ニンニク 九州の収穫時期
九州のニンニク収穫時期はいつ?(紫々丸)
ニンニク栽培をする時、住んでいる地域によって、
栽培する品種や収穫や植え付けの時期が変わってきます。
日本は地域によって気候が少しずつ違います。
では、九州地方の収穫時期をご紹介します。
[ニンニク 九州の収穫時期 ]
■九州の気候区分
九州は日本列島の中でも南西の方向に位置しているため、
比較的温暖な地域が多い場所です。
種袋などに記載されている気候区分を見ると、
九州が暖地に区分されていることも多いものです。
けれど、場所によっては雪が積もるような場所もあるため、
暖地・中間地・寒冷地のすべてが含まれています。
暖地・温暖地(中間地)・寒冷地は、年間の平均気温によって分けられます。
年間平均気温が、
18度~15度を暖地、
15度~12度を温暖地(中間地)、
12度~3度を寒冷地としています。
平均気温が18度以上の場所は亜熱帯、3度以下の場所は極寒地とされます。
日本では、沖縄が亜熱帯、北海道の一部が極寒地に区分されますが、
基本的には暖地・温暖地(中間地)・寒冷地の3つに区分されます。
大きく区分すると、九州は暖地とされていることが多いですが、
実際のところ、九州は海に近い場所が暖地、
そこから少し内側に入ると温暖地(中間地)、中央部分が寒冷地となります。
ほんの少しの差ですが、ニンニク栽培だけでなく、
植物全般を育てる時に、重要となるポイントです。
実際に住んでいる場所が、どの気候区分に入るのかを、知っておきましょう。
■九州のニンニク収穫時期
同じ九州であっても、
場所によって暖地・温暖地(中間地)・寒冷地とに分けられます。
自分の住んでいる地域がどの気候区分に当てはまるのかが分かったら、
次に気になるのは、気候区分によって収穫時期に差が出るかどうかです。
ニンニクの気候区分別の収穫時期は、以下の通りです。
暖地……5月中旬~6月
温暖地(中間地)……5月下旬~6月
寒冷地……7月
気温の上昇が遅い分、寒冷地は収穫時期が遅くなります。
ただし、この時期に必ず収穫できるとは限りません。
その年の気温上昇の具合により、寒冷地でも6月中に収穫できることもあります。
ニンニクの収穫時期は、何月かだけでなく、全体の葉の枯れ具合や、
実際に掘った時の肥り具合などで、判断すると間違いが少ないです。
■参考
・ニンニクの収穫時期
・ニンニク 収穫方法
・ニンニク栽培 北海道