赤ニンニク

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赤ニンニクとは?

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akaninniku (2)

赤ニンニクという名を、近頃、耳にしますが、
ニンニクの中の一品種を指すわけではないようです

 

 

どちらかというと、皮が赤いニンニクのことを総称して、
「赤ニンニク」と呼ぶ場合が多いようです。

 

ニンニクといえば、表面も中も白いものを思い浮かべますが、
皮が赤いニンニクも意外と品種が多いのです。

 

では、赤ニンニクにはどのような品種があるのでしょうか。

 

 

[赤ニンニクとは?]

 

■赤ニンニクとは?

 

・最上赤にんにく
山形県の最上地方で古くから栽培されている在来種です。
一番外側の皮は白っぽく見えますが、
薄皮をむいていくと、中には濃い紫色の皮が見えてきます。

 

1粒が大きめで、1球に鱗片が6粒~8粒ほどつくことが多いようです。
そのため最上赤にんにくは、1球でも重量感があります。

 

最上赤にんにくには、生で食べるとピリッとした辛みがあり、
火を通すと甘みが強くなります。

 

火を通した時の食感も、ほくほくとしているので、
丸ごと焼いたり揚げて、食感と甘みを楽しむのにも最適です。

 

 

akaninniku (1)

大島赤丸にんにく C)赤松種苗

 

 

・大島赤丸にんにく
大島赤丸にんにくは、

山口県萩沖合の離島で栽培されている品種です。
最上赤にんにくと同様に、
鮮やかで濃い紫色をした皮が特徴的なニンニクです。

 

最上赤にんにくよりも粒は小さいですが、
1球にたくさんの鱗片がつきます。

 

味も香りも濃厚で、パンチが強いです。
大島赤丸にんにくが、栽培されていた地方では、
滋養強壮の健康食品とされていたのもうなずけます。

 

粘土質の土で育てると、
よく締まった良い赤丸にんにくが育つそうです。

 

種球が販売されているため、
赤ニンニクの中では比較的入手しやすい品種です。

 

 

akaninnniku

イタリア産赤ニンニクAGLIO ROSSO C)なえ屋

 

 

・イタリア系赤ニンニク

日本で種球として売られていることは少ないですが、
イタリア系の赤ニンニクも人気があります。

 

日本と同様に、海外でもニンニクはとても重要な食材で、
品種も用途もとても多いです。

 

粒が大きいもの、小さくても鱗片の数が多いものがあります。
皮の色は、最上や大島赤丸ほどの濃さはなく、薄紫くらいです。

 

それでも白いニンニクに比べると、味も香りも強く、
ニンニクの風味を利かせた料理には欠かせません。

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