ニンニクの芽 豚バラ
ニンニクの芽と豚バラの炒め物
ニンニクの芽は、豚バラ肉ととても相性の良い食材です。
調理法や味付けの種類も豊富なので、飽きずに食べることができます。
今回は、ニンニクの芽と豚バラを使った料理のコツをご紹介します。
[ニンニクの芽 豚バラ]
■下準備
どの料理を作る場合であっても、ニンニクの芽を下処理しておくことで、
調理しやすくなる上に、火が通りやすくなります。
下処理自体は難しくありません。
洗って硬い部分を取り除いたニンニクの芽を、1分～2分ほど下茹でします。
茹であがったニンニクの芽は、氷水に入れて冷やすと、キレイな色を保つことができます。
下茹でしておくと、調理後にニンニクの芽だけが生っぽくなる心配がなくなりますし、
余った分は冷凍して保存することもできるので、ぜひ試してみてください。
■汁物
ニンニクの芽と豚バラを使ったスープは、ニンニクの芽が持つ特有の香りと、
豚バラの脂が持つ甘みとコクが混ざり合い、とてもおいしいです。
ニンニクの芽の香りが食欲をわかせてくれるので、
少し疲れている時や、夏バテしそうな時などにお勧めです。
スープにニンニクの芽と豚バラを使う時のポイントは、ズバリ炒めてから煮ることです。
豚バラは炒めることで余分な脂が出て、しかも香ばしい香りまで付きます。
豚バラから出た脂がニンニクの芽をコーティングすることにより、
ニンニクの芽の風味がいっそう引き立ちます。
煮る前に炒めて脂を出し、余分な脂をキッチンペーパーなどで吸っておくと、
油脂分が減ってヘルシーになります。
■炒め物
ニンニクの芽と豚バラといえば、炒め物を連想する方も多いのではないでしょうか。
味付けも幅広く、和風や中華、韓国風と、バリエーションがたくさんあります。
ただ、豚バラは脂が多いため、味付けする時のタレと具材が絡みにくいことがあります。
そんな時は、豚バラの表面に片栗粉を薄くまぶしてから焼くと、タレが絡みやすくなります。
また、タレに片栗粉や小麦粉などのとろみをつける材料を入れなくても、
豚バラの表面の片栗粉が溶けだしてとろみが自然とつくので、
片栗粉がダマになって困ることもありません。
また、豚バラから出た余分な脂をふき取ることで、さらにタレが絡みやすくなります。
豚バラとニンニクの芽を炒めた後、
フライパンを斜めにして溜まるほど脂が出ている場合は、
キッチンペーパーなどを使って吸い取った後、タレを加えるようにしましょう。
■焼き物
食べやすいサイズに切ったニンニクの芽を、薄切りにした豚バラで巻いて、
楊枝や竹串に刺して焼くと、ビールが進むおいしいおつまみになります。
仕上げにブラックペッパーなどをかけると、
ニンニクの芽の香りと豚バラのこってりとした脂に、ブラックペッパーの刺激が加わり、
さらにお酒が進みます。
ただ、下茹でしただけのニンニクの芽だと、
豚バラに火が入ってもニンニクの芽に芯が残ることがあります。
下茹でしたものを、さらにレンジで加熱しておくと、
豚バラと同じタイミングで火が通るので、おいしい状態で食べることができます。
ただし、あまり長い時間レンジにかけすぎると、
ニンニクの芽の食感が悪くなるので、500ｗで30秒～1分くらいから試してみてください。
■揚げ物
ニンニクの芽と豚バラを使って、串カツや天ぷらなどの揚げ物を作ることもできます。
カツや天ぷらなど、衣をつけて揚げる場合、豚バラもニンニクの芽も、
表面に衣がつきにくい場合があります。
天ぷらの場合は、衣をつける前、串などに刺して具を固定させた後、
表面に小麦粉をまぶしてから、天ぷらの衣にくぐらせると、衣がつけやすくなります。
カツなどの場合は、通常は小麦粉→卵→パン粉、
の順番につけていくことが多いですが、バッター液を使うと便利です。
バッター液とは、卵と小麦粉や、水と小麦粉を混ぜたものです。
もったりとした天ぷらの衣のような状態で、粘性が高い分、
表面にしっかりと衣をつけることができます。
垂れにくいので、パン粉もつけやすく、作業も1つ減らすことができます。
バッター液をつける前の段階で、ニンニクの芽と豚バラの表面に、
薄く小麦粉をまぶしておくと、さらにバッター液がしっかりとつくようになります。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培
