リエット入り卵焼き
■リエット入り卵焼き
卵は、色々な使い方ができますが、
卵料理の中でもトップクラスのバリエーションを持っているのが、
卵焼きではないでしょうか。
シンプルに塩だけで焼いても卵焼きですし、出汁を効かせても卵焼き、
同じ卵液を使っても、中に入れる具材の種類だけ、バリエーションが増えていきます。
「卵焼き」と聞くと和食のイメージがあるかもしれませんが、
世界にも色々な卵焼きが存在します。
豚のリエットはフランスの保存食ですが、これを卵焼きに入れれば、
ラードの香ばしさや旨みがプラスされた卵は、さらにおいしくなります。
リエットに入っているニンニクの香りがほんのりとするので、
焼いている時から食欲がそそられます。
今回は、甘みの強いパプリカを一緒に入れているので、
彩りや食感、爽やかな風味もプラスされています。
●材料
卵……4個
パプリカ……1/2個
豚のリエット……50g~60g
塩コショウ……適量
●作り方
1.卵をボウルに割り入れ、塩コショウを加えてほぐし、よく混ぜます。
パプリカは中のワタや種を取り除き、1cmの角切りにします。
切ったパプリカは卵液に入れて混ぜておきます。
2.小さめのフライパンに豚のリエットを入れ、弱火にかけます。
ラードがとけてきたら、ほぐして豚肉の繊維がカリカリになるまで炒めます。
3.全体にラードを広げ、中火にします。
卵液を加え、全体を混ぜながら半熟になるまで火を通します。
卵が半熟になったらパプリカが偏らないように広げ、フタをします。
強めの弱火にして、反面に焼き色がつくまで焼きます。
焼き色がついたらひっくり返し、フタをせずに反面も焼き色が付くまで焼きます。
両面が焼けたら、食べやすいサイズに切ってお皿に盛りつけ、出来上がりです。
●ポイント
豚のリエットに塩が入っているので、卵液に入れる塩の量は少なめにしておきます。
焼きあがった時に味が足りない場合は、ケチャップなどをつけてください。
豚のリエットは水で煮た豚バラ肉をほぐしているので、
フライパンでカリカリになるまで焼くことで、独特の香ばしさが生れます。
フライパンは直径20cm前後のものを使っています。
あまり大きいと厚みが出ないので、小さめを使うのがお勧めです。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培