イタリアンいかめし
ニンニク入りのピラフで意外と簡単です。
イタリアンいかめし!
■イタリアンいかめし
いかめしは、イカの胴に米を詰めて、醤油ベースの煮汁で炊いた郷土料理です。
中に詰める米は、うるち米ともち米を混ぜていたり、もち米だけだったりと、
作っているメーカーなどによって違いがあるようです。
イカの中に詰まった米に、イカからの出汁と煮汁の甘辛い味が良く合います。
むっちりした米の食感も良く、見た目以上にお腹にも溜まり、食べ応えがあります。
そんないかめしを、イタリア風にアレンジしてみました。
中のごはんは、あらかじめ作っておくニンニク入りのピラフなので、
イカに詰めてから長時間煮る必要がありません。
ソースとしてトマト缶を使っているので、あっさりとしていながらも、
いかめし特有のむっちりとしたイカと米の食感を楽しめます。
●材料
イカ(処理済み)……2杯
(ニンニクピラフ)
ニンニク……1かけ
米……1カップ
水……1カップ
バター……5g~10g
オリーブオイル……大さじ1/2
塩……少々
(ソース)
トマト缶(ダイスカット)……1缶
水……200cc
タマネギ……1/4個
白ワイン……大さじ2
ケチャップ……大さじ2
塩コショウ……適宜
オリーブオイル……大さじ1
●作り方
1.イカは表面の水気をふき取り、皮を剥いておきます。
ニンニクは皮を剥いてみじん切りにします。
タマネギは粗めのみじん切りにします。
米はさっと洗ってザルにあけ、水を切っておきます。
2.小さめのフライパンにバターとオリーブオイルを入れ、弱火にかけます。
バターが溶けたらニンニクを加え、香りが出るまで炒めます。
ニンニクの香りが出たら中火にして、米を加えて炒めます。
米が少し透き通ってきたら、水を加えてフタをします。
中の水が沸騰したら弱火にして、10分炊きます。
炊き上がったら全体をざっくりと混ぜ、再びフタをして10分ほどむらします。
ピラフの粗熱が取れたら、イカの胴体にピラフをできるだけ多く詰め込み、
口を楊枝か竹串をつかって留めます。
3.ソースを作ります。
大きめのフライパンにオリーブオイルを入れ、中火にかけます。
フライパンが温まったらタマネギを加えて炒めます。
タマネギが透き通ってきたら、トマト缶と水を加えてざっと合わせます。
ソースが沸騰したら白ワインを加え、再沸騰したらピラフを詰めたイカを並べます。
フタをしたら火を少し弱め、10分煮てひっくり返し、もう5分~10分煮ます。
イカだけを取り出してカットしている間に、ソースを煮詰めます。
ケチャップを加えて水分を飛ばし、味見をして塩コショウで調えたら、
器の底にソースを敷きます。
ソースの上に切ったいかめしを並べたら、出来上がりです。
●ポイント
工程が多く難しそうに見えますが、作ってみると意外と簡単に作れます。
ピラフを作るのが面倒な場合は、冷ご飯を温め直し、
ガーリックバターと塩を混ぜたものをイカに詰めても美味しいです。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培