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]]>1月のニンニク
ニンニクは、品種によって寒さへの強さが違います。
暖地向きの品種は、寒さに弱いわけではありませんが、
休眠が浅いので、厳しい寒さが続くと生育に影響します。
対して寒地向きの品種は、休眠が深いので、寒さにはとても強いです。
そんなニンニクですが、1月のような寒い時期になると、
たいていの品種は休眠に入ります。
ニンニクが休眠に入ってしまうと、こちらは何もすることがないように感じますが、
実は休眠中も手入れが必要になる場合があるのです。
ニンニク栽培では、1月にどのような作業が必要になるのでしょうか。
[ニンニク栽培 1月]
■1月のニンニク
1月は1年の中でも最も寒い時期に入るため、
ニンニクの生育も寒さによって止まります。
生育が止まっている間、ニンニクは休眠状態となって寒さに耐え、
次に生育に適した時期になるまで、ほぼ活動せずに過ごします。
休眠しているため、見た目に変化はほとんどありません。
この時期に、葉先が少し枯れたりする症状が見られますが、
これは寒風が葉に当たったために起こる症状のため、
ひどくなっていないのであれば、特に心配はいりません。
■1月の作業
・寒さ対策
1月はとても寒いです。
寒さに強いニンニクも、強い寒風に長時間当たっていたり、
頻繁に霜に当たっていると、葉や根などが傷んでしまい、その後の生育に影響します。
暖地などの場合は、特に寒さ対策をしなくても問題ない場合が多いですが、
寒地などはもともと寒い地域ということもあるので、
霜や寒風に当たりやすい場合は、寒さ対策をしておくのがお勧めです。
ビニールマルチも、防寒対策の1つではありますが、
植え付け前にかぶせておく必要があるため、栽培の途中からは使えません。
栽培の途中から使えて便利なマルチは、ワラやバークチップなどです。
土の上にかぶせておくだけなので簡単で、しかも栽培の途中に使用でき、
不要になったらすぐに取り外すこともできます。
また、適度に通気性や通水性もあるので、加湿や蒸れも起こりにくいです。
さらに、土の上にマルチが乗っていることによって、水分が蒸発しにくくなり、
過度な乾燥も防げます。
・水やり
気温も低く、ニンニク自体の生育も止まっているので、基本的には水やり不要です。
ただ、雨が降らない日が長期間続いたり、あまりにも土が乾燥していると感じたら、
水やりは必要になります。
ニンニクの生育は止まっているので、それほど大量の水は必要ありません。
無理に水やりをすると、むしろ過湿となって傷む原因になります。
この時期は、乾燥気味を意識して管理し、
過乾燥になりそうな時にだけ、水やりをします。
水を与える時間帯は、午前中がお勧めです。
午前中に水やりをしておくと、夕方までには余分な水が切れ、凍結の心配が減ります。
反対に夕方以降に水を与えると、夜間の冷え込みによって土が凍り、
根が傷むことがあるので、注意します。
休眠しているということは、傷んだ後の回復にも時間がかかるということなので、
休眠中はできるだけ傷みがないように管理します。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培
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]]>The post ジャンボニンニクをたくさん増やす方法 first appeared on ニンニク栽培.com.
]]>人気のジャンボニンニク、菜園仲間のSenaさんの収穫
ジャンボニンニクは、通常のニンニクよりも1つの鱗片が大きく、
調理しやすく、またニンニク特有の香りが少ないため、
食後の口臭が気になる方や、ニンニクの香りが苦手な方に人気があります。
家庭菜園で育てるニンニク品種の中でも人気が高いため、
できれば自宅でも増やしていきたいと考える方が多いようです。
ジャンボニンニクを増やすには、どのような方法があるのでしょうか。
[ジャンボニンニクをたくさん増やす方法]
ジャンボニンニクを増やす方法は2通りあります。
どちらの方法をとるにしても、1年で劇的に数が増えるわけではありません。
一般的なニンニクと同じように、1年で少しずつ増やしていき、
何年かかけて望む数まで増やすというやり方になります。
・鱗片で増やす
ジャンボニンニクは、1個の鱗片の大きさがとても大きいですが、
一般的なニンニクと同じように、1箇所に1個の鱗片を植えて育てます。
その1個の鱗片が育った時の収穫すると、またいくつかの鱗片に割れています。
ジャンボニンニクは、1株に複数の鱗片がつくのが普通なので、
それらの鱗片を分けて植え付けることで、数を増やすことができます。
最初に栽培する分の鱗片は必要になるので、
一番最初は鱗片(種球)の購入が必要となります。
例えば、最初のジャンボニンニクに4個の鱗片がついていたとします。
これを4株に分けて育てた時、それぞれにまた4個の鱗片がついたとしたら、
1回目の収穫で4株×4片で、16個の鱗片がとれる計算になります。
半分は食べる用にしたとして、残りの8個を栽培用に回すとすると、
2回目の栽培では8株のジャンボニンニクを育てることになります。
2回目の収穫では8株×4片となるため、収穫できる鱗片は32個となります。
これをまた半分食べて、半分を栽培用に回すとなると、
3回目の栽培では16株を栽培することができます。
これを育てて収穫すれば、3回目の収穫では16株×4片で64個の鱗片を収穫できます。
このように、少しずつですが、鱗片を増やしていくことによって、
栽培する株数を増やしていきます。
これはあくまでも単純な計算なので、株によっては鱗片の数が増減することもあり、
弱い鱗片が途中で枯れてしまうケースもあります。
また、常に半分は食べて、半分を栽培用に回す計算をしていますが、
食べる量を減らせば、それだけ栽培できる株数も増える計算になります。
ジャンボニンニクは、高いので栽培してどんどん増やしたいですね!
・木子で増やす
ジャンボニンニクには、鱗片の他に小さな木子と呼ばれる、
種のようなものがくっついていることがあります。
鱗片の外側や、球の底面にくっついていることが多く、
見ればどれが木子なのかすぐに分かります。
この小さな種のようなものは、ジャンボニンニクの赤ちゃんのようなものです。
これを土に埋めて育てることで、時間はかかりますが、
通所のジャンボニンニクと同じようなサイズに育てることができます。
小さな木子がジャンボニンニクのサイズになるためには、
だいたい3年必要といわれています。
木子は1株に1個の時もありますし、複数個ついていることもあります。
鱗片と違って小さくて食べられないので、
すべてを栽培用に回せる点が、鱗片を使って増やす方法との違いです。
育て方は、ジャンボニンニクを育てる時と同じです。
ただ、木子は普通の鱗片と違って皮がとても硬いので、
必ず皮を剥いてから土に埋めるようにします。
追肥のタイミング等も、大きなジャンボニンニクを育てる時と同じですが、
量は少量にしておきます。
また、植え付ける時の株間は、
1年目は5cm~10cm、
2年目は10cm~15cm、
3年目は20cmあけるようにします。
1年目は木子が小さく、それほど株間を必要としません。
2年目は少し大きくなるので、1年目よりは広めにとります。
3年目は通常のジャンボニンニクと同じ扱いにして育てるため、
株間は20cmとしっかりとっておきましょう。
株間が狭いと、せっかく大きく育とうとしている球部分が、
生長するスペースがなく、小さくなってしまいます。
木子の場合、鱗片と違って食べられるようになるまで数年はかかりますが、
食べられるサイズにまで育った年は、分球するためいっきに数が増えます。
鱗片で増やすか木子で増やすかは、好みにもよるかとは思いますが、
効率が良いのは、鱗片栽培でも増やしつつ、木子を肥培して大きくすることです。
収穫4日前のジャンボニンニク
■種からは増やせない?
ジャンボニンニクは、ニンニクという名前が入ってはいますが、
実はニンニクとは少し種類が異なります。
どちらかというと、西洋ネギと近縁種にあたります。
栽培中、ニンニクと同じように花茎が伸びてきますが、
種ができないニンニクとは違い、ジャンボニンニクは花の後に種ができます。
この種を播いて4年~5年かけて育てることで、
ジャンボニンニクにすることも不可能ではないでしょう。
ただ、花を咲かせて種をとるためには、
花茎をそのまま枯れるまで置いておく必要があります。
普通のニンニクを栽培する時も、花茎が伸びてきたら早めに取り除きます。
ジャンボニンニクもそれと同じように、花茎は早めに取り除くのが普通です。
というのも、花茎をそのまま放置し、花を咲かせて種をつけさせると、
そちらの体力を使ってしまい、肝心の地下の球部分が肥りにくくなるのです。
ニンニクを育てる時は、やはり地下の球部分を目的として育てます。
種をとるために、本来大きく育てたい球部分を小さくしてしたのでは、本末転倒です。
また、種から栽培するとなると、発芽率が安定しないこともある上に、
木子から育てるよりもさらに年数がかかるため、あまり現実的とはいえません。
どうしても種から育ててみたいという場合は、
1株だけ犠牲にして種を採取し、育ててみるのも良いでしょう。
けれど、効率よく株数を増やしたいということであれば、
やはり鱗片か木子で増やす方がお勧めです。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培
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]]>The post ニンニク 豚こま カリカリ炒め first appeared on ニンニク栽培.com.
]]>
■ニンニク 豚こま カリカリ炒め
豚こま肉は、スーパーでも安売りされることが多く、使い勝手も良い食材です。
けれど薄く切ってあるだけに、満足感があまり感じられないことがあります。
そんな時は、ニンニクで香り付けをしてパンチを強くしましょう。
さらに1枚ずつではなく、数枚ずつ塊にして揚げ焼きにすることで、
ボリューム感もアップできます。
ニンニクと醤油の香りが食欲を誘います。
白いご飯にはもちろん合いますし、
ビールや酎ハイなどの冷たいお酒にもよく合います。
味がしっかりとついているので冷めてもおいしいです。
●材料
豚こま肉……300g~400g
ニンニク……2かけ
醤油……大さじ2
砂糖……大さじ1
酒……大さじ1
片栗粉……大さじ2
揚げ油……適量
●作り方
1.ニンニクは皮をむいてすりおろします。
ボウルにすりおろしたニンニク、醤油、砂糖、酒を入れて混ぜます。
豚こま肉を加えてよく揉み込み、10分~15分ほど置きます。
2.時間が経ったら、片栗粉を加えて粉っぽさがなくなるまでよく揉み込みます。
3.フライパンに1cmくらいの深さになるようにサラダ油を入れます。
170度~180度に油を熱したら、豚こま肉を入れていきます。
食べやすいサイズになるよう、数枚分を固めて油に入れていきます。
油の量が少ないので、豚肉も平たくして入れていくと、火の通りが良くなります。
全体に火が通り、きつね色になったら引きあげて油を切ります。
お皿に盛りつけたら出来上がりです。
●ポイント
豚肉はどの部位でも良いですが、肩がお勧めです。
豚こま肉の塊をあまり背が高くなるように固めると、
中心に火が通りにくくなるので、
半分の高さまで油に浸かるくらいの厚さに整えるようにします。
揚げている間に油が跳ねることがあるので注意します。
■こちらもお勧めニンニクレシピ
・ニンニクの醤油漬け
・たこのアヒージョ
・ニンニクと海苔のスープ
・ニンニクのトースター焼き
・ニンニク味噌
・ニンニクと海苔の炊き込みご飯
・レンコンのアリオリサラダ
・叩きキュウリ ニンニク風味
・ガーリックハーブバター
・長芋とコーンのガリバタ醤油
・中華風ドレッシング|ニンニク風味
・こんにゃくのガーリックステーキ
・ニンニク入り豚汁
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]]>
なんとか初夏に収穫するところまで育てても、
終始ひょろひょろで葉が伸びすぎた状態のまま、
思うように育たないこともあります。
ニンニクの葉が伸びすぎてしまうのには、
どのような原因があるのでしょうか。
[ニンニク 葉が伸びすぎ]
■ニンニク 葉が伸びすぎの原因
ニンニクの葉が伸びすぎて、ひょろっとして弱々しくなっているのは、
たいていの場合は徒長している状態です。
ニンニクの葉が伸びすぎる(徒長する)原因を、ご紹介します。
1. 日照時間が短い
ニンニクだけでなく、多くの植物に徒長の症状が出ることがありますが、
原因の多くは日照不足です。
ニンニクが必要とする日当たりよりも、日照時間が短い場所で育てると、
生長に十分な光を受けることができず、
徒長してしまい、葉がやたらと細長く伸びるようになります。
日当たりが良いと思っている場所も、
季節によっては悪い場所になることもあります。
太陽の位置は一年を通してずっと同じわけではありません。
夏は太陽が高く、冬は低くなります。
そのため、栽培場所の周りに建物や塀、フェンスなどがある場合は、
季節によって日当たりの具合が変わります。
特にベランダなど、一方向にのみ開けている場所は、
季節によって日の当たる場所や時間帯が異なるので、注意します。
ニンニクは栽培期間が長い野菜です。
冬の間は、あまり動かず生長もしていないので、
多少日当たりが悪くなっても構いませんが、
秋と春以降の日当たりは確保しておくと元気に生長します。
ニンニクも日当たりが好きです
2. 株間が狭い
株間が極端に狭い場合も、徒長の原因となります。
株間が狭いと、それぞれのニンニクが生長してきた時に、
お互いの葉がお互いに陰を作ることとなります。
陰ができれば、その分日当たりが悪くなり、徒長の原因となって、
葉がやたらと細長く伸びてきます。
一般的なニンニクであれば、株間の基本は15cmです。
温暖地に向きの小型の品種であれば、10cmくらいでも育つものもあります。
その反対に、ジャンボニンニクなど大型に育つ品種の場合は、
20cmくらいの余裕をもって植え付けるのが適しています。
また、葉ニンニクの場合は、徒長する前に収穫を終えることが多いので、
株間は5cmほどでも十分な場合がほとんどです。
窒素過多のニンニク、二重葉で色が濃い
正常に育っているニンニク
3. 窒素過多
ニンニクを育てる時、追肥は欠かせません。
ただ、肥料を与えすぎるのも、葉が伸び過ぎる原因になることがあります。
肥料には、窒素・リン酸・カリという、
植物が育つために必要な3要素が含まれています。
ただ、肥料の種類によっては、3つの配合率が同じものや、
どれか1つだけが突出しているもの、
反対にどれか1つが少ないものなど、とても幅が広いです。
3要素の中でも、窒素が極端に多い肥料を与えると、葉が伸びやすくなります。
窒素は植物の枝葉を育てる養分といわれているため、
多く与えれば、その分葉色が濃くなり、伸びていきます。
一見するととても元気に育っているようにも見えますが、
実はとても軟弱に育っている上に、害虫を寄せやすくなります。
ニンニク栽培で使用する肥料は、
窒素が過多にならないよう、調整しておくと安心です。
■ニンニクの葉が伸びすぎたら?
もし葉がやたらと長く伸びてしまっても、切ってはいけません。
葉はとても大切な器官です。
葉を切ってしまうと、光合成を行う場所が少なくなるため、
ニンニク自身で作る養分の量が減ってしまいます。
また、葉を切られたショックにより、調子を崩してしまうこともあります。
やたらと長く伸びているなと感じたら、まずは原因を特定しましょう。
原因が特定できたら、解消して栽培を続けます。
最初に長く伸びてしまった葉が短くなることはありませんが、
ニンニク栽培に適した状態で育てることによって、
その後の生育が安定する可能性が高くなります。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培
The post ニンニク 葉が伸びすぎ first appeared on ニンニク栽培.com.
]]>The post 葉ニンニク 収穫後 first appeared on ニンニク栽培.com.
]]>葉ニンニクは、植え付けてから2ヶ月後くらいから収穫できます
同時にたくさん植え付けた場合は、一度にたくさん収穫することとなります。
そうなると、気になるのが日持ちです。
葉ニンニクは収穫後、どのように保存すると日持ちしやすいのでしょうか。
[葉ニンニク 収穫後]
■収穫後の保存方法
球ニンニクは乾燥させることで保存が効くようになりますが、
葉ニンニクはそうはいきません。
乾燥させると、シャキシャキとした食感が失われる上、
乾燥しきる前に傷んでしまう可能性もあります。
たくさん育てた場合は、数日ごとに収穫すれば、多少は畑に残すこともできます。
ただ、それにも限度がありますし、
何かの都合で一度にすべて収穫しなければいけない場合は、
収穫後の保存方法で日持ちする長さが異なります。
・早めに食べる
まずは早めに食べきることが先決です。
高知県で親しまれている「葉ニンニクのぬた」を作り、
様々な料理と一緒に食べる方法もありますし、
その他の料理に野菜として葉ニンニクを使用することもできます。
収穫したものは、数日のうちに調理して食べてしまうのが一番です。
新鮮なうちなら、みずみずしい生の状態でも楽しむことができます。
・冷暗所
その日中に調理できない場合は、冷暗所であれば数日の間は保存ができます。
冷蔵庫の野菜室でも良いですし、
寒い時期なら、暖房のない涼しくて暗い場所で、保存できます。
その際は、乾燥を予防するため、新聞紙にくるんでおきましょう。
野菜室に入れておく場合は、新聞紙で包んだ上から、
さらにビニール袋をかぶせておくと、乾燥を予防できますし、
過度の冷気から守ることもできます。
葉ニンニクは麻婆豆腐やラーメンに入れても美味しいです
・冷凍
葉ニンニクは、冷凍もできます。
使い切れなかった分を洗って根など余分な部分を取り除き、適当な大きさに切ります。
それをジッパー付きの保存袋などに入れ、冷凍庫に保存します。
自然解凍すると食感が変わることがあるので、
凍ったままの葉ニンニクを炒め物にそのまま使うのがお勧めです。
また、軽く火を通したものを冷凍する方法もあります。
さっと茹でたり、レンジでチンした葉ニンニクを、適当な大きさに切ります。
粗熱が取れたら、ラップや保存袋などに入れ、冷凍庫に入れておきます。
この場合も、炒め物に使うのであれば、凍ったまま使うことができます。
すでに火が通っているので、調理時間を短縮することができます。
自然解凍したものを、和え物に使うこともできます。
・醤油漬け
葉ニンニクを保存食にすることもできます。
生のままの葉ニンニクを刻み、醤油で漬ける方法です。
醤油には生の葉ニンニクから移った香りや辛みがとけこみます。
漬け込んだ醤油のみを調味料や付けダレとして使うこともできますし、
葉ニンニクそのものを熱々のご飯に乗せて食べることもできます。
醤油のみに漬ける方法もありますが、酢やみりんなどを合わせた、
合わせ調味料に漬け込む方法もあります。
漬けこんでから3日後から食べられますが、日を置いた方が醤油に風味が移ります。
また、生の葉ニンニク特有の辛みも、日数を置くことでマイルドになるので、
辛みが苦手な方は、長めに漬けてから食べると良いでしょう。
さらにピリッとした刺激が欲しい方は、鷹の爪を一緒に漬けこんでおくと、
葉ニンニクとはまた違った辛みをつけることができます。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培
The post 葉ニンニク 収穫後 first appeared on ニンニク栽培.com.
]]>The post ニンニク 葉が垂れる first appeared on ニンニク栽培.com.
]]>葉が垂れていると、何か問題がありますか?
A:よく観察し、原因を特定しましょう。
[ニンニク 葉が垂れる]
ニンニクは、鱗片を埋めて育てます。
地中に鱗片を埋めた後は、地上に芽が出てくるまでドキドキしますが、
その後はすくすくと生長し、冬になると生長が止まります。
越冬前でも越冬後でも、葉が垂れさがってくると心配になります。
けれどニンニクの場合、自然と垂れ下がっているだけの場合も多いので、
心配しすぎるのもよくありません。
まずは、なぜ垂れ下がっているのかを知り、
状態をチェックしながら管理することが大切です。
ニンニクの葉が垂れさがる原因をまとめたので、チェックの参考にしてください。
また、葉の下垂によって地面と葉が近くなるのが気になる場合は、
敷きワラなどのマルチを敷いて、葉に土が触れないようにするのがお勧めです。
・自重で下がっている
ニンニクの葉は、トマトやナス、キュウリなどのように、
茎やツルに葉がついているタイプとは違い、
細長い葉が中心から伸びてくるタイプです。
地上に芽が出てきてすぐの頃は、葉も短いのでピンと張った状態を維持できます。
けれど葉が長くなってくると、どうしても自重によって垂れ下がってきます。
これは病気や不調などではなく、ごくごく自然な状態です。
葉の変色や病斑の出現、軸部分の異常などが見られないのであれば、
特に心配する必要はありません。
・徒長している
植物には、それぞれ適した日照量があります。
ニンニクは、栽培期間中に生育する時期と生育が止まる時期があります。
生育している間はできるだけ日当たりの良い場所が良いですし、
生育が止まっている時期であれば、多少日当たりが悪くても構いません。
生育期間中に日当たりが悪い場所に置いていると、
どうしても日照不足に陥ります。
すると、葉がひょろひょろと細長く育ち、垂れ下がりやすくなります。
健全に育っているニンニクの葉は、やや厚みがあってしっかりとした感触があります。
それに比べ、徒長しているニンニクの葉は幅が狭く厚みも薄い感じがします。
触った時に柔らかく感じ、色もやや薄くなります。
日当たりの悪い場所で管理していても、すぐに枯れてしまうことはありませんが、
生育不良によって球の肥りが悪くなることが多いので、
できるだけ日当たりの良い場所に移した方が良いでしょう。
・窒素が多い
ニンニクはとても丈夫で、育てやすい植物です。
多肥にしなくても生長しやすいので、初心者にもお勧めです。
ただ、あまりにも養分が足りない状態では、生育不良が起こります。
ある程度の肥料を与えることで、生育も球の肥りも良くなります。
ただし、与えすぎは禁物です。
地上部の葉を見ている分には、青々とした葉が大きく育っているように見えても、
肥料過多によって不調を起こしていることがあります。
特に窒素が多い状態になると、葉がやたらと大きく生長し、色が濃くなります。
一見するととても元気に見えますが、葉に厚みがある割には下垂が激しくなります。
指で葉をつまんで指を動かすと、
葉の表面と内側がずれるような感覚が出ることがあります。
これは窒素過多の典型的な症状です。
窒素が多くなることで細胞が弱くなり、葉を指で軽くこするだけで、
表面と内側がずれてしまうのです。
健全な葉であれば、軽くこすってもびくともしません。
葉色が濃く、葉のサイズも申し分ないけれど、
やたらと葉が倒れたようになる場合は、窒素過多を疑いましょう。
・病気にかかった
ニンニクは丈夫ですが、病気にかかることもあります。
ニンニクがかかりやすい病気の多くが、葉に症状が出ます。
葉をよく観察し、妙な変色や病斑、葉先の枯れ、
軸の腐敗や変色がないかを見ましょう。
何か異変を見つけたら、何が原因で起こっているのかを調べ、原因を特定します。
早くに対処できれば、改善できる病気もあるので、
異変があったからといってすぐには諦めず、できることをやってみましょう。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培
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]]>The post もやしと砂肝の塩ダレ炒め first appeared on ニンニク栽培.com.
]]>
■もやしと砂肝の塩ダレ炒め
もやしは安価でおいしい食材で、味付けも自由自在です。
ニンニクを加えた塩ダレのように、
パンチがありつつさっぱりとした風味のものにもよく合います。
砂肝はこりこりとした食感が特徴で、焼き鳥屋さんなどでは人気ですが、
自宅ではどう料理して良いか困ることもあります。
けれど、実際に調理してみると、意外と簡単に使える食材です。
もやしも砂肝も食感が良いので、
両方を合わせることで食感の良さがパワーアップします。
●材料
もやし……2袋
砂肝……200g
ニンニク……1かけ~2かけ
レモン汁……大さじ1~大さじ1.5
塩……小さじ1
片栗粉……小さじ2
水……大さじ1
ブラックペッパー……適量
サラダ油……大さじ1/2
●作り方
1.もやしはざるにあけて洗い、水気を切っておきます。
砂肝は5mm幅くらいの薄切りにします。
ニンニクは皮を剥き、すりおろします。
器にすりおろしニンニク・レモン汁・塩・片栗粉・水・ブラックペッパーを入れ、
塩が溶けるまでよく混ぜておきます。
2.フライパンにサラダ油を入れ、中火にかけます。
フライパンが温まったら砂肝を入れ、8割くらい火が通るまで炒めます。
砂肝に火が通ったら、火を強火にしてもやしを加え、全体を混ぜながら炒めます。
3.全体が混ざったら、塩ダレを加えて混ぜながら炒めます。
塩ダレにとろみがつき、もやしに火が通ったら出来上がりです。
●ポイント
塩ダレにあらかじめ片栗粉を入れておくことで、
タレを加えた後に火が入り、自然ととろみがつきます。
塩ダレを加える直前によく混ぜ、
沈殿している片栗粉をとかしておくのがポイントです。
今回のレシピは砂肝で作っていますが、
豚バラなどの他のお肉を使っても作ることができます。
塩ダレを加えたとたん、もやしから水分がどっと出てくるので、
強火で水分を飛ばしながら炒めます。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培
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]]>The post ニンニク 肥料不足 first appeared on ニンニク栽培.com.
]]>
ニンニクを、基本に忠実に栽培していたと思っていても、
肥料不足を起こしてしまうことが多々あります。
肥料不足のニンニクの具体的症状と、
また、肥料不足と分かった場合の時期別の対処法をご案内します。
[ニンニク 肥料不足]
■肥料不足になると
ニンニクが肥料不足になると、
どのような状態になるのかを知っておきましょう。
肥料不足であることが早期に分かることにより、
対処でき、良い収穫を迎えることもできます。
・葉先が変色する
伸びた葉の先が、黄色く変色したり、
少し枯れたようになることがあります。
葉の他の部分に変色や病変がなく、害虫の被害がない場合は、
肥料不足である可能性が高いです。
植え付けて芽が伸び、葉の数が数枚になって以降、
このような症状が出た時は、追肥をして対処しましょう。
ただし、冬の間は追肥の必要はありません。
冬の間はほとんど生育しておらず、春以降に葉を伸ばし、
球を肥らせる準備をしている期間のため、肥料分が不要です。
冬季に無理に追肥すると根が傷み、
肥料焼けを起こすことがあるので気を付けます。
・球肥りが悪い
収穫してみたけれど、球があまり大きくなっていない場合は、
肥料不足が考えられます。
もちろん、他のことが原因の可能性もありますが、
環境に問題がなく、ニンニクの品種が地域に合ったものであれば、
肥料不足が原因とみて間違いないでしょう。
ニンニクの発芽
■肥料不足の時期別対処法
肥料不足だと感じた時、対処できる時とできない時があります。
もし肥料不足に気づいた時、対処できる時期であれば、
すぐに対処すると、立派なニンニクを収穫できる可能性があります。
・植え付けから冬前
植え付けた後から本格的に寒くなってくるまでの間に、
ニンニクは数枚の葉を出します。
この期間に、葉先が変色したり、枯れたようになったりと、
肥料不足の症状が出たのであれば、時期でなくても追肥を行います。
ニンニクは元肥として完熟発酵堆肥をたっぷり入れておきます。
堆肥はゆっくりと効果が出るため、
本来であれば植え付けから1か月ほど経った頃と、
年を越して2月~3月頃に2回目の追肥を行うだけです。
寒くなるまでの間に、1回目の追肥の時期がやってきますが、
それでも肥料不足の症状が出たままの場合は、
即効性のある液体肥料を与えて様子を見ます。
・冬の間
冬の間、肥料切れと同じく葉先が傷む症状が出ることがありますが、
これは肥料切れが原因ではなく、寒さのためです。
冬の間はむしろ肥料を与えると、
根や葉が傷んだり腐ることがあるため、追肥はしません。
・4月頃まで
冬が終わり、だんだんと暖かくなってくると、
ニンニクも生育を再開します。
2月~3月頃に、2回目の追肥を行いますが、
それ以降に肥料切れのサインが出た場合は、
冬前と同様に液体肥料を与えて様子を見ます。
ただし、追肥がプラスの効果を発揮するのは収穫の2か月ほど前までです。
それ以降に追肥をすると、ニンニクに苦みが出たり、
球が腐ったりすることがあるので注意しましょう。
試掘りをしてみてくださいね、こちらは紫々丸
・収穫間近
収穫が近くなった頃、ニンニクがどれくらい肥ったかを、
試掘り=軽く掘って確認する場合があるでしょう。
その時、思っていたよりも肥っていなかったからといって、
追肥をしてはいけません。
ニンニク栽培で追肥が可能なのは収穫の2か月ほど前までです。
この時点では、葉に肥料切れのサインが出ていても、
球の肥りが悪くても、追肥はおすすめできません。
収穫の目安は、半分くらいの葉が黄変した頃です。
球肥りを確認した時期にもよりますが、
終盤で急激に球を肥らせることもあるため、
実際に収穫するまでは、本当に失敗だったかどうかは分かりません。
もし肥料に細心の注意をはらったにも関わらず、
収穫したニンニクが小さかった場合は、
肥料以外の何かが原因であることが考えられます。
球が小さくなった原因を確認し、次の栽培に活かしましょう。
*地植え、プランター栽培の方法をわかりやすく書いてみましたのでご確認ください。
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
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■こんにゃくのガーリックステーキ
ガーリックステーキは、ご飯もお酒もすすむ料理ですが、
お肉を使うとどうしても気になるのが、カロリーです。
ダイエット中でなくても、高カロリーなものを食べるのは気が引けます。
そんな時は、低カロリー食材の代表であるこんにゃくを使った、
ガーリックステーキが意外に美味しくてお勧めです。
焼く時に少量の油は使いますが、もともとこんにゃくは低カロリーですし、
お肉を使ったステーキを食べることに比べれば、カロリーが低くなります。
味付けにはニンニク1かけを、半分はスライスしてガーリックチップに、
残り半分はすりおろして調味料と一緒に加えます。
ニンニクのパンチのある香りが食欲を誘っても、
こんにゃくが材料であれば、カロリーを気にせずいただけます。
●材料
こんにゃく……1枚(130g)
パプリカ……赤、黄各1/2個
ニンニク……1かけ
バター……5g
醤油……大さじ2
砂糖……大さじ1
みりん……大さじ1
酒……大さじ1
サラダ油……小さじ1
炒りゴマ……適量
●作り方
1.こんにゃくは半分の厚みに切ってから、
表と裏に格子状の切れ目を軽く入れます。
食べやすい大きさに切ったら、
ボウルにこんにゃくと塩一つまみ(分量外)を入れてよく揉みます。
5分ほど経ったら水でよく洗い、水気をふき取っておきます。
パプリカは種を取り除いて洗い、3cm角くらいの大きさに切っておきます。
ニンニクは1かけを縦半分に切り、芽があれば取り除いておきます。
半分はスライス、残り半分はすりおろしておきます。
器にすりおろしたニンニクと、醤油、砂糖、みりん、酒を加えたら、
よく混ぜて砂糖をとかしておきます。
2.フライパンに油を入れ、中火にかけます。
フライパンが温まったら、こんにゃくを入れて両面に焼き色を付くまで焼き、
一度フライパンから出します。
火を弱火に落とし、フライパンにバターとスライスしたニンニクを入れます。
ニンニクの香りが出て色がついてきたら、
こんにゃくとパプリカを加えて中火にします。
こんにゃくとパプリカにバターが回ったら、合わせておいた調味料を加えます。
3.時々全体を混ぜながら、調味料の水分を飛ばします。
水分が飛んで調味料がこんにゃくに絡んだら、
仕上げにゴマをお好みで加えて混ぜ、器に盛りつけたら出来上がりです。
●ポイント
こんにゃくは、塩もみをすることで臭いがある程度は抜けますが、
まだ気になる場合は、5分~10ほどお湯で煮ると、さらに臭いが減ります。
バターとニンニクを入れる時、こんにゃくを焼いた直後なので、
フライパンの温度が高い場合があります。
あまりフライパンが熱すぎると、バターもニンニクもすぐに焦げるので、
少し熱を落ち着かせてから加えましょう。
ニンニクは焦げやすいので、色がついてきたなと感じたら、
すぐにこんにゃくとパプリカを入れるようにします。
■こちらもお勧めニンニクレシピ
・ニンニクの醤油漬け
・たこのアヒージョ
・ニンニクと海苔のスープ
・ニンニクのトースター焼き
・ニンニク味噌
・ニンニクと海苔の炊き込みご飯
・レンコンのアリオリサラダ
・叩きキュウリ ニンニク風味
・ガーリックハーブバター
・長芋とコーンのガリバタ醤油
・中華風ドレッシング|ニンニク風味
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]]>ニンニク畑
ニンニクは、秋に種球を植え付けて育てます。
冬の間は、休眠状態となるため、あまり生長が見られません。
その後は気温上昇にともなって生長が始まりますが、
いつでも同じ頻度で水やりをしていると、やりすぎとなる場合があります。
ニンニク栽培では、水をやりすぎるとどうなるのでしょうか。
[ニンニク 水 やりすぎ]
■ニンニク 水 やりすぎ
ニンニクは、生育状態に合わせた水やりがポイントとなります。
ニンニクの栽培法の中には、少々粘土質の土で育てるというものがあります。
この場合、土が硬いと球の締まりが良くなるということを狙うようですが、
うまくいくとは限りません。
基本的には、水はけの良い土で育てます。
けれど、水をやりすぎてしまえば、簡単に過湿状態になります。
水をやりすぎることで過湿になると、ニンニクには色々な弊害が出ます。
・根腐れ
ニンニクを育てたことがある方は、収穫する時に根を見たことがあるでしょう。
タマネギや長ネギなど、他のネギ類も似たような根の形状をしていますが、
ニンニクの根は意外と粗いです。
トマトやナスなどの野菜は、細かい根が大きく広がっていきますが、
ニンニクの根はそれほど細かく分岐しません。
細いもやしのような根が、一定の範囲まで広がった後は、
必要以上に伸びることはほとんどありません。
こういった根の多くは、水分の他に空気を多く欲します。
ニンニクも新鮮な空気を多く欲しがるため、過湿は大敵です。
土が湿った状態が続くということは、土の粒と粒の間に水分が含まれたままとなり、
空気が少ない状態が続きます。
こうなると、ニンニクが欲しているだけの空気を供給できなくなり、
根腐れの状態となります。
ニンニクがいくら丈夫な植物だといっても、根が傷めば生育が悪くなり、
最悪は枯れることもあります。
ニンニクの根はまばらで短い
・病気感染
水のやりすぎによって過湿が続けば、根が傷みます。
また、垂れた葉が湿った土に触れ続けることで、傷むこともあります。
こういった傷口から、病気の菌が侵入し、病気にかかります。
また、ニンニクがかかると厄介な病気の中には、
春腐病のように、湿気が高い環境下で感染が増えるものもあります。
水をやりすぎて過湿になると、病気の原因となる菌も増えやすくなるので、
水の与え方には、注意が必要です。
・肥料過多
水のやりすぎと肥料過多は、一見すると無関係なように見えます。
けれど、実はかなり密接な関係にあります。
ニンニクに与える肥料にもよりますが、肥料成分を粒状に固めたタイプの肥料は、
水に触れることによって、肥料成分が溶けだします。
そのため、水をやりすぎると、大量の肥料成分が溶け出ることとなります。
肥料成分が一時的にでも多く出ると、土の中の肥料濃度が高くなります。
肥料濃度が高くなれば、根が肥料成分に触れて傷み、肥料焼けの状態となります。
また、適切量しか与えていなくても、肥料過多と同じ状態となり、
生理障害や病害虫の被害を受けやすくなります。
地植えであれば、真冬まで水やりはほぼ不要です
■生育段階による水やり
ニンニクは、秋に種球を植え付け、
地上に芽が出てきたものが真冬になるまで生長を続けます。
真冬の間は休眠状態となるため、ほとんど生長が見られません。
その後、春になって気温が上がってくると、また生長が始めます。
収穫時期の1ヶ月半~2ヶ月ほど前から、球部分の肥大が始まり、
その後地上部が枯れてきたら収穫となります。
植え付けから冬になって生長が止まるまでは、
土が乾くようであれば水やりを行いますが、降雨だけでも過ごせることが多いです。
冬の間は、生長もほとんどありませんし、気温が低く土が乾きにくいので、
よほどのことがない限りは、水やりは不要です。
春になると、気温の症状と再生育のため、冬に比べると格段に水を要求します。
けれど、ここで大量に水を与えると、根腐れや病気発生を助長するので、
あくまでも土が乾いたら与えるスタンスを貫きます。
球の肥大期に入っても、過乾燥は避けますが、
過湿にはならない程度に水やりを行います。
地植え栽培か容器栽培かに関わらず、この水管理は変わらないので、
何日に1回水やりをするというよりも、土が乾いたら水やりをする、
という風に考えると良いでしょう。
■水やり以外の過湿に注意
ニンニク栽培では、水やり以外でも加湿になる可能性があります。
秋や春に起こりやすい長雨時には、ニンニクと土をよく観察しましょう。
雨が降っても排水がうまくできていれば、ある程度は耐えられるので、
排水を改善しておくのがお勧めです。
心配なエリアでは、栽培場所の周りに水分を流すための溝を作ったり、
高畝にして水はけを確保します。
もちろん、土作りの段階で腐葉土などを混ぜ、改良しておくのも有効です。
近年の異常気象によって、いつ大雨や長雨が降るか分かりません。
心配な場合は、雨よけ栽培をしておくと良いでしょう。
支柱とビニールを使った簡単な雨よけでも、
何もしていない場所よりは雨がかからなくなるので、効果が期待できます。
ただし、雨よけをしていると、降雨による潤いがなくなるため、
雨が降っていても水やりの必要が出てきます。
土の状態をこまめに観察し、乾いたら水を与えましょう。
■参考
・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培
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