新ニンニク 特徴

ニンニク栽培.com

新ニンニク 特徴

読了までの目安時間:約 7分

 

スポンサードリンク


新ニンニクをご存知でしょうか? 家庭菜園ならではの味!

 

スーパーで売っているニンニクとは、
一味も二味も違う新ニンニク生ニンニク)の特徴をご紹介しましょう。

 

 

 

[新ニンニク 特徴]

 

 

■新ニンニク 特徴

 

新ニンニクとは、掘りたてのニンニクを乾燥させていない生のニンニクです。

 

通常、ニンニクは収穫後に乾燥させ、水分を抜きます。
内側の鱗片部分の水分はほとんど抜けませんが、
表面の皮の水分が抜けて乾くため、カビなどが発生しにくくなります。

 

新ニンニクは、その収穫後の乾燥を行わない、生のままのニンニクです。
そんな新ニンニクの特徴をまとめました。

 

 

掘り立てなので、ジューシーです

 

 

・水分が多い 
通常のニンニクのように、収穫後の乾燥をさせていないため、
その分水分が多いのが新ニンニクです。

 

中の鱗片だけでなく、外側の皮の水分もほぼ抜けていない状態のため、
普通のニンニクのようにカサカサしておらず、皮もしっとりとしています。

 

鱗片部分は水分をたっぷり含んでふっくらとしていて、見るからにおいしそうです。
皮を1枚ずつ剥くと、皮と皮との間に水滴が残っているほど、水分が多く含まれています。

 

・色が白い
収獲したニンニクを乾燥させていくと、少しだけ色が濃くなります。
特に気になるほど色が濃くなるわけではありませんが、
乾燥させていない新ニンニクと比べると、一目瞭然です。

 

新ニンニクの方は、土汚れのついた一番外側の皮を剥くと、
中は輝くような白い皮が出てきます。
鱗片も、乾燥後のものに比べると白っぽいように見えるから、不思議です。

 

 

カツオのたたきに使ってみたら、驚きの美味しさです!

 

 

・香りがフレッシュ
新ニンニクもニンニクの香りを持っていますが、
乾燥させたニンニクに比べると、フレッシュ感が加わったような香りがします。

 

生の状態で切ってみると、ニンニクが持つ特有の香りがありつつも、
水分が多いためかみずみずしい香りも含まれています。
この風味を楽しめるのも、新ニンニクの醍醐味です。

 

 

ソテーしただけでも美味しいです

 

 

・食感がみずみずしい
新ニンニクを食べてみると、食感の違いにも驚きます。
生で食べると、通常のニンニクには感じられないみずみずしさがあります。

 

火を通した時には、独特のもちもちとした食感が加わります。
乾燥させた後のニンニクを使って、丸ごと揚げたり焼くメニューも人気ですが、
新ニンニクを使った丸揚げや丸焼きも、また違った食感で絶品です。

 

・販売期間が限られている
ニンニクを乾燥させていない状態のものを新ニンニクと呼ぶため、
販売されている期間はかなり限られています。

 

通常のニンニクは1年中みかけますが、
新ニンニクは、収穫期にしか見かけることはありません。

 

ネット通販でも、収穫期のみの販売がほとんどなので、季節限定商品となります。
ニンニクの収穫期は、栽培している地域によって多少のずれがあるため、
新ニンニクの旬は5月~7月であることが多いです。

 

 

牛刺しにも、ぴったり

 

 

・貯蔵性には劣る
ニンニクは乾燥させることで、貯蔵性を高めています。
そのため、通常の乾燥させたニンニクは、
収穫後に何か月か経過しても、まだ使える状態を保っています。

 

ところが、新ニンニクは乾燥の過程がないため、水分がとても多い状態です。
皮にもしっかりと水分が残っている状態のため、皮と皮の間に湿気がこもり、
カビが発生しやすくなります。

 

また、内側の鱗片も水分が多いため、外側には特に変化がなくても、
内側から腐ってしまうこともあります。

 

もちろん、乾燥させることで保存は効くようになりますが、
乾燥させたものは通常のニンニクと同じ状態となるため、
それはもう新ニンニクではありません。

 

新ニンニクを新ニンニクとしておいしく食べるためには、
手に入れた後できるだけ早く消費することが、絶対条件となります。

 

 

生で使い切れないときは、干して貯蔵します

 

 

・鍋にこびりつきやすい
新ニンニクを使ったお勧め料理は、丸ごと揚げたり焼いたりするシンプルなものですが、

普通のニンニクと同じように、パスタなどの料理に使うことも可能です。

 

ただ、新ニンニクはとても水分が多く、切るととてもベタベタしています。
そのため、フライパンなどで油に浸して弱火で熱を加えても、
すぐに鍋にこびりついたり、表面が焦げたりすることが多いです。

 

焦げないよう、ごく弱火でじっくりと火を通すのが、
新ニンニクを使う時のポイントです。

 

■参考

・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培



スポンサードリンク

 

タグ : 

ニンニク栽培 Q&A

人気の記事