チューブニンニク ペペロンチーノ
チューブニンニクは常備するととても便利ですが、
賞味期限内に使い切れないことも多々あります。
普段作る料理に、もっと使えるようになれれば、
賞味期限が切れそうになって慌てることも減りそうです。
ニンニクを使う料理といえば、
パスタ料理を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
そんなパスタ料理の中でも、
ペペロンチーノはニンニクの香りとトウガラシの辛味が特徴的で美味です。
チューブニンニクを使って、おいしいペペロンチーノが作れます。
[チューブニンニク ペペロンチーノ]
魚介類のペペロンチーノ
■チューブニンニクでペペロンチーノ
チューブニンニクは、生のニンニクをそのまますりおろしたものとは違い、
多少の添加物が含まれています。
そのため、独特の臭いやエグみが出ることがあるので、
調理する時には注意が必要です。
チューブニンニクを使ってペペロンチーノを作る時の注意点をまとめました。
・火にかける
チューブニンニクが完全に生の状態だと、ニンニクの風味が強く出過ぎてしまい、
パスタ全体のおいしさが半減します。
通常のペペロンチーノを作る時と同じように、
油と一緒にしっかりと火を入れておくことが大切です。
・熱を加えすぎない
火を入れることが大切ですが、火を入れすぎないようにすることも大切です。
チューブニンニクは、すでにすりおろしの状態になっているため、
スライスや潰しただけのニンニクに比べると、焦げやすい特徴があります。
そのため、熱を加えすぎると、焦げたような風味が出てしまい、
料理全体にもその焦げたような風味がついてしまうことがあります。
また、エグみが出やすくなることもあるので、
火をかけすぎないように注意する必要があります。
・他の具材も入れる
チューブニンニクは、生のニンニクに比べ、旨みや甘みが少ない傾向があります。
ペペロンチーノといえば、ニンニクとトウガラシ、オリーブオイルにパスタと、
かなりシンプルな材料で作るのが定番です。
けれど、生のニンニクよりも風味が劣るチューブニンニクを使う時は、
他の具材を加えることで、旨みを増した方がお勧めです。
ベーコンやハムなど、肉の加工品を使うと、旨みがかなり強く出るので、
チューブニンニクに足りないものを補ってくれます。
肉の加工品以外でも、ブロッコリーやコマツナなどの野菜を加えることで、
ボリュームアップし、野菜の風味でさらにパスタがおいしく感じられます。
黄緑色野菜のペペロンチーノ
■チューブニンニクのペペロンチーノレシピ
●材料
ベーコン……1枚~2枚
ブロッコリー……適量
乾燥パスタ……100g
チューブニンニク……小さじ1
鷹の爪……1本
オリーブオイル……大さじ2
●作り方
1.ベーコンを1cm幅くらいの短冊切りにします。
チューブニンニクは計量しておき、鷹の爪は輪切りにしておきます。
ブロッコリーは少し小さめの一口サイズに切り分け、
レンジにかけて火を通しておきます。
2.たっぷりのお湯でパスタを茹でます。
パスタを茹でる湯には、塩(分量外)を加えて茹でます。
表示されている時間よりも、1分ほど短い時間茹で、
おたま1杯分の茹で汁をとっておきます。
3.フライパンにオリーブオイル・チューブニンニク・輪切りにした鷹の爪を入れ、
オイルに浸るようにニンニクをほぐしたら、弱火にかけます。
ニンニクがふつふつとして香りが出てきたら、ベーコンを加えて炒めます。
4.ベーコンの表面にうっすらと焼き色がついたら、
とっておいた茹で汁を加えて、全体が白っぽくなるまでよく混ぜます。
全体が白っぽくなったら茹でたパスタとブロッコリーを加え、
全体を絡めて器に盛りつけたら出来上がりです。
●ポイント
茹で汁は、1リットルの水に10gの塩を加えると、
茹で汁自体に塩味がしっかりとつくので、
後で塩を足す手間が省ける上に、水っぽくなるのを防ぐことができます。
レシピではブロッコリーをレンジで調理していますが、
パスタと一緒に茹でても構いません。
ベーコンは薄切りタイプのものでも良いですし、ブロックタイプでも良いです。
ベーコンがなければハムやウィンナーもお勧めです。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培