ニンニクの芽 時期
こちらの花穂の茎がニンニクの芽です
ニンニクの芽は、中華料理の炒め物やスープなどに使うと、とてもおいしいです。
ニンニク特有の香りがありつつ、
ニンニクにはないシャキシャキとした食感がたまりません。
スタミナをつけたい時の食材としても優秀です。
ニンニクの芽には、旬の時期があるのでしょうか。
[ニンニクの芽 時期]
■ニンニクの芽の収穫時期
ニンニクを自分で育ててみると、
ニンニクの芽がいつどのように育つのかが、よく分かります。
ニンニクの品種の中には、
ニンニクの芽、つまり花茎が長く伸びないタイプもあります。
現在流通している国産ニンニクの主流でもあるホワイト六片は、
長く伸びる時と伸びない時があるので、
花茎が伸びてくるのを見られない場合もあります。
暖地系の品種だと、花茎が長く伸びやすいタイプが多いのが特徴です。
玉ニンニクの収穫時期は、地域によって多少異なりますが、
中間地であれば4月~6月頃が主な収穫時期となります。
玉ニンニクが収穫できるくらいまで育つ前に、地上では花茎が伸び始めます。
だいたい4月~5月頃に花茎が伸びてくるものが多いので、
自然とニンニクの芽の収穫時期も、それに合わせた時期となってきます。
ニンニクの品種や地域によって異なりますが、
家庭菜園で育てたニンニクの芽の収穫時期は、5月中旬頃から6月初旬です。
牛肉とニンニクの芽炒め
ニンニクの芽の炭火焼、これは旨い!
■ニンニクの芽が流通する時期
現在、日本で流通しているニンニクの芽のほとんどは、中国からの輸入品です。
最近では、国産のニンニクの芽が流通するようになってきました。
ただ、年中流通しているというよりは、決まった時期に出回ることが多いです。
家庭菜園とは、栽培環境や栽培している品種が異なるため、
早ければ2月頃から流通が始まり、5月がピークで12月まで販売されます。
日本国内でニンニクを栽培している地域といえば、青森県が有名です。
事実、青森県産のニンニクが、国産ニンニクのほとんどをまかなっています。
もちろん、青森県以外の地域でもニンニクを栽培しているため、
ニンニクの芽もいろいろな地域から販売されています。
生の状態のものであれば、2月~6月が多いですが、
冷凍のニンニクの芽であれば、これよりも流通期間が長くなります。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培