ニンニク 産地

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ニンニク 産地

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ニンニクを料理に使うことはよくありますが、
そのニンニクがどこで育てられたものなのか、気にしたことはありますか?

 

 

ニンニクは大きく分けて、国内産と外国産がありますが、
同じ国産でも場所によって、ニンニクが持つ特徴が異なります。
国内と国外のおもなニンニクの産地をご紹介します。

 

 

[ニンニク 産地]

 

 

■国内のおもな産地

 

ニンニクの産地といえば、青森県が一番に思い浮かびますが、
意外なことにニンニクは国内全域で育てられています。

 

ただ、作付面積がそのまま収穫量と比例するため、
作付面積の広い青森県が最も収穫量の多い地域ということになります。
では、他にはどの地域が多くニンニクを育てているのでしょうか。

 

1位:青森県
生産量第1位は、言わずと知れた青森県です。
ホワイト六片という品種を主に生産していますが、
鱗片1粒1粒が大きく、火を通した時の強い甘みと、
ほっくりとした独特の食感が人気です。

 

ホワイト六片だけを調理した料理も人気のため、
香辛料としてだけでなく、具の1つとして扱うような料理に向いています。

 

国内でのシェア率は70%近いため、どの地域でも、
スーパーなどに並んでいる国産ニンニクのほとんどが、青森県産となっています。

 

2位:香川県
青森県のシェア率が高いため、
それ以外の産地はまったく分からないという方が多いのではないでしょうか。

 

そんな中で生産量第2位は、香川県です。
冷涼地である青森県では、寒冷地向きのホワイト六片が生産されていますが、
香川県では暖地向きの品種が生産されています。

 

育てているニンニクの品種そのものが青森県とは異なるため、
出荷されるニンニクにも違いが出てきます。

 

暖地系のニンニク品種は、ホワイト六片よりも粒が小さいのが特徴です。
粒が小さい分、1玉に含まれている鱗片の数が多いです。

 

ニンニク特有の絡みや風味が強く、パンチが強いので薬味としても重宝されます。
生産量第2位ではありますが、シェア率はガクンと下がって5%ほどです。

 

3位:宮崎県
香川県と同じく、暖地系のニンニクを生産しているのが、宮崎県です。
シェア率は香川県よりもやや少なく、3%~4%ほどです。

 

4位:大分県
同じく、暖地系のニンニクを生産しています。
シェア率は2%前後です。

 

5位:北海道
ここでようやく寒地が出てきました。
北海道は、古くから栽培されていた固定種が存在しています。
シェア率は大分県よりもやや少ない、3%弱です。

 

 

■国外のおもな産地

 

ニンニクは、日本以外の国でももちろん生産されています。
主な産地をまとめました。

 

1位:中国
2位:インド
3位:韓国

 

なんとなく、納得のできる順位です。
ところが、国産ニンニクの生産地と同じように、海外での生産量も、
1位がかなりの率を占めています。

 

1位の中国は、80%近い生産量を誇っているため、
2位以下がどれだけ頑張っても、追いつけそうにはありません。
日本が輸入しているニンニクの多くが中国産というのも、納得できます。

 

2位以下は、その国の量を考えてみると、なるほどと納得できます。
インド料理も韓国料理も、ニンニクを使ったものが多いですし、
日本よりも日常的にニンニクを食べられていそうです。

 

■参考

・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培



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