ニンニク フライパンで簡単おつまみ
ニンニク アヒージョ
ニンニクはお酒のおつまみとしても優秀な食材です。
ニンニクが持つ強い香りと味によって、お酒が美味しくいただけます。
思い立った時に、パパっと作れて、しかもフライパン1つで完結できるとしたら、
宅飲みのバリエーションも広げられそうです。
[ニンニク フライパンで簡単おつまみ]
■炒める
フライパンを使った料理といえば、やはり炒めるものが主流となってきます。
ニンニクを使ったおつまみも、フライパンで簡単に作ることができます。
ニンニクは色々な食材とも相性が良いので、
お肉や野菜と炒めるだけでも、立派なおつまみとなります。
ただ、ニンニクを使った炒め物系のおつまみを作る時には、
必ず守りたいポイントが2つあります。
この2つを守って、様々な食材と合わせたおつまみを開拓してください。
・しっかりと火を入れる
ニンニクは生でももちろん食べられますが、中途半端に火が入った状態だと、
食感や風味までも中途半端になってしまいます。
特に、青森県産のホワイト六片のような、
火を通すことで食感や味わいが深くなるタイプのニンニクを使う場合は、
中心までしっかりと火を入れないと、その魅力が半減します。
ニンニクを使ったおつまみを作る時、ニンニクの存在感を出すために、
みじん切りやスライスにせず、ほぼ鱗片そのままで使うことが多いです。
もちろん、細かく切らずにそのまま使うことで、
ほくほくとした食感や甘みを強く感じることができるので、おつまみには最適です。
炒め物=強火で短時間、というイメージがありますが、
それは他の材料を入れ始めてからの話です。
最初にニンニクの香りをオイルに移したりする段階では、
弱火でじっくりとニンニクに火を通すようにします。
また、ニンニクの存在感を出すためであっても、
鱗片のまま使うと、中心まで火を通すのに時間がかかります。
そんな時は、ニンニクを潰してから使うようにします。
包丁の腹などを使って潰すことで、ひびが入って中心まで火が通りやすくなります。
潰すだけなら、みじん切りやスライスよりも存在感を残すこともできるので、お勧めです。
・焦げに注意
ニンニクはじっくりと火を入れることで、甘みが出て旨みも凝縮されます。
ところが、火にかけすぎてしまうと、今度は焦げてしまうことがあるので、要注意です。
ニンニクはほんの少しでも焦げてしまうと、その風味が全体に広がってしまい、
料理そのものが台無しになります。
まずは、ニンニクが焦げないように火加減に注意します。
弱火でじっくり火を通すのが基本です。
次に、表面に色がついてきたら、
すぐに他の材料を入れるか、ニンニクを別の容器に移します。
他の材料を入れることで、フライパンと油の温度が下がって、
ニンニクが焦げるのを防ぐことができます。
また、すぐに他の材料を加えることができない場合は、
別の容器にニンニクを移しておきます。
ニンニクは予熱でもどんどん火が入って焦げてしまうので、
色づいてきたらすぐに対応するようにしましょう。
■焼く・煮る
フライパンの大きさによっては、じっくり焼いたり煮たりすることもできます。
炒め物なら、中くらいのサイズ~大きいサイズのフライパンの方が使いやすいですが、
少量を調理する焼く・煮るといったおつまみには、小さめのフライパンがお勧めです。
流行のスキレットなら、じっくり火を通すのにも向いています。
・バター焼き、オイル焼き
ニンニクをばらして皮を剥いたそのままの状態で、
シンプルにバターやオイルを使って焼くのもおいしいおつまみになります。
ただ、ニンニクの中心まで火を入れるのには時間がかかるので、
テフロン加工のフライパンよりは、スキレットのような鋳物のフライパンの方がお勧めです。
バターにしてもオイルにしても、低温で揚げたような仕上がりになるので、
軽く塩をふるだけでも立派なおつまみになります。
・アヒージョ
小さいフライパンを使ったニンニクの煮物といえば、やはりアヒージョでしょう。
アヒージョは、ニンニクとその他の食材を一緒にオリーブオイルで煮た料理で、
お酒にとてもよく合います。
本来は専用の鍋を使いますが、小さいフライパンでも十分作ることができます。
合わせる具材は自由で、香りが強くダシが出るような、
エビや砂肝、ゴボウ、マッシュルームなどがお勧めです。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培