ニンニク栽培 農家

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ニンニク栽培 農家

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実際に、農家の方はニンニクをどのように育てているのか、気になりませんか?

 

 

スーパーで売られている国産ニンニクは、いつ見ても大きくて立派です。
家庭菜園と農家のニンニクには、育て方に違いはあるのでしょうか。

 

[ニンニク栽培 農家]

 

 

■用土の作り方

 

ニンニクに限った話ではありませんが、
やはり土は植物を育てるためにとても大切なものです。

 

土の良し悪しや、土質がニンニクに適切かどうかで、ニンニクの生育が変わります。

 

土質が悪いだけで、病気にかかりやすくなったり、
うまく球が肥大しなかったりと、トラブルが多く発生します。

 

こういったニンニクのトラブルの発生をできる限り減らし、
育つために必要な養分を含んだ育ちやすい環境を目指すのが、プロの農家です。 

 

そもそも、ニンニクがどのような土を好むのでしょうか?
ニンニク自体は、本来とても丈夫なので、育てるだけなら土質はあまり問いません。

 

しかし、商品として出荷できる大きさや、味や香りの良いニンニクを育てるには、
ニンニクがいちばん好む用土を作る必要があります。

 

ニンニクが好む土とは、ふかふかと柔らかく、水はけと水もちの良い肥沃な土です。
ふかふかと柔らかい土は、根を広げるのに障害がなく、
球が肥大する時にも柔らかく受け止めます。

 

水はけが良い土は、新鮮な空気を水とともに含み、
根が過湿などで傷むのを防ぐことができます。

 

水はけが良いだけでは、必要な水分が吸収できないこともあるため、
水もちも良くなければいけません。

 

ニンニクの根は、過湿にも乾燥にも弱いものなのです。
また肥沃な土であれば、ニンニクは長い栽培期間の中でじっくりと育ち、
旨みと甘み、濃厚な香りを持つようになります。

 

こういったニンニク栽培に最適な土を作るのは、一朝一夕では無理があります。
何年もかけて堆肥や腐葉土をすきこみ、ニンニクに適した土にしてく必要があります。

 

さらに、連作の問題、在来品種の活かし方、水田転換畑の作物としての利用も、
いろいろな手段が考えられています。

 

 

■生育のチェックと管理

 

ニンニクの育て方を資料やインターネットで探してみると、
どの時期に植え付けをするか、いつ追肥が必要かなどが書かれています。

 

もちろん、ニンニクを育てるための基本は頭に入れておく必要があります。

 

しかし農家は、基本の育て方に必要な作業が、
ニンニクにとっていつ必要なのかをこまめにチェックしています。

 

植え付けの適期が大幅にずれることはありませんが、
その年に気候によっては前後することもあるでしょう。

 

芽が出てきてから冬になるまでの間、どれだけニンニクが生長するか観察し、
越冬後の適切な管理をすることも、美味なニンニクを収穫するのに重要です。 

 

・葉数
植え付けをした後、しばらくすると芽が地上に出てきます。
この芽が伸びてきて、冬になって生育が止まるまでの間に、
必要なだけ葉を育てておく必要があります。

 

葉の数は3枚~4枚が基準で、4枚でそろっているのが理想的です。
それよりも少ないと、冬を越えた後の生育スピードがあまりのらず、
球があまり大きくならなかったりします。

 

農家としては逸品のニンニクを多く育て、出荷するかが収入に直結します。
まず何株収穫できたのか、そのうち秀品がどれほどあるかが重要なのです。

 

では、葉数が多ければ良いかというと、そうでもありません。
葉の枚数が多いということは、それだけ株が大きくなっているということです。

 

株が大きくなり育ちすぎていると、冬の間に寒害を受けやすくなり、
その結果としてニンニクの総収量が落ちてしまいます。

 

冬を越えて春を迎えた後は、ニンニクの生育は旺盛になります。
3枚~4枚の状態で越冬した葉も、数を増やします。

 

春以降の葉は、光合成をして養分を作ります。
養分が足りなければ、球の肥大を促すことができません。

 

春以降は、最終的に10枚くらい葉が必要となります。
栽培期間を通して、葉数のチェックとコントロールを行います。

 

 

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ニンニクはできれば試し掘りをすると収穫がスムーズです

 

・根の生育
葉と同じように重要なポイントなのが、根です。
地上部では葉が増えたりするので目立ちますが、
地下でも根が生育しているかどうかで、うまく育っているかどうかの判断をします。

 

植え付けから、冬に生育が止まるまでの間に、
できるだけ根張りの良い状態を作ります。

 

根張りを良くすることで、冬の間の寒さに耐える力がつきますし、
春以降の生育も良くなります。

 

家庭菜園ではあまり行いませんが、
冬になる直前に、一度根からニンニクを掘り上げます(試し掘り)。

 

掘り上げたニンニクの根をチェックし、
きちんと根が育っているか、傷みや病気のサインはないかを見ます。 

 

・越冬後の管理
寒い冬を越えた後、気温の上昇とともにニンニクの生育もスタートします。
春以降は収穫までノンストップで生育しますし、地上の葉も数を増やし、
地下では鱗片が形成されたり、球が肥大したりと大忙しです。

 

その分、必要となる養分も多いので、光合成をして養分を作るための葉と、
土の中から養分を吸収するための根は、とても重要な役割を担っています。

 

春先に極度に乾燥することがあり、
それにともなって土も乾燥しやすくなることがあります。

 

土が乾燥した状態では、追肥をしていても土に肥料成分が溶け出ず、
肥料切れとなることがあります。

 

肥料が足りていないことで、葉先が枯れるなどの症状も出やすくなります。
根が健全でも吸い上げる肥料がなかったり、
養分を作るための大切な器官である葉が傷むと、それだけで生育に支障が出ます。

 

冬前にも根傷みや葉枯れには注意が必要ですが、越冬後は特に注意します。
また、土が乾燥しすぎて、肥料切れを起こさないよう、適宜水を与えることも大切です。

 

プロの農家では、農業指導センター、JA全農などで、助言や指導を受けられます。
また、ニンニク栽培の専門業者さんも、実地見学でき栽培方法もサイトで紹介しています。

 

いろいろな情報源で知識と栽培能力を高めていくと良いですね。

 

・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培



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