ニンニク発汗

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2017年10月19日（木）

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汗をかくとダイエットにも健康にも良い影響を与えます

ニンニクを食べることで、様々な健康や美容の効果がありますが、
ニンニクを食べることにより、発汗を促すこともできます。

汗をかくと臭いが気になったり、肌がべたついて嫌なこともありますが、
人間にとって汗をかくということは、とても大切なことです。

ニンニクには、なぜ発汗作用があるといわれているのでしょうか。

[ニンニク発汗]

■アホエンの効果

ニンニクには、硫化アリルがたっぷりと含まれていることは有名ですが、
これ以外にもアホエンと呼ばれる成分も含まれています。

名前はちょっとふざけているように感じますが、
このアホエンがすごい力を持っているのです。

・血流をよくする
アホエンには血液をサラサラにし、血流を良くする効果があります。
血液がサラサラになることで、血管の中を血液がスムーズに通過できます。

その分、酸素などの必要なものを効率よく運ぶこともできるようになります。
血液循環がスムーズになると、体の末端まで血液がきちんと運び込まれるため、
体温が上がります。

少し前に、体温を1度上げると健康になるという健康法が流行しましたが、
それと同じように、血液循環を良くすることにより、
体温が上昇して様々な良い効果を生んでくれるようになります。

・基礎代謝を上げる
体温を上げることとつながっているのが、基礎代謝が上がることです。
基礎代謝とは、ジョギングや筋トレといった特別な運動をしていない、
静かにしている状態で、生命を維持するために必要となるエネルギーのことです。

つまり、基礎代謝は、寝転んで安静にしている時に、
心臓やその他の器官が働くために必要なエネルギーということになります。
この基礎代謝が高いと、少し動くだけでも大きなエネルギーが必要となります。

体温を上げるということは、

それだけ体がエネルギーを消費している状態といえます。

つまり、血流を良くすると体温が上がり、
体温を上げるためにはエネルギーが必要となって、
基礎代謝が上がるという図式が完成します。

汗をかいたら水分補給をしましょう

■ニンニクの発汗効果

ニンニクを食べることで、
アホエンの血流を良くする効果と、基礎代謝を上げる効果を得ることができます。

体温が上がり、エネルギーをたくさん消費することで、汗をかきやすくなります。
汗をかくことで、体の中に溜まった老廃物や古い水分を押し出すことができます。

汗をかけば水分を補給するので、また新しい水分を取り入れることができ、
体内をキレイな状態に保つことができます。

汗をかくことは、ダイエットはもちろん、
特に太っていない人でも、健康な体を維持するために必要なこととなります。

さらに、汗をかいて代謝を上げることによって、肌の新陳代謝も良くなります。
肌の新陳代謝が良くなれば、肌の調子も良くなり、美容への効果も期待できます。

ただし、これらの効果には、汗をかいて失った分の水分などを、
必ず補給するという条件がつきます。

汗をかいて水分を失ったままにしておくと、血液の濃度が高くなり、
今度はドロドロ血になって血流が悪くなります。

また、水分が足りずに脱水症状を引き起こすこともあるので、
汗をかいている時は、こまめな水分補給が必要となります。

■参考

ニンニク栽培.com