ニンニク香るブリの幽庵焼き
ニンニク香るブリの幽庵焼き、食欲そそるニンニクと爽やかな柑橘の香り
■ニンニク香るブリの幽庵焼き
ニンニクは色々な食材と相性が良く、独特のにおいがある食材でも、
そのにおいをニンニクが軽減させてくれます。
独特のにおいがある食材といえば、魚もそうです。
白身の魚などはにおいが少ないですが、ブリやサバなどはにおいが苦手という方もいます。
今回は、ブリを使った幽庵焼きのご紹介です。
幽庵焼きは、柑橘の入った調味料に魚の切り身を漬け込み、焼いた料理です。
本来は柑橘だけで香りづけしますが、
ニンニクも加えることで食欲をさらにそそる風味になります。
漬け地の基本はわかりやすい1:1:1なので、分量も覚えやすいです。
色々な魚に応用できるので、覚えておくと便利です。
●材料
ブリ(切り身)……3切れ~5切れ
(漬け地)
ニンニク……2かけ
柑橘類……1個~2個
醤油……大さじ3
酒……大さじ3
みりん……大さじ3
●作り方
1.ブリは塩(分量外)を両面にふり、5分ほど放置します。
表面に水分が浮いてきたら、キッチンペーパーなどで拭き取ります。
ニンニクは皮を剥き、硬い部分と芽を取り除いてつぶします。
柑橘は表面をよく洗い、輪切りにします。
2.密閉できる保存袋などに漬け地の材料をすべて入れ、軽く混ぜます。
そこにブリの切り身を入れ、
空気をしっかり抜いて漬け地が切り身に回るようにし、密閉します。
冷蔵庫に入れ、15分おきくらいに上下を入れ替えながら、
30分~1時間漬けます。
表面の色が染まっていたら、漬け地から取り出して焼きます。
中まで火が通ったら、出来上がりです。
●ポイント
切り身はなんでも使えます。
魚だけでなく、イカやエビなどを漬けてもおいしいです。
柑橘は好みのものを使ってください。
一般的なユズを使うことが多いですが、
季節によってスダチやカボス、洋風にレモンやライムでも作れます。
レシピでは少し珍しい「丸仏手柑」という柑橘を使っています。
焼く時は、網でもグリルでもフライパンでもできます。
フライパンで焼く時は、専用のアルミホイルを敷くか、
油(分量外)をひいて焼いてください。
漬け地によって焦げやすくなっているので、
焼く時は火を強めず、弱めで焼いてください。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培