自家製ニンニク風味ツナ
■自家製ツナ
ツナといえば、ツナ缶を使うという方が多いですが、
実はツナも手作りすることができます。
缶詰のツナと違い、大きさも好みに合わせることができ、
しかも味付けや香り付けも用途や季節に合わせて変えることができます。
作り方はとても簡単なので、常備菜の中に加えてみてはいかがでしょうか。
●材料
マグロ……200g~300g
塩……適量
ニンニク……2かけ
コショウ(粒)……20粒程度
ローリエ……2枚
オリーブオイル……適量
●作り方
1.マグロは表面に塩をふり、1時間ほど置いておきます。
ニンニクは皮を剥いて潰し、芯と芽を取り除きます。
2.マグロの表面に浮いている水分を、キッチンペーパーなどを使って、
キレイにふき取ります。
フライパンや鍋のサイズにマグロを切り、鍋に重ならないように並べます。
ニンニク・ローリエ・コショウをマグロの隙間に入れ、
マグロがひたひたになるまでオリーブオイルを注ぎ、強めの弱火にかけます。
3.オリーブオイルがふつふつとしてきたら、一番弱い日にして、20分ほど煮ます。
マグロに火が通ったら、そのまま冷めるまで放置します。
全体がしっかり冷めたら、消毒した保存容器に移して、出来上がりです。
●ポイント
マグロはどのようなものでも構いません。
赤身のサクでも良いですし、加熱用として販売されている血合い部分でも作れます。
血合い部分は色が黒くなるので見た目はあまり良くありませんが、味が濃厚です。
コショウの粒がなければ、なしで作っても問題ありません。
代わりに山椒を入れて見たり、
ローリエの代わりに好みのハーブを入れても良いでしょう。
その場合、生のバジルなどの水分が多いハーブは避け、
ドライになったものがお勧めです。
火を止めた後、そのまま放置することにより、
マグロの周りをオリーブオイルが包む感じで、
水分が抜けにくくなります。
そのため、オリーブオイルはもったいないと思わず、
ひたひたになるまで入れてください。
オイルが少ないと、食感がパサパサになります。
ツナを煮たオリーブオイルにも、マグロの旨みや塩気が出ています。
サラダや切っただけのトマトなどにこの油を回しかけると、
ツナの風味がしておいしくいただけます。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培