ニンニク 肌荒れ
ニンニクが肌荒れに効果があるって、知っていますか?
ニンニクには様々な健康に対する効果がありますが、
美容に関してもたくさんの効果が期待されています。
肌荒れは、紫外線やストレス、肌サイクル(ターンオーバー)の変動、
などによって起こります。
ニンニクはどのようにして、この肌荒れに作用するのでしょうか。
また、肌に対して悪影響はないのでしょうか。
[ニンニク 肌荒れ]
■ニンニクは肌荒れに良い? 悪い?
肌荒れと一口にいっても、原因は様々です。
ニンニクを食べることによって、肌荒れが改善することはよくあります。
けれど、ニンニクを食べることで、肌荒れが引き起こされたり、
悪化したりすることもあります。
ニンニクの肌荒れに対する、
良い効果と、悪い効果を知っておきましょう。
ニンニクを食べることで肌サイクルを促すのはマッサージと似ています
・良い効果
肌荒れは、肌サイクルが乱れたり、紫外線などにより肌が傷むことで起こります。
人間の肌は、20歳を境に衰え始めます。
この衰えは止められませんが、衰えるスピードを遅らせることはできます。
強い紫外線を浴び続けたり、体内が活性酸素などの影響で錆びると、
どんどん肌が荒れるスピードが早くなります。
ニンニクには、傷などを修復する効果があるため、
こういった紫外線や活性酸素などによる肌荒れには、良い効果を発揮します。
ニンニクには代謝を促進する効果があるため、
ニンニクを食べることで肌サイクルを促し、
新しい細胞へと生まれ変わる力をつけることができます。
ニンニクを食べることで、血行が良くなるということもあります。
血行が悪い状態では、肌荒れは改善しませんし、肌の色つやも悪くなります。
ニンニクを食べると血流が良くなり、良い成分が体中を回り、
不要な老廃物が外に出ていくため、肌荒れの改善に役立ちます。
ただし、年齢によって肌サイクルは乱れやすくなるので気を付けます。
・悪い効果
ニンニクを食べても、基本的には肌荒れに悪い効果はありません。
ただ注意が必要なのが、食べる量です。
ニンニクはとても刺激の強い食べ物です。
一度にたくさん食べると、胃腸を刺激して、
胃痛や胸やけ、下痢などの症状を引き起こす場合があります。
また、ニンニクには強い殺菌作用があります。
この強い殺菌作用により、腸に存在する菌がやられてしまいます。
悪い菌や不要な菌がいなくなるだけなら構いませんが、
腸内環境を整えている菌まで殺菌してしまうことがあります。
ニンニクの成分で善玉菌まで殺菌されると、
腸内の環境が悪くなり、体調を崩します。
腸と肌は深い関係にあり、腸内環境が悪くなると、
肌の調子も悪くなる傾向が強いです。
肌荒れを起こしている時に、さらに腸内環境まで悪くなれば、
肌荒れが改善するどころか、悪化してしまいます。
美容目的でニンニクを食べる時は、量を加減して食べるようにします。
目安としては、1日1かけ~3かけです。
生なら1かけ~2かけを限度としましょう。
ニンニクを使った料理はおいしいですし、
色々な健康や美容への効果もありますが、食べ過ぎには注意しましょう。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培