ニンニクチューブ におい
ニンニクチューブは常備しておくと便利
ニンニクを料理に使いたい時、ちょこっとだけニンニクを足したい時、
チューブタイプのニンニクがあるととても便利ですよね。
生のニンニクと違って日持ちするので、
冷蔵庫に常備しておけば、いろいろな料理に使えます。
そんなニンニクチューブですが、
生のニンニクよりもにおいは強いのでしょうか、それとも弱いのでしょうか?
[ニンニクチューブ におい]
■ニンニクチューブと生のニンニク
ニンニクチューブと生ニンニクのすりおろしの最大の違いは、
添加物があるかどうかです。
生のニンニクをすりおろしたものには、
当然ながら自分で手を加えていなければ、何も添加されていません。
その代わり、冷凍をするなどして日持ちするように工夫していなければ、
日持ちはしませんし、風味もすぐに悪くなります。
ニンニクチューブの場合は、メーカーなどによって異なるものの、
大なり小なり添加物は入っているのが普通です。
調味料や酸味料、香料、甘味料、保存料などが入っていることが多いようです。
添加物が一概に全て悪いというわけではありませんが、
気になるのであれば、自分ですりおろしニンニクを作った方が良いでしょう。
ニンニクチューブは、添加物が入っているが故に、日持ち性は高いですが、
開封後の保存に注意していれば、すぐに傷むことはありません。
また、開封直後から徐々に風味は悪くなっていくものの、
自分ですりおろしたものに比べると、風味が悪くなるスピードは遅く感じます。
■ニンニクチューブのにおい
ニンニクチューブは、生のニンニクをすりおろしたものに比べると、
若干香りが薄いように感じることがあります。
香料などが添加されていることが多いので、
チューブから出してすぐの状態を嗅いでみても、
それほど変わらないかもしれません。
しかし、料理に使った時の香りが変わる場合があります。
生のニンニクの場合なら、料理に使うことでさらに風味が増すことが多いですが、
ニンニクチューブは少し弱まることがあります。
とはいえ、歴然とした差が分かるほどには、違いはありません。
ただし、ニンニクチューブの場合、開封してから長期間経過したものだと、
風味がかなり落ちている可能性があります。
この場合は、すりおろしたての生のニンニクに比べると、
香りが各段に悪くなります。
料理に使った時の香りが薄いと、食べた後の香りも薄いのではないか、
口臭や体臭の問題を減らせるのではないかという期待をしたいところですが、
そうではないようです。
ニンニクを食べた後の口臭、体臭の原因となる成分である、
「硫化アリル」や「アリシン」と呼ばれているものは、
ニンニクチューブにも含まれています。
そのため、ニンニクチューブであったとしても、
食べた後の臭いは残ることが多いです。
ニンニクチューブはとても便利で、気軽に使えるので、
目分量で使うことも多いです。
ニンニクチューブは2cm~3cmほどの長さで出したものと、
ニンニク1かけがだいたい同じくらいです。
こう考えると、知らない間に多くのニンニクを食べている場合もあります。
ニンニクは生であってもチューブであっても、たくさん食べれば食べるほど、
体に臭いが残りやすくなります。
チューブタイプだからといって、過剰に摂取するのは控えた方が良いでしょう。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培