ニンニク収穫 注意点

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ニンニク収穫 注意点

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ニンニクは栽培期間が長いため、収獲の時期になるとワクワクします

 

けれど、いざ収穫という時になると、
本当にそのまま収穫して良いのか気になることがあります。

 

ニンニクを収穫する時には、どのような注意点があるのでしょうか。

 

 

[ニンニク収穫 注意点]

 

 

■ニンニク収穫 注意点は?

 

そろそろニンニクの収穫時期だなと思ったら、
もちろんそのまま収穫しても構いません。

 

けれど、いくつかの注意点を頭に入れておくと、
より良い状態のニンニクを収穫することができます。

 

また、ニンニクは収穫後の管理によって、
長く保存できるかどうかが決まります。

 

ニンニクを収穫する時や、収獲した後に関する注意点を、まとめました。

 

 

 

 

・収穫は茎葉が黄変してから
ニンニクは栽培期間が長い分、いつ収穫かと収穫の時がとても楽しみです。
そのため、本来の収穫時期よりも早めに収穫することが多くなります。

 

特に家庭菜園では、次に栽培する野菜を植え付ける都合もあるため、
早めに収穫してスペースを空けようと考えることも多いです。

 

けれど、きちんと収穫の時まで待ってあげないと、
どうしても玉部分が十分に肥らず、中途半端な出来栄えになります。

 

ニンニク収穫の目安は、茎葉全体が半分~三分の二ほど黄変してきた時です。

 

もちろん、もっと早い段階でも収穫できるサイズに育っている場合はありますが、
きちんと待ってから収獲した方が、玉が予想より小さくてガッカリすることが少ないです。

 

・試し掘りで様子を見る
ニンニクの収穫のタイミングがいまいち分からない、
という時は、試し掘りをしてみるのも1つの方法です。

 

この時、根が伸びている部分と鱗片部分の盛り上がりが水平か、
根の部分が少しだけ凹んでいるような状態であれば、収獲適期です。

 

根の部分が鱗片部分よりも出ている状態であれば、まだ収穫には早いといえます。

 

反対に、鱗片部分が盛り上がりすぎているものは、やや収穫が遅いです。
じきに玉割れを起こす可能性があるので、すぐに収穫します。

 

この見分け方を知っていると、
収獲した時にどういう状態かということが分かるので、とても便利です。

 

 

 

 

 

・根と茎を切る
収獲が終わったら、余分な部分を必ず切ります。
ニンニクを収穫すると、根と茎葉がついた状態になります。
必要となるのは玉部分と、一部の茎だけなので、不要な部分を取り除きます。

 

残しておいても乾燥はできますが、乾燥に時間がかかります。
乾燥に時間がかかると、どうしてもカビが発生したり、
中から腐敗する原因となるので、余分な部分は取り除いておいた方が良いでしょう。

 

根をギリギリのところで切り、茎も10cm~20cmほど残してあとは切ります。

 

茎の長さは、乾燥や保存する時の方法によって変えます。
紐などで茎を縛って、吊るした状態で乾燥させる場合は、
20cmと長めに残した方が紐をかけやすくなります。

 

ネットなどに入れて乾燥させる場合は、
10cmと短めに切っておくと、乾燥の邪魔になりません。

 

 

ニンニクを長期間保存するには、ムラなく乾燥させます

 

 

・ムラなく乾燥
ニンニクは、乾燥させることによって、保存性が高くなります。
ニンニクを長期間保存できるのは、
しっかりとムラなく乾燥させているためなのです。

 

ニンニクを乾燥する時にお勧めなのが、吊るした状態での乾燥です。
吊るしておくことで、全体に空気が触れますし、
空気の通りも良くなるので、乾燥がよく進みます。

 

ただ、この場合でも、吊るしている量によっては、ムラが出る場合があります。
たくさんのニンニクを一か所に干す場合、同じ場所で干し続けると、
どうしても空気の通り方に違いが出るため、乾燥にもムラが出ます。

 

時々干している位置を入れ替えながら、
2週間~1ヶ月ほどかけ、じっくりと乾燥させると、
保存の効く良い状態を作ることができます。

 

吊るす場所がない場合、風通しの良いカゴなどに入れての乾燥も可能です。
ただ、この場合も、同じカゴの中でも位置によって空気の流れに差が出ます。

できるだけムラなく乾燥させるため、同じカゴの中であっても、
時々位置を入れ替えて乾燥させましょう。

 

■参考

・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培



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ニンニク 収穫

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