すりおろしニンニクの保存法
ニンニクのすりおろしをしたものの、余ってったらどうしていますか?
すりおろしたニンニクは日持ちがしないからと処分する、
あるいはラップをかけて冷蔵庫へ、無理にでも使い切ることもあるでしょう。
すりおろしたニンニクは、どのようにして保存するのが良いのでしょうか。
■すりおろしニンニクの保存法
すりおろしたニンニクは、丸ごとの状態とは全く違う状態になっています。
すりおろすことで細胞が壊れ、酸化しやすくなっています。
ニンニクに含まれている成分により、
すりおろしたニンニクは時間が経つと変色することがあります。
変色と聞くと茶色くなるようなイメージがありますが、
ニンニクの場合は緑や青です。
鮮やかな緑色なのでビックリしますが、成分的には何も問題はありません。
けれど青いニンニクはあまり使いたくありませんよね。
では、すりおろしたニンニクが余ったら、どうすれば良いのでしょうか。
・冷蔵保存
朝、すりおろして、その日の夜に使う、あるいは翌日には使う場合は、
ラップをして冷蔵庫に保存しておきます。
ただ、時間が経つにつれ変色したり、風味が落ちる可能性が高いので、
できるだけ早く使いきることが鉄則です。
また、できるだけ変色を遅らせるために、金属製のおろし器を使わないことや、
おろしたニンニクにレモン汁や酢、油などを少量混ぜる方法があります。
・冷凍保存
すりおろしたニンニクの風味を落とさず、長く保存できるのは、
やはり冷凍保存です。
たくさんのすりおろしニンニクを作った時にも、冷凍保存はお勧めです。
ラップや冷凍可能な保存袋にすりおろしたニンニクを入れ、
できる限り薄くのばします。
薄くのばした状態で冷凍することで、
必要な時に必要な分だけ割って使うことができます。
ただし、冷凍とはいえあまりにも長い期間保存していると、
冷凍焼けや臭い移りする可能性があります。
風味や色が良い状態使い切るためには、早めに使うのが基本です。