ニンニク入り卵タレ
こってりと濃厚なのに食べやすい極上タレ
■ニンニク入り卵タレ
冬は温かい鍋料理が恋しい季節です。
鍋料理には様々な種類がありますし、
味をかえて毎日鍋料理を食べているという方も、少なくないでしょう。
けれど、いくら味をかえてみても、やはり鍋は鍋。
あまり変わりばえがしないと感じることもあります。
そんな時は、タレを変えてみてはいかがでしょうか。
湯豆腐や水炊きなど、シンプルな鍋料理のタレの定番といえば、ポン酢です。
さっぱりとした柑橘類の風味が、鍋料理の具材の味を引き立ててくれます。
ポン酢もおいしいのですが、たまにはこってりとしたタレもおいしいですよ。
卵を使ったタレは、もったりとしていて濃厚な味わいなのに、
どこから優しくて日本人の舌によく馴染みます。
淡泊な味の豆腐や白身魚も、
この卵タレをかければ、ご飯に合うおかずに早変わりします。
今回はこってりとした卵タレに、さらにニンニクを加えてパンチを効かせました。
●材料
卵……1個
ニンニク……1かけ
かつお節……2ｇ～3ｇ
青ネギ……お好みで
醤油……大さじ1.5
みりん……大さじ1.5
●作り方
1.ニンニクは皮を剥き、みじん切りにします。
卵は耐熱容器や小鍋、金属製のボウルなどに割り入れ、
泡だて器でよくといておきます。
2.卵の入った容器に、醤油とみりんを加えてよく混ぜます。
湯煎をしながら、泡だて器で常に容器の中身を混ぜて火を通します。
3.卵液がもったりとしてきたら、湯煎からはずします。
かつお節と青ネギをお好みで加えてよく混ぜたら、出来上がりです。
●ポイント
湯煎と聞くと難しそうですが、やってみるとそれほどでもありません。
フライパンなどに水を入れ、中火にかけます。
フライパンの中の水が温まり、ふつふつと泡が浮いてくるようになったら、
火を弱めます。
フライパンのお湯に卵液の入った容器を入れ、卵液を泡だて器で混ぜます。
湯煎している間は、フライパンのお湯が完全に沸騰せず、
泡がぽこぽこと軽く出ているくらいにとどめます。
ボコボコと泡が躍るほど沸騰させてしまうと、卵液に一気に熱が入ってしまいます。
また、卵液は常に泡だて器でかき混ぜてください。
まだ大丈夫と放っておくと、卵に熱が入ってボロボロになり、食感が悪くなります。
上手にできると、カスタードクリームのようなぷるぷるのタレに仕上がります。
タレは醤油とみりんがしっかりと入っていて味が濃いので、
鍋だしと合わせて味の濃さを調節してください。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培
