肉巻き小芋のニンニクソース
肉巻き小芋のニンニクソース、ボリューム満点でニンニクの香りが食欲をそそります
■肉巻き小芋のニンニクソース
日本では野菜の栽培技術が日々進化しているため、
旬の時期でなくても、スーパーなどの店頭に年中並ぶ野菜も少なくありません。
小芋もそのうちの1つです。
サトイモとも呼ばれる小芋は、ジャガイモやサツマイモに比べると、
ねっとりとした食感が特徴です。
皮を剥いた小芋を水に濡らすと、表面がぬるぬるしてくるので、
少々扱いにくいということもあり、
料理初心者の方にとってはハードルが高い食材と思われることも多いようです。
けれど、今は冷凍や水煮の小芋も販売されているので、扱いに不安がある方は、
まずそういったものからチャレンジするのもお勧めです。
小芋自体は少々土くさく、古臭いイメージもありますが、
豚肉を巻いてニンニクを効かせたソースに絡めることで、
ご飯が進むおかずに変身します。
豚肉の旨みと、ねっとりとした食感の小芋が合わさり、
パンチ力とボリュームの両方を兼ね備えています。
●材料
小芋……5個~
豚薄切り肉……5枚~
ニンニク……1かけ
めんつゆ(4倍濃縮)……大さじ2
砂糖……大さじ1/2
酒……大さじ1
水……大さじ1
サラダ油……大さじ1/2
●作り方
1.生の小芋を使う場合は、皮を剥いて楊枝が通るようになるまで茹でます。
サイズが大きいものは、食べやすいサイズに切っておきます。
小芋に対して豚肉が大きい場合は、適当な大きさに切って、
小芋を包めるくらいのサイズにしておきます。
ニンニクは皮を剥き、すりおろします。
小さいボウルなどにめんつゆ・砂糖・酒・水・すりおろしたニンニクを入れ、
砂糖が溶けるまでよく混ぜて、ソースを作ります。
フライパンが温まったら、豚肉を巻きつけた小芋を入れ、
表面に焼き色がつくまで焼きます。
全ての豚肉の面に焼き色が付いたら、ニンニクソースを加えます。
水分を飛ばしながら豚肉を巻いた小芋を転がしつつ、ソースを絡めます。
余分な水分が飛んでソースが絡んだら、器に移して出来上がりです。
●ポイント
豚肉の部位はどこでも構いません。
バラ肉を使う時は、油はほんの少量だけにして、
豚肉から出る脂で焼くと良いでしょう。
ソースを加える時に油分が多く出ている場合は、
キッチンペーパーで吸ってからソースを加えます。
油分が多い状態でソースを加えると、絡みにくくなります。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培