豚のリエット入り白菜スープ
■豚のリエット入り白菜スープ
豚のリエットは、油脂分が非常に多い常備菜です。
そのため、常温に戻してパンや野菜につけて食べたり、
炒め物の油として使うことが多いですが、スープにも使えます。
使い方は炒め物とよく似ていて、具材を傷める時の油として豚のリエットを使うと、
ラードの香ばしさや旨みがスープの具材に移り、
スープに仕上げた時にコクが増します。
出来上がりは不思議と脂っぽくなく、さらさらと食べられます。
豚のリエットにもニンニクが入っていますが、追加でニンニクを入れているので、
ニンニクの香りもプラスされて、食欲もわいてきます。
冬の寒い日、動くのが億劫な朝や、
少し食欲のない疲れた時にも、お勧めのスープです。
白菜がこれでもかというほどたっぷり入っているので、
このスープとパンだけでも、食事が完結できます。
●材料
豚のリエット……60g
ハクサイ……1/2個(600g~700g)
シイタケ……4枚
ニンニク……1かけ
チキンコンソメ(固形)……1個~2個
水……750cc
牛乳……300cc
塩コショウ……適量
●作り方
柔らかい部分と硬い部分とに分けておきます。
シイタケは石づきを切り、5mmくらいの幅に切ります。
ニンニクは皮を剥き、硬い部分と芽を取り除いてからみじん切りにします。
ラードが溶けてきたらニンニクを加え、
ニンニクの香りが出て色づいてくるまで炒めます。
ニンニクが色付いてきたら中火にし、シイタケを加えます。
シイタケが少ししんなりしたらハクサイの硬い部分のみを加え、
全体を混ぜながら炒めます。
ハクサイから少し水分が出てきたら、水とチキンコンソメを1個加えて溶かします。
煮汁が沸騰してチキンコンソメが溶けたら、ハクサイの柔らかい部分を全て入れます。
再び沸騰してきたら弱火にしてフタをし、全体が煮えるまで10分ほど煮ます。
ハクサイが煮えたら味見をして、
もし薄ければチキンコンソメをもう1つ足して溶かします。
牛乳を加えて全体を混ぜ、ふつふつとして温まったら味見をし、
塩コショウで調えたら出来上がりです。
●ポイント
ハクサイはたっぷり使っても、火を通すとかさが減るので、
思い切ってたくさん使うのがお勧めです。
豚のリエットの塩加減や、使っているコンソメの種類によって、味の濃さが変わります。
まずはコンソメ1個で様子を見て、薄ければ足すようにしましょう。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培