ジャンボ行者ニンニク

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ジャンボ行者ニンニク

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ジャンボ行者ニンニク  C)タキイネット通販  左が普通種、右がジャンボ行者ニンニク

 

 

ジャンボ行者ニンニクは、
人気の高級山菜である行者ニンニクの中でも、特に大きく育つ品種です。

 

注目成分であるアリシンが豊富に含まれているジャンボ行者ニンニクの、
特徴と栽培のコツをご紹介していきます。

 

 

[ジャンボ行者ニンニク]

 

 

■ジャンボ行者ニンニクの特徴

 

・色・形
行者ニンニクは、山菜の中でも希少価値が高く、
また収穫できる時期が限られているため、高級山菜として扱われます。

 

そんな行者ニンニクの中でも、葉や葉柄が大きく育つ、
ジャンボ行者ニンニクは、とても貴重な存在です。

 

ジャンボ行者ニンニクは、一般の行者ニンニクと比べ、約2倍の大きさになります。
普通種の行者ニンニクが、20cm~30cmほどに育つのに比べ、
ジャンボ行者ニンニクは50cm~70cmほどに育ちます。

 

行者ニンニクは栽培が少し難しいですが、これだけ大きく育つのであれば、
ジャンボ行者ニンニクにチャレンジしてみるのも楽しいでしょう。

 

ジャンボ行者ニンニクは、生鮮食品としてはほとんど流通していませんが、
苗や球根は市販されています。

 

ジャンボ行者ニンニクを食べてみたいという方は、
苗や球根から育てた方が、入手しやすいかもしれません。

 

 

葉が開きかける頃に採取するのが美味しいです(画像は少し開き過ぎ)

 

 

・香りと味
普通種の行者ニンニクと同様に、葉や葉柄全体にニンニクの香りがあります。
本家のニンニクよりもアリシンを多く含んでいるためか、
香りもニンニクより強く感じるほどです。

 

肉厚で大きい葉は、普通種の行者ニンニクよりも甘みがあり、食感も楽しめます。

 

大きく育つタイプは、歯ざわりが悪くなったり、硬いと感じることもありますが、
ジャンボ行者ニンニクの場合は、食感も悪くならず、シャキシャキのままです。

 

筋ばって硬くなることもないので、さっと茹でておひたしなどにすると、
ジャンボ行者ニンニクのおいしさを堪能できます。

 

葉が開く直前のものが最も柔らかく、風味も豊かです。
葉が開くと少し硬さが出てくるので、さっと茹でて和え物やおひたしなどにします。

 

醤油などに漬け込むことで、醤油にもジャンボ行者ニンニクの香りが移り、
ジャンボ行者ニンニクにも醤油の風味が移っておいしくなります。

 

特に何もしなくても、そのままつまんで食べるだけで、お茶請けやお酒の肴、
白いご飯のお供として美味しいです。

 

 

行者ニンニクの天ぷらも野趣に富み絶品です

 

 

■ジャンボ行者ニンニクの栽培のコツ

 

ジャンボ行者ニンニクも、普通種の行者ニンニクと育て方は同じです。
>>行者ニンニク 栽培

 

山菜なので、直射日光や暑すぎる環境、過乾燥に弱いので、
落葉樹の下など、半日陰になるような場所に植えるのがお勧めです。

 

繁殖力はとても弱く、8年物の苗を植え付けた場合であっても、
1年~3年ほどは地上部を刈り取って楽しむだけにとどめ、
地下の球根はそのまま肥培します。

 

酸性土は苦手なので、植え付ける時には苦土石灰を足すなどして、
酸度調整をしておきましょう。

 

土は水はけと水もちの良いものを好みます。
腐葉土や黒土を混ぜるなどして、育ちやすい土を作ります。

 

気温が高くなってくると、地上部が枯れて休眠に入ります。
掘り上げる必要はありません。

寒さには強いので、冬も株元に完熟堆肥を敷くくらいで、
特別な防寒は必要ありません。

 

■参考

・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・ニンニクの芽 栽培
・行者ニンニク 栽培



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タグ :

行者ニンニク

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