香りの良いニンニクは?
さまざまなニンニクが出回っています C)楽天市場
ニンニクは独特の香りを持っているため、
食材の臭い消しや料理の香り付けなど、色々と使われます。
料理の出来を左右することもあるため、
できるだけ良い香りのニンニクを使いたいものですが、
どれが香りの良いニンニクなのかは、見ただけでは分かりません。
香りの良いニンニクが分かる方法は、あるのでしょうか。
[香りの良いニンニクは?]
ニンニクの香りと味わいを比べてみるのも楽しいです
■香りの良いニンニクは?
ニンニクの香りは、品種や保存状態によって変わります。
スーパーなどで丸ごとのままのニンニクを嗅いでみても、
特に香りがしないことが多いです。
できるだけ良い香りのもの、強い香りのものを選びたいのであれば、
品種や保存状態で選ぶのがお勧めです。
・品種ごとの香り
ニンニクは見た目がよく似ているので、品種は特にないと思われることも多いですが、
実は色々な品種が存在します。
日本で多く売られているのは、青森県産のホワイト六片や、
中国やスペインから輸入されたものです。
この他にも、上海早生や島ニンニク、北海道在来などの品種があります。
香りの強さ、香りの種類、辛味の強さなど、品種によって変わる要素は色々あります。
高級ニンニクとして有名なホワイト六片は、どちらかというと芳醇な香りが強いですが、
パンチ力には欠けます。
それに比べ、北海道在来や島ニンニクなどの在来品種は、
パンチ力のある強い香りと辛みが特徴のものが多いです。
在来品種は、その土地でしか栽培・販売していないことも多いので、
実際に出向いたり、インターネットなどの通販を使うと、入手しやすくなります。
・保存状態による香り
品種による香りの差はありますが、やはり収穫後の保存状態によっても、
香りの良し悪しは変わります。
保存状態が悪ければ、どうしても香りが薄くなったり、
余計な臭いがついたりします。
ニンニクの貯蔵に適した場所で保存されたものは、
余計な乾燥や湿気によって傷むこともありませんし、
香りだけでなく、食感や味わいも維持することができます。
表皮に傷がなく、首がよく締まっているもの、
触った時にずっしりと重みを感じ、押した時に凹みがないものであれば、
保存状態は良好です。
また、ニンニクは品種によって、多少表皮の色が変わりますが、
明らかに変色しているものは、中も傷んでいる可能性があります。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培