ニンニク 栽培

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行者ニンニク 栽培

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gyojyaninniku

5月上旬頃から収穫でき、貴重な山菜として人気があります

 

 

■行者ニンニク 栽培データ

 

英名・学名 ascetic garlic・A.v.subsp. platyphyllum
形態 多年草
原産地 日本、中国
草丈/樹高  20cm~30cm
開花期 7月
花色
栽培難易度(1~5)  3
耐寒性 強い
耐暑性 やや弱い
特性・用途  耐寒性が強い、中級者向き

 

 

■行者ニンニク 栽培

 

・栽培環境
行者ニンニクは、山中に自生することが多いので、
半日陰の環境を好みます。

 

何年も育てた大株のものは、多少は暑さや日差しに強くなりますが、
夏の直射日光など、強すぎる日差しは禁物です。

 

肥沃で、水はけと水持ちの良い土を好みます。

 

 

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畝を作る場合は、幅60cm高さ10cmくらいが良いです

 

 

・土作り
植え付けの2週間前までに土作りを終えるようにします。
行者ニンニクは肥沃な土を好むため、
堆肥や腐葉土をたっぷりとすきこんでおきましょう。

 

弱酸性の土を好みますので、苦土石灰を加える必要はありません。
畝を作る場合は、幅60cm高さ10cmくらいのものを作ります。

条間は20cmとるようにし、3条植え付けることが可能です。

 

 

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8月下旬に、千草園芸さんで入手した苗

 

 

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芽が動き出しています

 

 

・植え付け

行者ニンニクは種から育てることもできますが、
収穫できる大きさになるまでに最低でも4年~5年はかかります。

 

植え付けた後に、できるだけ早く収穫したい場合は、
やはり苗や球根を買い求めるのが良いでしょう。

 

苗は、春先や秋~冬にかけて店頭に並ぶとが多いですが、
数を多く仕入れている店が少ないため、
あらかじめ納品時期などを確認するか、予約しておくと安心です。

行者ニンニクの植え付けは、育てる地域によって少し変わります。

 

◎地域による植え付け適期
・暖地(氷点下にならない)の場合
10月~3月上旬まで植え付けが可能です。
真冬の寒さを楽に過ごせるよう、
10月~12月までに植え付けるとなお良いです。

 

・寒冷地(氷点下になる)の場合
9月~10月か3月頃に植え付けを行います。
行者ニンニクは、耐寒性が強いほうです。

 

しかし満足に根が張らないうちから寒さに当たってしまうと、
根や球根が傷んだりすることがあります。

 

夏の暑さが過ぎた頃に植え付けをし、寒さに備えましょう。

 

あらかじめ土作りを終え、
畝を作ってある場所に植え付けを行います。

 

行者ニンニクは密植にした方が生育がよくなるため、
株間は5cm~10cmくらいです。 

 

狭く感じますが、球根が増えて窮屈になった時には、
株分けをすることで混み過ぎるのを解消できるので、
心配は無用です。

 

植え付けが終わったら、たっぷりと水を与えておきましょう。

 

・水やり

土が乾いていると感じたら、水を与えるようにします。
寒い間は、乾いてもいないのに水を与えると、

湿気が多すぎて球根や根が傷むので注意します。

 

・肥料・追肥

・地植えの場合は、植え付ける時に、

化成肥料ではなく堆肥、油粕、鶏糞や腐葉土を十分に入れることで、

元肥だけでじゅうぶん育ち、追肥の必要はありません。

*行者ニンニクの生育や葉色が悪くなった時にのみ、

株から離れたところに、一握りずつ有機肥料を与えます。

 

・プランター・鉢など容器栽培では、堆肥と腐葉土で十分ですが、

小さい容器で栽培をするときは、葉色を観察し、

葉色や生育が悪くなったら、液体肥料を薄めにして与えてください。

*有機液体肥料であれば、なおさら良いです。

 

・冬越し

行者ニンニクは耐寒性が強いですが、

霜がおりたり土が凍ることのある地域では、防寒をしておきましょう。
大がかりなことをしなくても、株元にマルチを敷くなどで対応できます。

 

・夏越し

行者ニンニクは暑さと強い日差しが苦手です。
育てる環境はできるだけ半日陰の場所にしますが、

どうしても日差しを受ける場所で育てる場合は、

遮光ネットなどを使って日陰を作ってあげましょう。

 

◎鉢・プランターの場合
鉢やプランターで栽培している場合は、
下にすのこやレンガを敷いて、空気の通りをよくしておくと、
熱がこもりにくく生長を助けます。

 

 

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醤油漬け、おひたし、天ぷら、卵焼きに美味です

 

 

・収穫

4月中旬~5月中旬頃に収穫が可能になります。
収穫の方法には2種類あるので、
育てている株数や環境によって変えていきます。

 

・すべての葉を収穫
地上部にはえている葉を、株元の茎を4cm~5cmほど残して、
すべて刈り取ってしまう方法です。

 

こうすることで1株から収穫できる葉の数は増えますが、
葉がなくなってしまったことで、翌年の収穫は見込めなくなります。

 

また、次の収穫は、葉がたくさん伸びて、
茎が太くなるまで2年~3年待ってからとなります。

 

育てている株数が多い場合は、
収穫する株と葉を残す株とに分けて収穫すると、
前年に収穫していない株から収穫できるので便利です。

 

・葉を残して収穫
下葉を2枚残して収穫する方法です。
葉を残すことにより、株が弱りにくくなります。

 

上手に管理することができれば、
翌年もまた収穫できるくらいに生長します。

 

育てている株数が少ない場合は、
この方法で、ほぼ毎年収穫することができます。

 

 

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分けつ=分球による増やし方

・増やし方
増やし方には種まきする方法と、株分けをする方法があります。

7月頃に咲く花の後に種ができるので、
それをまけば株を増やすことができます。

 

ただ、収穫ができるようになるまで数年かかるため、
すぐに収穫できるまでに育てたい方は、株分けの方がおすすめです。

 

4年以上育てた株は、2本~3本の茎が伸びてくるようになります。
これは地下で球根が分かれ、それぞれから茎が出ているからです。

 

分けつ(分球)した株は、一度掘り上げて株分けを行い、
それぞれをまた植え付けます。

 

株分けをする時は、根を切らないように手で割るか、
硬い場合はナイフなどを使って切り離します。

 

分けつしてできた子株は、
通常であれば2年~3年で収穫できるようになりますが、
早ければ1年で収穫できるまでに成長します。 

 

 

■病害虫

 

ほとんど病害虫の心配はありません。
>>行者ニンニクの苗・球を見てみる

■参考

・ニンニク 地植えの栽培
・ニンニク プランターの栽培
・ジャンボニンニクの栽培
・行者ニンニク 栽培
・ニンニクの芽 栽培



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ニンニク栽培 育て方

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