紫ニンニク

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紫ニンニク

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紫ニンニク C)楽天市場

 

 

ニンニクといえば、白色のイメージが強いです。
けれど、ニンニクの中には紫色をしているものがあるのです。

 

海外産や日本産にも、紫色のニンニクがあり人気が上昇中です。
紫ニンニクとは、どのようなニンニクなのでしょうか。

 

 

[紫ニンニク]

 

 

■紫ニンニクとは?

 

「紫ニンニク」とは、その名の通り紫色をしたニンニクのことです。
品種を特定して呼ぶこともあり、紫色をしたニンニクの総称としても使われます。

 

一般的にスーパーなどでよく見かけるニンニクは、
ホワイト種と呼ばれるものが多く、表皮も鱗片も白いです。

 

青森県産が有名なホワイト六片も、中国から多数輸入されているニンニクも、
皮も鱗片も白いです。

 

それに比べて、紫ニンニクは表面の薄皮が紫色で、美しいのが特徴です。
皮を剥いていくと、鱗片自体は白色をしているので、一般的なニンニクと同じです。

 

品種によって紫の色の出方は異なりますが、
見た目が少し珍しく香りが良いので、人気が高まっています。

 

鱗片のすぐ外側にある薄皮が全体的に濃い紫色をしているものや、
表面に近い何枚も重なっている皮部分に紫が入るものなど、
色や模様のバリエーションは意外と豊富です。

 

白と紫がかすり状にまざりあっているものもあります。

 

 

■おもな紫ニンニクの品種

 

紫ニンニクと一口にいっても、実はいくつかの品種が存在します。
海外の紫ニンニクはもちろん、国内にも数種類の紫ニンニクがあります。
それぞれの品種の特徴をまとめました。

 

 

 

アホモラード C)ハイ食材室

 

 

・スペイン産紫ニンニク
国内で販売されている輸入された紫ニンニクのほとんどは、
スペイン産の紫ニンニクです。

 

販売しているお店によって名前が異なり、
スペイン産紫ニンニクと表記されている場合や、
アホモラードという名前で売られている場合などがあります。

 

スペイン語でアホはニンニク、モラードはモラド種ということも意味しています。
つまり、アホモラードとは、日本語ではモラドニンニクということになります。

 

香りが良く、オイルなどの香りが移りやすいのが特徴です。
生のままスライスやすりおろして薬味として使うよりも、加熱して使うことが多いです。

 

加熱した時に立ち上ってくるとても良い香りは独特でファンが多いです。

 

スペイン産のモラドニンニク以外にも、
品種名が不明のイタリア産やフランス産の紫ニンニクも、
稀に流通することがあるようです。

 

 

紫ニンニク C)タキイ種苗

 

 

紫々丸種球、今年も植えます!

 

 

・国産紫ニンニク
国産のニンニクといえば、青森のホワイト六片が有名です。
けれど、国産ニンニクの中にも、紫ニンニクは存在します。

 

ホームセンターなどで種球も販売されているのが、紫々丸という品種です。
赤みがかった紫色が美しく、小粒の鱗片がたくさんつきます。

 

この他にも、北海道の在来種や暖地で栽培されている極早生種のニンニクに、
紫ニンニクがあります。

 

どれも見た目も美しく、ニンニク本来の香りや辛みがあり、
ニンニクらしい存在感と旨みがぎゅっと詰まっています。

在来種は、その土地でしか栽培されていないため、
出会うことができたなら、迷わず試していただきたいです。

 

*ニンニク地植え、プランター栽培の方法をわかりやすく書いてみましたのでご覧ください。
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培



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