ニンニク 口の臭いを消す方法
ニンニク料理を食べた後、やはり気になるのは臭いですね
ニンニク料理の後、仕事や知人、恋人と会う予定ができて、
焦った経験があるかたも多いのではないでしょうか。
ニンニクを食べた後、臭いの発生源は口だけではありません。
◎ニンニクの臭い発生サイクル
口→食べカスが残り臭う
胃→にんにく料理を消化・吸収されるまで臭う
体臭→消化・吸収されたニンニクの臭い成分が、
血液に混ざって全身を巡って、体から臭う
呼気→血液に含まれた臭い成分が肺に回って、息が臭う
このように、ニンニクの臭いの元は一つではないのです。
臭いをできるだけ抑えるためには、
ニンニク料理を食べる時から対策をとるのが効果的です。
この記事では、ニンニクの口臭を抑える方法をご紹介します。
臭いをできるだけ消したい場合は、
いくつかの方法を合わせることをお勧めします。
[ニンニク 口の臭いを消す方法]
・歯を磨く
第一に、口の中に残ったニンニクの食べカスを取り除きましょう。
一番良いのは、やはり歯を磨くことです。
次に、マウスウォッシュなどを使って、口を隅々までゆすぐことです。
食べカスが残っていると、そこからずっと臭いが発生します。
食べカス自体は小さくても、ニンニクの臭いは強烈ですので、
取り除いておくに越したことはありません。
また、歯磨き粉やマウスウォッシュのミントの香りで、
ある程度の臭いなら相手に気づかれません。
・ポリフェノールで臭いを抑える
野菜や果物に含まれているポリフェノールや酵素をとることで、
ニンニクの臭いを抑えることができます。
ポリフェノールには、抗酸化作用の他にも、消臭する力もあるのです。
ポリフェノールが多く含まれている食品には、
リンゴ・ブルーベリー・プルーン・パセリ・
ホウレンソウ・チョコレートなどがあります。
特に、リンゴにはポリフェノールが豊富に含まれていてお勧め!
一切れだけでも食べておけば、臭いを抑えてくれますし、
爽やかな香りでニンニクの臭いを薄めることもできます。
このようなポリフェノールを多く含む食品は、
できることなら、ニンニク料理と一緒に食べたいですが、
現実問題として無理があるでしょう。
料理の味も変わってしまうので、食べるとしたら食後ですね。
間をおかず、食後すぐに食べると、効果が高いです。
*コンビニなどで市販されているリンゴジュースは、
製造の過程で、殺菌のために加熱されている場合があります。
酵素などは高温には弱いため、加熱すると減ってしまい、
食後や食事中にとったとしても、効果は期待できません。
リンゴを生のままミキサーにかけた、
ジューススタンドのリンゴジュースであれば、効果があります。
・たんぱく質や脂質などで臭いを抑える
ニンニクの臭い成分は、
タンパク質や脂質、糖質、カルシウムと一緒にとることで臭いが減ります。
魚などの臭みをとるために、ニンニクを使うことがありますが、
出てきた料理からはニンニクの臭いが減少していることが多いです。
それは調理中、臭い成分がタンパク質などとくっついて、
ニンニクの臭い自体が減っているのです。
ただし、この場合は、最初よりも臭いが軽減されている状態なので、
食後にはどうしても臭いが残ります。
できることなら、他の方法と合わせた方が、効果は高いでしょう。
また、タンパク質やカルシウムといった成分をもつ、
牛乳を食事中や食後にとるのも、臭いを軽減するのに効果が高いです。
・カテキンで臭いを抑える
緑茶などに含まれるカテキン成分は、
消臭効果があることで知られていますね。
緑茶も、食事中にニンニク料理と一緒に飲むと、効果は高くなります。
最近では、カテキンが多く含まれている、
濃いお茶などもペットボトルで販売されています。
コンビニなどでも手軽に購入できるのでお勧めです。
・ガムやブレスケア製品を食べる
ニンニク料理は、胃の中でこもり、食道から臭いが上がります。
ミントガムや、タブレットやグミ状のブレスケア製品も効果があります。
ガムは噛むことにより、口の中に残ったニンニクのカスを吸着し、
ミントの香りを上乗せすることができます。
ブレスケア製品の中には、食べた後に胃で消臭するタイプのものもあります。
■参考
・ニンニク 手の臭いを消す方法
・ニンニク 翌日の臭いを消す方法
・ニンニク 部屋の臭いを消す方法