無臭ニンニク 栽培
匂いを気にせず味わえる無臭ニンニク
無臭ニンニク C)ぴゅあ・ふぁ~む
[無臭ニンニク 栽培]
■無臭ニンニク 栽培
無臭ニンニクは、普通のニンニクよりもとても大きく、
育て方が難しそうに見えますが、そんなことはありません。
無臭ニンニクは、ジャンボニンニクと同じように、
リーキ(ポロネギ)の仲間の植物です。
なのでニンニク特有のあの強い香りの成分が、
普通のニンニクの14分の1しか含まれていず、
翌日の臭いが気になる方でも思い切り食べられるのが魅力です。
栄養素はそのままに、臭いが少ない、
無臭ニンニクを育てるコツをご紹介します。
・基本は一般のニンニクと同じ
植え時は、8月~10月です。
無臭ニンニクといっても、特別なことをする必要はほとんどありません。
植え付け時期や収穫時期、追肥のタイミングなどは、
普通のニンニクを育てる時とほぼ変わりはありません。
何度かニンニクを育てたことのある人であれば、
栽培の流れは分かっているかと思いますので、
それを踏まえて育てれば、無臭ニンニクも難しくはありません。
また、ニンニク栽培全般がまったくの初心者であっても、
さほど難しいことではありません。
ニンニクを育てている端で、
試しに無臭ニンニクを育ててみるのも面白いかもしれませんね。
無臭ニンニクは、株間を大きく深く植え付けます
・株間を広くとる
普通サイズのニンニクであれば、
植え付ける時の株間の基本は10cm~15cmです。
このままの株間で無臭ニンニクを育てても、
枯れてしまうということはあまりありません。
ただし、思っているほど大きくならないことが多いのです。
株間はすなわちニンニクが育つことができるスペースです。
それが狭いと、本来の大きさまで育つことができません。
無臭ニンニクを育てる時は、株間を20cm~25cmとるようにします。
・植え付け深さに気をつける
無臭ニンニクは大きく育つ分、根が深くまで張ります。
植え付ける時の深さも、7cm~8cmと普通のニンニクよりも深いです。
地植えの場合、土作りの際に耕す深さが浅いと、
根が自由に張れなくなります。
それと同様に、プランターなどの容器栽培をする時も、
浅いもプランターや鉢だと生育が鈍ります。
できれば25cm以上の深さがあるものを選ぶようにしましょう。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培