ブリあらのニンニク塩煮
■ブリあらのニンニク塩煮
ブリあらといえば、たっぷりのショウガで臭みを消し、
醤油で味付けをした煮つけを想像します。
けれど、塩でシンプルに味付けをした、塩煮もまたおいしいものです。
ショウガの代わりにニンニクを入れることで、ブリの臭みを抑えることもでき、
煮込まれて柔らかくなったニンニクにも塩味が入るため、
具の1つとしても食べることができます。
ご飯にもお酒にも合い、意外とさっぱりしているので、
暑い時期にもすんなりと食べられる煮魚です。
●材料
ブリあら……1パック
長ネギ……1本
ニンニク……2かけ
水……200cc
酒……大さじ2
塩……小さじ1
みりん……大さじ1
●作り方
1.ブリは表面の水気を、キッチンペーパーなどでふき取っておきます。
ニンニクは皮を剥き、硬い部分を切り落としてから潰します。
長ネギは根を切り落とし、3cm~4cmほどの長さの筒切りにします。
2.鍋に水・酒・みりん・塩・潰したニンニク・長ネギを入れてフタをし、
中火にかけます。
鍋の中が沸騰したら、ブリあらを入れてフタをします。
再沸騰したら、フタをした状態で吹きこぼれない程度の火加減にして、
10分~15分煮ます。
ネギとブリあらに火が通っていたら、出来上がりです。
●ポイント
塩は種類によって、塩辛さに差があります。
小さじ1が目安ですが、塩辛さが強い塩を使う場合は、量を減らしてください。
長ネギがない場合は、青ネギやタマネギを代用しても作れます。
青ネギは火が通りやすいので、残り5分ほどに加え、さっと煮込んで仕上げます。
タマネギで作る場合は、大きめのくし切りにして、長ネギと同じように調理すると、
柔らかく煮あがります。
鍋にブリあらを入れた時、煮汁から少しブリあらが出ていたとしても、
フタをして沸騰状態を保つことによって、きちんと煮えます。
ブリの切り身でも作れますが、あらを使った方が骨から旨みが出るのでお勧めです。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培