ジャンボニンニク 乾燥

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ジャンボニンニクの乾燥

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ジャンボニンニクは、通常のニンニクに比べて鱗片1つ1つがかなり大きいです

 

 

その分、水分が多く、皮の内側にこもる湿気も多いことでしょう。

ジャンボニンニクを自然乾燥して、カビや傷みが発生しないための乾燥のコツと、
乾燥機を使う場合の注意点をまとめました。

 

 

[ジャンボニンニクの乾燥]

 

 

■乾燥のコツ

 

ジャンボニンニクに限らず、
ニンニクを上手に自然乾燥させるためには、いくつかのコツがあります。

まずは、乾燥のコツを守れているかどうかを、今一度チェックしましょう。

 

・収穫日の選択と乾燥
ジャンボニンニクは、少し粘り気のある土の方がよく育つと言われています。
土の水もちが良い分、雨が続くと湿気が溜まりやすくなります。

 

収獲予定日の前に雨が降ると、土が含んだ湿気がそのままニンニクに残るので、
乾燥中のカビなどの原因になります。

 

できれば数日晴れた後、土が乾燥している時に収穫するのが理想的です。

 

・根と茎を切る
収穫後は、根と茎を切ります。
余計な根と茎を切ることで、内側にこもった湿気が抜けやすくなり、
カビがはえたり傷んだりしにくくなります。

 

・皮を一枚剥く
ジャンボニンニクを収穫した直後は、玉の表面に土がついています。
晴れが続いて土が乾いている場合であっても、
この土の部分の湿気が入り、傷みの原因になることがあります。

 

収穫後に、一番外側の皮を1枚めくると、
付着していた土ごとキレイに取り除くことができます。
これをしておくだけでも、余計な湿気を残しにくくなります。

 

 

 

 

・風通しを良くする
何でもそうですが、乾燥を早めるためには、適度な風通しが必要です。
風通しの良い環境を作ることで、ニンニクから抜けた湿気が移動し、
湿った空気が乾燥し、またニンニクの乾燥が進むようになります。

 

湿った空気がその場にたまると、乾燥が進まなくなるだけでなく、
カビや傷みの大きな原因となります。

 

ネットなどに入れて乾燥させる場合も、コンテナなどに入れて乾燥させる場合も、
できるだけ通風の良い環境を作ることが大切です。

 

隙間なく置くとどうしても風通しが悪くなるので、
容器ごとに適度な隙間をあけておきましょう。

 

納屋やビニールハウスのような囲いのある場所で乾燥させる時は、
扇風機や換気扇などを回し、換気を行います。

 

 

農業用温風暖房機

 

 

■乾燥機を使う

 

ニンニクの乾燥に使う乾燥機は、量によって必要な力が異なります。

 

初期コストをあまりかけずに試してみたい場合は、扇風機、除湿器などが使えます。
また、農業用温風暖房機を使って機械乾燥させる場合、
いくつかの注意点があるので、頭に入れておくと良いでしょう。

 

・換気
機械乾燥の場合も自然乾燥と同じで、換気が重要になります。
湿った空気をニンニクの周りから動かすことにより、
うまく乾燥させることができます。

 

自然乾燥と同様に、換気扇や扇風機を使い、湿気を外に出すようにしましょう。

 

・温度を一定にする
同じエリアで乾燥させていて、温度や湿度が場所によって異なると、
乾燥の進み方が異なり、湿気の高い場所ではカビが発生しやすくなります。

 

温風が均一に広がるよう、乾燥機の送風口にダクトをつなげ、
等間隔に穴をあけておくことで、均等に温風が広がるようになります。

この時、ダクトの先端を開けたままにしておくと意味がないので、
必ず閉じておきます。

 

■参考

・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培



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ニンニク栽培 Q&A

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