ニンニク なかなか芽が出ない

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ニンニク なかなか芽が出ない

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心待ちにしたニンニクの発芽です

 

 

Q:ニンニクを植え付けたのですが、なかなか芽が出ません。
植え付け後3週間、これは鱗片が中で腐っているのでしょうか?

 

A:まだ判断するのには早いでしょう。

詳細は、記事をご覧ください。

 

[ニンニク なかなか芽が出ない]

 

 

ニンニクは鱗片を土の中に埋め、発芽を待ちます。

 

ニンニクに限らず、鱗片や球根、
種から植物を育てる時は、芽が出てくるまでやきもきすることが多いです。

 

種から育てる植物は、比較的浅めに埋めることも多いため、
発芽までにかかる期間が短いです。

 

それに比べ、ニンニクのように鱗片を植え付けるタイプの植物や、球根を植える植物、
ジャガイモのようなタネイモを植える植物は、地上に芽が出てくるまで時間がかかります。

 

ニンニクの鱗片を植え付けてから発芽までにかかる日数は、
だいたい7日~3週間ほどといわれています。

 

かなり幅があるように感じますが、植え付け時期や鱗片の状態などによって、
日数が前後します。

 

ニンニクがなかなか芽を出さない原因は、日数以外にも色々考えられます。

 

1. 地温が高い
2. 地温が低い
3. 植え位置が深すぎる
4. 鱗片が傷んだ

 

植え付けの適期はある程度決まっていますが、早い時期に植え付けると地温が高く、
遅くに植え付けると地温が低いために芽が出ない現象が起こります。

 

早くに植え付けて地温が高いだけなら、
発芽適温になったら芽が出るので問題ありません。

 

遅くに植え付けた場合は、気温も地温も下がったままになるため、
春頃になってようやく芽が出てくることが少なくありません。

 

そのため、植え付け時期には注意が必要です。

 

早くに植え付けた場合も、
今度は高温や湿気によって鱗片が傷む可能性が高くなるので、お勧めはできません。

 

植える位置についても、あまり深くに鱗片を埋めてしまうと、
芽や根が発生していても、なかなか地上にたどり着けません。

 

芽が出た後、長く土の中にいても、地上まで芽が出てくればまだ良いのですが、
中には途中で芽が傷んでしまうケースもあります。

 

また、植え付けに使った鱗片自体の状態が悪く、
土の中で腐った可能性も高いです。

 

栽培に使う鱗片は、必ず植え付け前に選別を行い、
状態の良いものから栽培に使います。

 

いずれの場合であっても、まずは中の鱗片が生きているかどうかを調べてみましょう。
植え付けて3週間であれば、もう少ししたら芽が出てくる可能性も捨てきれません。

 

植え付けた場所の土をそっと手で掘り、中の鱗片の状態を確認します。

すでに根や芽が出ている状態であれば、また埋め戻しておきます。

 

もし傷んだ鱗片が出てきたら、土から取り除いておきましょう。

 

もしまだ植え付けに間に合う時期なら、新しい鱗片を空いた場所に植えて、
他と同じように育てます。

 

後で植えなおした株は、他のものよりも発芽や生長が遅くなる可能性が高いですが、
うまく育てば春以降には同じくらいに生長します。

 

もし他よりもかなり生長が遅れるようであれば、
思い切って葉ニンニクとして利用する方法もあります。

 

中の鱗片の様子を見る時は、必ず優しく扱ってください。
もし芽が出ている状態で乱暴に土を掘ると、せっかくの芽が傷みます。

 

■参考

・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培



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ニンニク栽培 Q&A

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