ニンニクバターの作り方
ニンニクバター、煮込み料理の隠し味にも抜群!
ニンニクは様々な料理に使われ、良い風味を加えてくれます。
その中でも最近人気なのが、ニンニクバターです。
ニンニクの食欲をそそる香りと、バターの芳醇な香りが合わさり、
匂いをかぐだけでお腹が鳴りそうです。
けれど、ニンニクバターを作るのは、少し面倒だと思っていませんか?
確かに多少の手間はかかりますが、作り方自体はとても簡単です。
まとめて作って保存しておけば、いつでも使えるのでとても便利です。
ニンニクバターの作り方と、お勧めの使い方をご紹介します。
■ニンニクバターの作り方
●材料
バター……200g
ニンニク……1球
●作り方
1. バターを1cm~2cm角に切り、常温に戻しておく
2. ニンニクの皮を剥き、芽を取り除いて1球分すべてをみじん切りにする
3. みじん切りにしたニンニクを耐熱容器に入れ、
ラップをかけ500wのレンジに30秒かける
4. 常温に戻したバターとレンジにかけたニンニクをよく混ぜる
5. ラップを敷き、その上にニンニクバターを横長に置く
6. ニンニクを包むようにラップを巻き、棒状に形を整える
7. ラップの両側をひねってキャンディーのようにする
◎注意点
・バターに関して
レシピのバターは有塩を使用しています。
もし無塩バターを使う場合は、
バター200gに塩小さじ三分の一~二分の一を混ぜて使います。
また、冬場など常温に戻してもバターが硬くて混ぜにくい場合は、
500wのレンジに10秒ずつかけて柔らかくすると混ぜやすくなります。
ただし、溶けてしまうほどレンジにかけると、
バターの風味が落ちると、後の扱いが難しくなるので注意しましょう。
・ニンニクに関して
今回のレシピは、ニンニクをたっぷり1球使っていますが、
加減してももちろん構いません。
香りが強い方が好きな方は、生のままで混ぜ込んでも良いですが、
少し日持ちが悪くなります。
また、レンジにかけて少し火を通すと、ニンニクの甘みを楽しめます。
・アレンジ
ニンニク以外のものを混ぜるのもお勧めです。
粗びきコショウを混ぜれば刺激的に、
ガラムマサラなどのスパイスを入れればスパイシーに、
チャイブやパセリなどのハーブを入れると香りがさらに良くなります。
ハーブなど、緑のものを入れると、
彩りも良くなって、お肉や魚に沿えても素敵です。
・保存
保存する時は、冷蔵庫でも冷凍庫でも大丈夫です。
冷凍庫の方が劣化が少なく長持ちしますが、匂い移りには十分注意します。
棒状に形を作ってあるので、必要な分だけスライスして使います。
タッパーなどに入れて固めて使っても良いのですが、
棒状にしておいた方が量の加減がしやすいのでお勧めです。
ガーリックトースト!
■ニンニクバターの使い方
ニンニクバターといえば、ガーリックトーストしか、
思い浮かばないなんてことありませんか?
ニンニクバターは意外と万能で使い勝手の良い調味料となります。
今流行りの「ちょい足し」にも使えますよ。
・ガーリックトースト
スライスしたパンの上にニンニクバターを乗せ、トースターで焼くだけです。
硬い状態のままカットしてバターを乗せた場合は、
トースターに入れて少し溶けたところで、
パン全体に塗り広げると、味に差が出ずおいしくキレイに仕上がります。
ビーフシチューと相性が良いです
・カレーやシチュー
カレーやシチューに使う野菜やお肉を、ニンニクバターを使って炒めると、
深いコクと食欲をそそる香りがプラスされます。
シチューはホワイトシチューでも良いですが、お勧めはブラウンシチューです。
完成したシチューに、薄く切ったニンニクバターを添えると、
さらに香りと味が際立ちます。
食欲をそそる香りがたまりません
・ソテーに沿える
肉や魚をソテーする時の油として使うのも良いですし、
焼きあがったものに沿えるのも良いでしょう。
季節の野菜を焼く時にニンニクバターを使ってもおいしいですよ。
お勧めはきのこ類です。
ニンニクの香りを含んだバターをよく吸い、
土の香りがするキノコとの相性も抜群です。
・ガリバタライス
いわゆるガーリックライスですが、
ニンニクバターとご飯を一緒に炒めるだけで簡単にできます。
仕上げに醤油を垂らすと、醤油の香ばしい香りも加わって、
いっそう食欲がわきます。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・ニンニクの芽 栽培
・行者ニンニク 栽培