ニンニク 胃痛
ニンニクは、スタミナをつけたい時や疲れが溜まった時に食べると、元気が出ます。
他にも、美容やダイエットの効果もあるので、常食しているという方もいるでしょう。
けれど、ニンニクを食べた後に胃が痛くなったことはありませんか?
ニンニクを食べた後に胃痛がするのは、なぜなのでしょうか。
[ニンニク 胃痛]
■ニンニクと胃痛の関係
ニンニクは健康や美容に良い効果がたくさんありますが、
殺菌作用がとても強く、しかも刺激も強いので、
たくさん食べると胃の粘膜を傷つけ、胃痛の原因となっていまいます。
普段は平気でも、疲れている時や体力が落ちている時は、
胃の粘膜も弱くなっていることがあります。
そんな時に、いつもの調子でたくさんニンニクを食べると、
体を元気にするどころか、胃痛によって苦しむことになります。
また、ニンニクの殺菌作用により、腸内の善玉菌までも減少することがあります。
これにより、胃痛だけでなく下痢や腹痛などを起こすこともあるので、
食べる量には注意してください。
■胃痛を予防するには?
1日で食べて良いニンニクの目安は、
生なら1かけ、火を通したものなら2かけ~3かけまでといわれています。
もちろん、これよりたくさん食べても不調にならないこともありますし、
目安よりも量が少ないのに胃痛がすることもあります。
胃痛の原因は、ニンニクの刺激によって胃の粘膜が傷んでしまうことです。
つまり、胃痛を予防するためには、
胃の粘膜を保護してあげることが有効ということになります。
胃の粘膜を保護するのに良いのは、牛乳やムチンを含むオクラなどの食材です。
また、下痢などの症状が出ている場合には、
腸内環境を整えるヨーグルトなどの乳製品がお勧めです。
もし胃が痛くなってしまったら、刺激物は避けるようにし、
胃腸に優しい野菜スープなどを食べるようにします。
冷えると胃の痛みが強くなるので、温かいものをとるようにしましょう。
ただ、症状が長引くようなら、ニンニクが原因ではない可能性もあるため、
病院に行って診察を受けるようにしましょう。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培