ジャンボニンニク 収穫
新ジャンボニンニク 1.5kg 3,990円 (税込) C)きりめのやおや
ジャンボニンニクは、通常のニンニクよりも大きな玉が収穫でき、
香りもきつくないので人気が上昇しています。
栽培期間はニンニクと同じで、少し長めですが、
あの大きな玉を収穫できると思うと、楽しみになります。
そんなジャンボニンニクを収穫する時の時期、収穫のサイン、
収穫方法と収穫日の天気についてご説明します。
[ジャンボニンニク 収穫]
■ジャンボニンニク 収穫の時期
ジャンボニンニクは、玉部分が通常のニンニクよりも大きいため、
収獲時期も遅くなると思われることがあります。
けれど、収獲の時期は、普通のニンニクと同じ、5月下旬~6月頃になることが多いです。
トンネルやマルチを利用した栽培法や、暖地などの地域によっては、
早めに収穫のタイミングがくることもありますが、基本は5月下旬~6月です。
寒い地域でも、良いジャンボニンニクを収穫できました
■ジャンボニンニク 収穫のサイン
ジャンボニンニクを収穫しようと思っても、地下の玉部分の様子が分かりません。
収獲が可能かどうかの収穫のサインには、どのようなものがあるのでしょうか。
・収穫の時期がきた
まずは、収獲の時期=5月下旬~6月頃がきたら、
収獲のタイミングと考えて良いでしょう。
もちろん、生育状況によっては、
もう少し早い時期や遅い時期の方が良い場合もあります。
収獲の時期は目安の1つとして覚えておき、
他のサインと総合して、実際の収穫日を選ぶと良いでしょう。
・葉が黄色くなった
ジャンボニンニクは、通常のニンニクと同じように、
収獲のタイミングが近づいてくると、葉が黄色くなってきます。
下葉から順に黄色くなって枯れていくので、
全体の三分の二くらいの葉が黄色くなったら、収獲のサインです。
・試しに収穫してみる
たくさんのジャンボニンニクを栽培している場合は、
試しに1つ収穫してみると、分かりやすいです。
同じタイミングで植え付け、同条件で育てているのであれば、
それほど大きく生育にずれは出ません。
1つ収穫してみて、大きさが十分であれば、収獲しましょう。
もし玉割れしているような株があったら、少し収穫のタイミングが遅いです。
■ジャンボニンニク 収穫する日の天気
ジャンボニンニクを収穫する日は、できるだけ晴れた日を選びます。
できれば、収獲予定日前後の数日は天気が良く、土が乾いている時がベストです。
ジャンボニンニクを生ニンニクと同様に、乾燥させずに食べるのであれば、
収穫後は雨が降っていても構いませんが、
乾燥させるのであれば、雨がらない日を選びましょう。
雨が降っている日や、前日に雨が降って土が湿っていると、
収獲したジャンボニンニクにも水分が多く含まれ、皮に湿気も残ります。
中心まで浸透した水分のせいで、収穫後の乾燥もうまくいかず、
カビや腐敗の原因となります。
育てている地域によっては、収獲の時期と梅雨とが重なることがあります。
少し早めになりますが、梅雨に入る前に収穫を思い切って終えてしまうのも、
1つの方法です。
また、梅雨に入ってから天気の日が続きそうな日があったら、
見逃さずに収穫してください。
sanaさんは、立派なジャンボニンニクを収穫しました!
■ジャンボニンニク 収穫方法
いよいよジャンボニンニクを収穫する、
という時に、実際どのように収穫して良いのか迷うことがあります。
けれど、それほど心配する必要はありません。
ジャンボニンニクの収穫方法は、通常のニンニクと同じです。
株元に近い軸をしっかりと持ち、そのまま持ち上げます。
すでに生育を終えているので、根が切れても問題ありません。
ただ、中には根がしっかりと張っていたり、土が硬くなりすぎてしまい、引き抜くことが
できない場合があります。
そんな時は、スコップなどを使って、掘り上げましょう。
この時、玉の近くにスコップを指し込むと、大切な玉を傷つけることがあります。
軸から、15cm~20cmほど離れた場所にスコップの刃をしっかりと入れ、
そのまま持ち手を引いて盛り上げるようにします。
こうすることで、硬い土がほぐれます。
土がほぐれて玉が顔を出してきたら、あとは手で簡単に抜けるようになります。
■ジャンボニンニク 収穫後の管理
ジャンボニンニクも、収獲した後は、乾燥させておくのが基本です。
生ニンニクと同じように、みずみずしい食味を楽しみたいのであれば、
乾燥させずにそのまま調理して食べます。
ただ、乾燥させていない状態だと日持ちしないので、
できるだけ早いうちに食べ切るようにします。
乾燥させる場合は、根をハサミで切り、収穫後に表面の皮を一枚剥きます。
皮は何枚か重なっているので、表面の1枚を剥くことによって、
表面についた土も一緒に取り除くことができます。
その後、天日に3日~5日ほど当てて乾燥させます。
表面が乾燥したら、ネットに入れて、
雨や光の当たらない、風通しの良い涼しい場所に吊るしておきます。
軸を長く残している場合は、軸を編んで吊るすこともできます。
もし吊るす場所がないという場合は、通気性の良いカゴなどに入れて、
風通しの良い暗所に置いておきます。
上から新聞紙などを被せて遮光しておくと良いでしょう。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培