する時、秋に植え付けをして育て、
収穫は翌年の初夏となります。
つまり、秋のような気候になると芽が出やすくなる、というわけです。
また、明るい場所に置いておくのも、芽が出やすくなる原因となります。
さらに、芽が出る以外にもニンニクが使えなくなることがあります。
それは、カビがはえたり、腐ってしまった時です。
ニンニクは、気温と湿度の高い場所に置いていると、
どうしてもカビが発生しやすくなり、腐りやすくもなります。
つまりニンニクをできるだけ長く保存するためには、
涼しくて湿気がこもらないようにしておく必要があるのです。
たくさんのニンニクを紐などで結び、
壁などに吊るしているのを見かけることがありますが、
あれは風通しを良くするために、とても有効な手段です。
けれど、紐で結んで吊るすような場所がない場合や、
紐に結ぶのが難しい場合、吊るして保存することができません。
そんな時は、冷蔵庫や冷凍庫を使いましょう。
皮をむいた状態のニンニクを、タッパーなどの密閉容器に入れて、
冷蔵庫保存しておけば、2週間~1ヶ月ほどはもちます。
ただし、ニンニクを入れている容器の中に、
水分が溜まらないようにするのがポイントです。
水分が溜まると、どうしてもカビが発生しやすくなります。
さらに長期間の保存が可能なのが、冷凍です。
冷蔵と同じように、皮をむいた状態で冷凍しておけば、
いつでも使いたい量を使うことができます。
いつでも好きな料理に使え、できるだけ長く保存するためには、
こういった長期保存できるような工夫が必要となります。
醤油漬けをたくさん作っておくと、料理に薬味に活躍します
■大量消費できるレシピ
冷蔵庫にも冷凍庫にもいっぱいで、
それでもなおニンニクがたくさんあって困っている!という場合は、
やはり一度に大量消費できるレシピが有効です。
生のニンニクを保存食に変身させることで、ニンニク自体を大量に消費し、
かつ日持ちもする状態へと変えることができます。
ニンニクを大量消費する時の、お勧めの保存食をいくつかご紹介します。
・ニンニクの醤油漬け
・ニンニクのオリーブオイル漬け
・ニンニクの味噌漬け
・ニンニクのハチミツ漬け
これらの保存食の良いところは、
漬け床になっている部分(醤油漬けなら醤油、味噌漬けなら味噌)に、
ニンニクの香りが移り、調味料として使えるところです。
もちろん、漬けているニンニク自体も食べることができます。
それぞれにそれぞれの風味がしみこみ、とてもおいしい保存食となります。
漬け床には、ニンニクの香りが移りますが、
ニンニクそのものを使うよりもマイルドで、食べた後の臭いも気になりません。
ニンニク醤油を少し使うと味に深みが生まれて美味しいです♪
ハチミツ漬けにいたっては、しっかりと発酵させることで、
ニンニク自体を食べても香りがマイルドになります。
保存食にすれば、ゆっくりと消費できるので、慌てることもありません。
ただし、保存食にしたからといって、絶対に傷まないわけではありません。
特に余計な水分を含んでしまうと、保存食全体が傷みやすくなります。
保存食を作る時は、必ず清潔な手で行い、水気が入らないように注意します。
保存食を入れる瓶などは、煮沸して消毒すると安心です。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培