ニンニク 副作用

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ニンニク 副作用

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ニンニクで元気一杯♪

 

 

ニンニクを食べると体力が回復し、元気になれるとして、
健康食品としても注目されています。

 

ニンニクを食べれば元気になるというイメージが強いですが、
良い効果があるものには、たいてい副作用が存在します。

 

体質によっては副作用が大きい場合もあるので注意します。
無害に思えるニンニクには、どのような副作用があるのでしょうか。

 

 

[ニンニク 副作用]

 

 

■ニンニクの副作用

 

ニンニクは健康に良いとされる食品のため、
健康食品として加工されているものも、たくさん出回っています。

 

病院でもらう薬とは違い、いくら食べても問題がないように思えますが、
実はニンニクやその健康食品にも副作用は存在します。

 

まずは、ニンニクやその健康食品を摂取すると、
起こる可能性のある副作用をご紹介します。

 

・腹痛、下痢
ニンニクには高い抗菌・殺菌作用があります。
これにより、体内に入ったウィルスなどを撃退することができます。

 

風邪やインフルエンザをはじめ、様々な菌に効果があるニンニクですが、
この高い殺菌効果によって、腸内の菌までも殺菌することがあります。

 

腸内には色々な菌が存在しますが、善玉菌と呼ばれるような、
残しておきたい菌まで殺菌してしまうと、
腹痛を起こしたり、下痢を起こす原因となります。

 

・胃腸の荒れ、むかつき
ニンニクは味も香りも、とても刺激の強い食品です。
体内に入った時も同じで、胃腸の粘膜を刺激し弱らせることがあります。

 

また、消化液の分泌を促す作用があるため、過剰に消化液が分泌されると、
胃腸の内壁を傷つけることにもつながります。

 

これによって、胃腸が荒れたり、むかつきをおぼえることがあります。
ニンニクは生の方が刺激が強いので、
薬味など生でニンニクを食べる場合は、食べすぎないようにします。

 

・血が止まりにくくなる
ニンニクには、血をサラサラにする効果があります。
どろどろ血をサラサラにするくらいならまだ良いのですが、
効果が出過ぎると、サラサラを通り越し、血が止まりにくくなります。

 

通常であれば、多少血が止まりにくくても問題になりませんが、
歯科での治療時やケガをした時などは、気をつけるようにします。

 

 

口臭には、気を使っていますにゃ~

 

 

・口臭、体臭
ニンニクを食べた後は口臭が気になる、という方は多いでしょう。
ニンニクは食べる時にも独特の香りがありますが、
食べた後も口にその臭いが残ります。

 

さらに体内に入って消化されることで、
汗腺からも臭いが出ることがあり、体臭の原因にもなります。

 

また、胃腸にニンニク成分が残っている間は、
呼気にもニンニクの臭いが上がってくることがあります。

 

体臭や胃腸から上がってくる臭いによる口臭の場合は、
歯磨きをしても、ほとんど効果はありません。

 

人によっては、食べた直後~数時間の間だけでなく、
数日の間口臭や体臭が強くなることがあります。

 

・肌荒れ
ニンニクと肌の調子とは、あまりつながりがないように思えますが、
意外と大きなつながりがあります。

 

胃腸が刺激されて粘膜が荒れたり、善玉菌が殺菌され減ることにより、
胃腸の調子が悪くなります。

 

胃腸の調子が悪くなると肌の調子が悪くなり、肌荒れを起こしやすいので、
ニンニクの副作用として、肌荒れも含まれます。

 

 

1日に摂取しても良いニンニクの量は?

 

 

■1日の適切な摂取量

 

副作用は、ニンニクをたくさん食べることで出やすくなります。
では、1日で摂取しても良いニンニクの量とは、どれくらいなのでしょうか。

 

ニンニクの刺激は、生か加熱しているかで異なります。
生の状態の方が刺激が強く、殺菌効果も高いため、
食べる量は少量に抑えておいた方が良いでしょう。

 

ただ、加熱したからといって、刺激物質がなくなるわけではありません。
生の状態よりは多少刺激が弱くなりますが、
ゼロになるわけではないので、食べ過ぎは禁物です。

 

1日の摂取目安としては、生は1かけまで、
加熱調理したものであれば2かけ~3かけまでとなります。

 

黒ニンニクやにんにく卵黄など、ニンニクを加工した健康食品も、
食べ過ぎは禁物です。

 

これらの加工食品も、ニンニクを使っています。
いわば加熱調理したニンニクと同じということになるため、
食べ過ぎれば副作用が出る原因となります。

 

パッケージなどに記載されている摂取量を守るようにしましょう。

 

・子どもの摂取量
また、子どもの場合は、目安となる摂取量は大人の半分と考えます。
ただ、子どもが小さければ小さいほど、量を加減する必要があります。

 

特に初めて食べさせる時などは、細心の注意をはらい、
アレルギーなどにも配慮して与えるようにしましょう。

 

体質によっては、大人でも少量で副作用が出やすい場合があります。
大人でもニンニクアレルギーなどを持っていることがあるので、
気になる方は一度検査しておくと安心です。

 

アレルギーがなくても、ニンニクの刺激に弱いということもあります。
その場合は、無理にニンニクを食べるより、
別の方法で健康維持をすることを考えましょう。

 

無理してニンニクを食べても、
健康になるどころか、副作用で悩むことになります。

 

■参考

・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・ニンニクの芽 栽培
・行者ニンニク 栽培



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