ニンニク 血糖値
ニンニクの醤油漬け、ほかほかご飯にもおいしいです！
ニンニクは血糖値を下げるのに効果がある、
ということが最近話題になっています。
血糖値が高いと、糖尿病が疑われるようになります。
日本は飽食の時代に入って久しく、飽食によって糖尿病が助長され、
糖尿病は立派な生活習慣病の1つとなってしまいました。
血糖値が高く、すでに糖尿病と診断され食事改善が必要な方や、
範囲内ではあるけれど範囲を越えそうで不安な方は、
ニンニクに血糖値を下げる効果があるのなら、気になりますね。
ニンニクを食べることで、なぜ血糖値が下がるのでしょうか。
[ニンニク 血糖値]
■血糖値を下げるインスリン
血糖値を下げる働きをするものとして、
インスリンという名前を聞いたことがあると思います。
インスリンはホルモンの一種で、このインスリンが食後に働くことにより、
血中のブドウ糖を細胞内に取り込みます。
こうすることで、血中のブドウ糖が減り、
血糖値が下がるという仕組みになっています。
ところが、このインスリンの働きが悪くなると、
血中からブドウ糖が減らず、血糖値が高いままになります。
糖尿病の方の多くは、このインスリンがうまく働かない状態となるため、
血中の糖が高くなっているのです。
■ニンニクは血糖値を下げる？
ニンニクを食べることで、血糖値が下がる可能性はあります。
ただ、即効的効果があるというわけではないので、
上手に食生活に取り込むようにします。
ニンニクにはビタミンB6や亜鉛が含まれています。
これらの成分は、体内に入ることで細胞に働きかけ、
インスリンの分泌を促す効果があるといわれています。
つまり、ニンニクを食べるとインスリンの分泌が促され、
その結果として血糖値が下がりやすくなるということなのです。
また、ニンニクには糖尿病の合併症の代表でもある、
神経症を抑える働きや肝臓での糖の代謝を促す働きもあるため、
血糖値が高い方には有効な食材として注目されています。
即効性のある万能な薬とは違うものの、うまく食生活にとりこめば、
血糖値を改善しやすい体作りができそうです。
