ニンニク ベランダ栽培

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ニンニク ベランダ栽培

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ニンニクは、ベランダでも育てられます

 

 

ベランダでは、プランター、鉢などの容器栽培が基本となります。

また、ベランダで育てる時に注意したいことをご紹介していきます。

 

 

[ニンニク ベランダ栽培]

 

 

■基本の育て方

 

ニンニクのベランダ栽培の基本は、プランターの栽培と変わりません。

 

植え付けの時期や、品種や種球の選び方、
水やりや追肥のタイミングも同じです。

 

日当たりが良い場所で育てることも同様です。
収穫する目安も、葉が枯れてきた頃です。

 

ベランダの場合は、壁の高さや周りの建物によって日当たり具合が異なるので、
一度どれくらいの日当たりがあるかを調べておきましょう。

>>ニンニク プランターの栽培

 

 

■容器選び

 

ニンニクを育てるのに必要なスペースが確保できるなら、
プランター栽培でも十分育てることができます。

 

一般的な品種を育てるのであれば、深さは20cmほどあれば大丈夫です。
株間も15cmほどなので、市販の標準プランターで育てられます。

*幅65cmの標準プランターであれば、2条植えができるので、
1プランターで10粒=10鱗片くらい植え付けることができます。

 

深さが確保できるなら100円均一のミニプランターでも大丈夫です。
鉢でや発泡スチロールのトロ箱も、水抜け用の穴があれば育てられます。

 

容器を置くスペースがあれば、容器の数を増やして、いろいろな品種を楽しめます。

 

 

深さが20cmあれば、容器栽培ができます

 

 

■寒さ対策

 

ニンニクは、ある程度の耐寒性があります。
ベランダで育てる場合、寒冷地でも積雪することはあまりないでしょう。

 

地植えだと雪が積もりますが、ベランダの場合は屋根がある分、雪が積もりにくいです。
ただ、霜が降りることがあるので、少しだけ防寒対策をしておきましょう。

 

地植えでは、主に黒色マルチを利用しますが、
容器栽培では、ワラ腐葉土を敷いてあげるのが適しています。

 

株元が隠れる程度にワラや腐葉土を敷くと、保温と霜よけになります。
マルチをしておくことで、冬の間の寒さを軽減することができると同時に、
春先からの地温上昇を促すことができます。

 

春になって気温が上がってくると、休眠していたニンニクも再び成長を始めます。
株元を温かくして地温を上げることにより、容器栽培でも生育が良くなります。

 

 

自然に還元できるワラが便利です

 

 

■土寄せ

 

ニンニク栽培で、土寄せという作業が必要になることがあります。
必ず行う作業というわけではありませんが、
株元に土を寄せることで、保温効果と水はけが良くなる効果が期待できます。

 

容器栽培の場合、植え付け後ある程度育つと、最初より土が減ることがあります。
浅植えになり過ぎると、寒さの影響を受けやすくなったり、
風によって株が倒れることが多くなります。

 

1cm~2cmほど、土寄せをかねて土増ししておきます。

 

 

■強風

 

ベランダは、高層階になるしたがって、風が強くなります。
また、すぐ近くに高いビルなどが建っている場合は、
ビル風の影響で強い風が吹くこともあります。

 

ニンニク栽培では、風通しが良いことは大切ですが、強風はあまり良くありません。
強風に当たることで、ニンニクの株が倒れることがあります。

 

葉が折れ曲がる程度なら問題ありませんが、株全体が倒れると、
生長している根が地上まで浮き、傷ついてしまいます。

 

まずはニンニクに強風が当たらない場所を選ぶようにしましょう。
ニンニクを植え付ける時に浅植えにならないようにすることで、
ある程度は風に対応できるようになります。

 

また、必要であれば土寄せ(土増し)をするのもお勧めです。

 

 

水切れに注意します

 

 

■水切れ注意

 

ベランダの環境にもよりますが、屋根のあるベランダでは、
ニンニクを育てている容器に雨が当たらないことが多くなります。

 

雨が当たらないと、水やりをしない限り、水分補給ができません。
プランターや鉢などの容器栽培は、
地植えに比べると土の容量が少なく、乾燥しやすくなっています。

 

冬は気温は低いですが、乾燥していることも多く、意外と土が乾きます。
水切れを起こすと生育が悪くなるので、
土の状態をこまめにチェックしておきましょう。

 

乾燥を防ぐため、ワラや腐葉土のマルチをしておくのも効果的です。

 

 

■肥料切れ注意

 

容器栽培での注意点となりますが、肥料切れにも注意が必要です。
容器栽培は、水を与える時に余分な水が容器の底から出てきます。

 

この水やり時に、土の中に含まれている肥料成分も一緒に流れて出ていきます。
そのため、地植えよりも肥料を保持する力が弱く、肥料切れを起こすことがあります。

 

追肥のタイミングは地植えと同じですが、収穫期以外で葉色が悪くなるなど、
肥料切れの症状が出た場合は、液体肥料を与えて様子を見ましょう。

 

ただし、冬の間はほとんど生育することがないので、追肥の必要はありません。

 

■参考

・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・ニンニクの芽 栽培
・行者ニンニク 栽培



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ニンニク栽培 Q&A

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