ニンニク黒糖漬け
黒砂糖
ニンニクは醤油や味噌に漬けて食べてもおいしいですが、
黒糖に漬ける方法があるのをご存知でしょうか。
ニンニクの黒糖漬けとは、どのようなものでどのように作るのでしょうか?
[ニンニク黒糖漬け]
■ニンニクの黒糖漬けとは?
ニンニクの黒糖漬けは、名前の通り、ニンニクを黒糖で漬けたものです。
ニンニクを醤油や味噌、塩などで漬けることがありますが、
黒糖を使って漬けたものがニンニクの黒糖漬けです。
ニンニクが持つ特有の香りは、食欲を増進させてくれますが、
食べた後の口臭や体臭の元にもなります。
また、ニンニクを食べた時の風味が強すぎて、少し苦手という方もいます。
ニンニクの黒糖漬けは、黒糖の甘さが加わってまろやかになり、
ニンニクが持つ特有の香りや辛みもマイルドになるのが特徴です。
ニンニクの黒糖漬けは、作るのに少し時間がかかります。
そのため、たくさん作っておいたものを常備し、毎日少しずつ食べるのがお勧めです。
毎日1かけずつ食べることで、冬は風邪予防になり、夏には夏バテ予防になります。
うけんおばぁのにんにく漬け
■ニンニクの黒糖漬けの作り方
ニンニクの黒糖漬けは、それほど難しいものではありません。
使用するニンニクも、市販されているものならどれでも構いません。
もし沖縄県産の島ニンニクが手に入ったのであれば、それを使っても良いでしょう。
作り方は何種類もあり、材料の配分などもレシピによって異なります。
まずは基本となる漬け方を覚え、そこから自分でアレンジしていくのも楽しそうです。
●材料
ニンニク……1kg
塩……60g~80g
黒砂糖……700g~800g
泡盛……50cc
●作り方
1.ニンニクを鱗片ごとに分け、薄皮を剥きます。
2.ボウルなどにニンニクと塩を入れ、全体がよく混ざるように手で混ぜます。
3.ニンニクに塩が行き渡ったら、3kgの重石をして3日以上置きます。
4.数日経ったら、ボウルに溜まっている水を捨て、水を切っておきます。
5.黒砂糖は砕いて細かくしておきます。
6.消毒した保存瓶にニンニクと黒砂糖を交互になるように入れ、最後に泡盛を注ぎます。
7.保存瓶のフタを閉め、1年以上寝かせれば出来上がりです。
●ポイント
黒砂糖は、塊のものでも良いですし、粉末タイプのものを使っても構いません。
砕く時は、できるだけ細かくなるように砕きます。
最初の下漬けが面倒な場合は、省いても構いませんが、
塩で下漬けしておいた方が、傷みにくくなります。
泡盛の代わりに酢を使えば、アルコールが苦手な方でも食べやすくなります。
島ニンニクなど、粒の小さなニンニクで作る時は、鱗片ごとに分けず、
丸ごと漬けることもありますが、分けた方が後で食べやすいのでお勧めです。
漬けてから仕上がるまでに1年以上もかかるので、
仕込む時は1年分や半年分という風に、まとめて仕込んだ方が良いでしょう。
黒砂糖漬けにしたニンニクは、そのまま食べてもおいしいですが、
刻んで焼き飯やドレッシング、タレ類に利用するのもおいしいです。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培