ニンニク入り猪鍋
■ニンニク入り猪鍋
寒い冬、鍋料理が恋しくなります。
日本にはとてもたくさんの鍋料理があり、
鍋用だしのレトルトもたくさんの種類が販売されています。
トマト鍋やカレー鍋など、新しい鍋も良いですが、
たまには古くから食べられている鍋を楽しんでみませんか?
フランス料理などで、カモやラムなどのジビエ料理と呼ばれるものがありますが、
日本にも昔から食べられているジビエがあります。
それがイノシシです。
食べたことがない人にとっては、猪は臭い、硬いといった、
悪いイメージがあるかもしれませんが、
食べてみると意外と臭みもなく、身体が温まり美味です。
この、季節ならではの猪鍋=ぼたん鍋を、ぜひ楽しんでください。
もし猪肉が用意できなかった場合は、他の肉でも代用できるので、
ポイントを参考にしてみてください。
●材料
(鍋だし)
ニンニク……2かけ~3かけ
ショウガ……1かけ
水……1リットル
味噌……大さじ4~大さじ5
醤油、みりん……各大さじ1
酒……大さじ3
(具材)
猪肉……適量
ニンジン、ネギ、タマネギなどの香味野菜……適量
その他ハクサイなどの野菜や豆腐……適量
●作り方
1.ニンニクは皮を剥き、包丁で潰して芯と芽を取り除いておきます。
ショウガは皮を剥き、スライスします。
ニンジンやネギ、タマネギ、ハクサイなどの野菜類、豆腐などは、
食べやすいサイズに切ります。
2.鍋に水・ニンニク・ショウガを入れて中火にかけます。
沸騰したら酒・醤油・みりんを入れ、さらに味噌を溶き入れます。
3.鍋だしが沸騰したら、煮えにくい野菜から順に入れて煮込みます。
野菜に8割くらい火が通ったら、火の通りやすい野菜と豆腐を入れます。
全体が煮えたら、最後に猪肉を入れて煮ます。
全体に火が通ったら、出来上がりです。
●ポイント
猪肉が用意できなかった場合は、鶏肉や豚肉でも代用できます。
味噌の風味が強い鍋だしなので、基本的な万能に使えます。
ニンジンやネギ、タマネギなどの香味野菜をたっぷり入れることで、
猪肉の臭みを消すことができます。
さらに火が通ると甘みが出るので、多めに入れるのがお勧めです。
野菜以外の具としては、豆腐・こんにゃく・厚揚げがお勧めです。
鍋だしに使う味噌は、できれば赤みそと白みそを合わせたものが理想ですが、
もしなければ普通の合わせみそで構いません。
猪肉は火が通ればすぐに食べられるので、最初に入れるよりも最後に入れます。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培