タラのニンニクスープ
■タラのニンニクスープ
日本でタラといえば、冬が旬の魚です。
鍋に入れたり、ムニエルやホイル焼きにすることが多いですが、
他の国では、スープの具材にすることも多いです。
海外では、塩漬けにして保存食にしたタラを、
塩抜きしてからスープに使います。
日本では新鮮なタラが手に入るので、塩漬けのタラはスーパーでは見かけません。
簡易的な塩漬けにするため、少し強めに塩をするのがポイントです。
レモンの酸味、醤油の旨みと香ばしさ、
それにニンニクとショウガの香りが食欲をそそります。
日本にある食材ばかりなのに、どこかエスニックな雰囲気があるので、
いつもと違った汁物を作りたい時にもお勧めです。
あっさりとしていますが、ショウガとニンニクで元気が出ます。
●材料
タラ……3切れ
ニンジン……1本
タマネギ……1/2個
ショウガ……1/3かけ
ニンニク……1かけ~2かけ
レモン汁……大さじ1
塩(タラ用)……適量
オリーブオイル……大さじ1
酒……大さじ1
淡口醤油……大さじ1/2
固形コンソメ……1個
水……1000cc
塩コショウ……適量
●作り方
1.タラは食べやすいサイズに切り、両面に塩を振っておきます。
タマネギは薄切りに、ニンジンは皮を剥いて2mmの輪切りにします。
ニンニクはみじん切り、ショウガは千切りにします。
2.鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ、中火にかけます。
ニンニクの香りが出てきたらショウガとタマネギを加えて炒めます。
タマネギがしんなりしてきたら、ニンジンを加えてさらに炒めます。
1分~2分ほど炒めたら、水と固形コンソメを加えます。
3.スープが煮立ち固形コンソメが溶けたら、水気をふき取ったタラと酒を加えます。
再び煮立ってきたら、タラに火が通るまで煮ます。
タラに火が通ったら、淡口醤油とレモン汁を加えます。
味見をして塩コショウで味を調えたら、出来上がりです。
●ポイント
タラには独特の臭みがあるので、食べやすいサイズに切った後に、
少し強めに塩をしておきます。
5分~10分ほど置いておくと、水分が表面に浮いてくるので、スープに加える前に、
必ずキッチンペーパーなどでしっかりとふき取っておきます。
この浮いてくる水分には、タラの臭みも含まれているので、臭みを軽減できます。
淡口醤油の代わりにナンプラーを入れたり、
レモングラスやコブミカンの葉などを加えて煮込むと、
さらに本格的な風味になります。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培