病気のニンニク 食べられる

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病気のニンニク 食べられる?

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ニンニク収穫後(根は切ったほうが良いですね)

 

 

ニンニクを自分で育ててみると、
ニンニクが商品として並んでいる時には、気づかないことがあります。

 

ニンニク栽培中に、ニンニクがかかる病気も、その1つです。
基本的には丈夫なニンニクも、何らかの原因で病気にかかることがあります。

 

栽培中に病気にかかることで、そのまま枯れたり、
球があまり大きくならず小さいままになることもあります。

 

さらに収穫した後に気になるのが、
病気の兆候があったニンニクを食べて良いものかどうかです。

病気にかかっていたニンニクは、食べても大丈夫なのでしょうか。

 

ニンニク

 

 

■病気のにんにくは食べられる?

 

ニンニクがかかりやすい病気には、
サビ病、葉枯病、春腐病、乾腐病などがあります。

 

これらの病気は、病原菌がニンニクの組織に、
入り込むことで感染し、症状を引き起こします。

 

病気の種類や症状の程度によっては、収穫できないこともあります。
かかると厄介ですが、病気にかかったニンニクであっても、
その菌が人間に感染することはありません。

 

病気のニンニクが食べられるかどうかは、病気にかかったかどうかより、
現状どのような状態になっているかによって、判断するのが良いでしょう。

 

A.変色や異臭などがない
表面に黒や白などのカビのようなものがなく、
変色がなく、異臭もしない、特に異変がないものであれば、食べることができます。

 

ニンニクの病気の中でも、サビ病はかかりやすい病気トップクラスですが、
サビ病にかかっていたニンニクのほとんどが、球部分には特に影響が出ません。

 

サビ病の代表的な症状である、オレンジ色の斑点は、
茎や葉の部分に主に出て、球部分には影響がありません。
変色などの異変がない場合は、それほど気にする必要はありません。

 

B.変色や異臭がある
表面に皮にカビのようなものが付着していたり、
異臭や変色がある場合は、食べるのはやめておいた方が良いでしょう。

 

病名に「腐」という文字が入っている、春腐病や乾腐病などは、
症状の中に腐ったようになるというものがあります。

 

そもそも傷んでいるような症状が出ているものは、
病気かどうかに関わらず、口にはしない方が安全です。

 

栽培中に病気に感染していたかどうか、
思い当たる節があってどうしても気になる場合は、
もし異変がない場合でも、食べない方が良いでしょう。

 

特に問題のないニンニクでも、病気ではないかと神経質に思って食べると、
精神栄養上良くないですし、精神的なことから何らかの異常が出る場合があります。

>>ニンニクの病気

 

■参考
・生ニンニクの保存方法
・ニンニクの保存方法 冷凍
・ニンニクの醤油漬け



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ニンニク栽培 Q&A

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